加古川刑務所(かこがわけいむしょ)は、法務省矯正局の大阪矯正管区に属する刑務所。
全国の拘置所・刑務所で被収容者の使用するふとんの生地、工場着は、この刑務所の10工場にて一括生産されている。課長相当職以上の幹部職員は、所長を含め18人である。
2022年5月、26歳の男性刑務官による暴行事件が発生した。当該刑務官は工場の副担任にあたり、男性受刑者に対し口を開くよう指示し、消毒用アルコールを口内に噴射させる暴行を行なったとされる。2023年12月25日には被害を受けた元男性受刑者が会見を開き「死ね」などの暴言や裁縫道具を用いた身体への傷害被害を受けたことを証言した。2023年12月8日、この男性刑務官は特別公務員暴行陵虐容疑で神戸地検姫路市部に書類送検された。
所長の下に2部1課を持つ2部制施設である。
犯罪傾向の進んでいない男子で、刑期10年未満の者を収容している。 一般区の1工場〜15工場(欠番あり)では、それぞれに割り当てられた製品加工や生産作業をしている。また、上記の生産工場のほかにも、営繕、図書、統計、洗濯、訓練、内掃、炊場(外部委託で廃止)などの経理工場もある。 受刑者は、病棟と1寮〜5寮までの6つの寮に収容されて生活をしている。 病棟と1寮と2寮と3寮は2階建てで、2階を上・1階を下と呼称。4寮と5寮は3階建てで、それぞれの階数を上・中・下と呼称。
病棟・1寮、2寮、4寮、5寮上が単独室 (1寮と2寮下は調査・懲罰房)、 病棟・3寮・5寮下・5寮中が共同室。 ※収容人数減少の為、共同室の3寮は廃止。 ※その他にも保護室や交通区や女区がある。
一般受刑者とは分離して、交通事犯の受刑者を収容する区画「交通区」が設けられている。このため、千葉県の市原刑務所に対比して、西の「交通刑務所」としても知られる。
女子受刑者の増加に伴い、全国的に女子刑務所が定員超過となったことから、敷地内の南西側に女子収容区(女区)を新設し、2012年3月から受刑者の本格的な収容を開始した。男子の収容区画とは、壁で完全に隔離されている。また、女区の職員はほとんど女性である。
東経134度52分5.4秒 / 北緯34.773667度 東経134.868167度
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