日比 遊一(ひび ゆういち、1964年 - )は、日本の写真家、映画監督。
名古屋市立白鳥小学校、名古屋市立宮中学校、愛知県立南陽高等学校 卒業。
高校卒業後に俳優になることを目指して東京都へ上京。日活芸術学院で学んだ。20代の頃、ニューヨークへ渡った。アクターズ・スタジオの共同設立者のロバート・ルイスに師事し、7年間、演技を学んだ。その後、写真家に転身。ニューヨークを拠点に活動している。
映画監督としては、写真家で映像作家でもあるロバート・フランクのドキュメンタリー『A Weekend with Mr. Frank』を製作。2013年、長編プロジェクト『ROAD KILL』がカンヌ映画祭<アトリエ部門>にアメリカ代表として招待された。2014年、長編映画『An Ornament of Faith』が完成。IFPは本作を、2014年デビュー作の中のベスト25に選んだ。
2016年、ドキュメンタリー映画『健さん』を監督する。高倉健を題材にした同作は、マイケル・ダグラス、ポール・シュレイダー、マーティン・スコセッシ、ジョン・ウーらの証言で構成されている。第40回モントリオール世界映画祭にて、ワールド・ドキュメンタリー部門の最優秀作品賞を受賞した。
2018年には、演技の常識を変えたとされたスタニスラフスキーの“メソッド”の正体を探るドキュメンタリー『Method or Madness?』を製作。
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