デクラレーションオブウォー: アメリカ合衆国の競走馬

デクラレーションオブウォー(英:Declaration of War)は、アメリカ合衆国生産、アイルランド調教の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍は2013年のインターナショナルステークス、クイーンアンステークス。馬名の意味は「宣戦布告」。

デクラレーションオブウォー
デクラレーションオブウォー: 戦績, 種牡馬時代, 血統表
2013年、ヘリテイジステークスのパドックにて
欧字表記 Declaration of War
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2009年4月29日(15歳)
War Front
Tempo West
母の父 Rahy
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Joseph Allen
馬主 Mrs J Magnier & M Tabor & D Smith & J Allen LLC
調教師 エイダン・オブライエンアイルランドの旗 アイルランド
競走成績
生涯成績 13戦7勝
勝ち鞍
GI インターナショナルステークス 2013年
GI クイーンアンステークス 2013年
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戦績

4歳となった2013年クイーンアンステークスでGI初勝利を果たす。その後はエクリプスステークス2着、サセックスステークス3着、ジャック・ル・マロワ賞4着と惜敗が続いたが、続くインターナショナルステークスではエクリプスステークスで敗れたアルカジームに雪辱を果たす形で優勝し、GI2勝目を挙げた。レース後、調教師のエイダン・オブライエンはかつて管理した名馬ジャイアンツコーズウェイのようにダートにも適性があると判断し、ブリーダーズカップ・クラシックへの挑戦を表明した。

迎えたブリーダーズカップ・クラシックでは初ダートながら2番人気に推され、勝ち馬ムーチョマッチョマンからハナ、アタマ差の3着に好走する。同レースを最後に現役を引退した。

競走成績

以下の内容は、Irish Racing.comおよびEQUIBASEの情報に基づく。

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2011.11.10 ポミシェ 未勝利 AW8f 1着 C.スミヨン 3馬身 (Questiondargent)
0000.12.16 ドーヴィル アローワンス AW7f 1着 C.スミヨン 8馬身 (Joropo)
2012.09.09 カラ ソロナウェイステークス G3 芝8f 4着 J.オブライエン 4馬身 Famous Name
0000.09.30 カラ モイグレアスタッドライフタイムトロフィー 芝10f 1着 J.オブライエン 3馬身1/2 (Ebazan)
0000.10.05 ダンドーク ダイヤモンドステークス G3 AW11f 1着 J.オブライエン 1/2馬身 (Along Came Casey)
2013.04.14 レパーズタウン ヘリテージステークス 芝8f 1着 J.オブライエン 2馬身1/2 (Bold Thady Quill)
0000.05.18 ニューベリー ロッキンジステークス G1 芝8f 5着 J.オブライエン 11馬身1/4 (Farhh)
0000.06.18 アスコット クイーンアンステークス G1 芝8f 1着 J.オブライエン 3/4馬身 (Aljamaaheer)
0000.07.06 サンダウン エクリプスステークス G1 芝10f 2着 J.オブライエン 2馬身 Al Kazeem
0000.07.31 グッドウッド サセックスステークス G1 芝8f 3着 J.オブライエン 3馬身 Toronado
0000.08.11 ドーヴィル ジャック・ル・マロワ賞 G1 芝8f 4着 R.ムーア 1.94馬身 Moonlight Cloud
0000.08.21 ヨーク インターナショナルステークス G1 芝10f 1着 J.オブライエン 1馬身1/4 (Trading Leather)
0000.11.2 サンタアニタ ブリーダーズカップ・クラシック G1 10f 3着 J.オブライエン ハナ+アタマ Mucho Macho Man

種牡馬時代

2014年からアイルランドクールモアスタッド種牡馬入り。2015年からはアメリカ合衆国アッシュフォードスタッドに移動した。また、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用されている。

2018年フランス2000ギニーを初年度産駒のオルメド(Olmedo)が制し、種牡馬として初のクラシック競走制覇を達成した。

2018年10月12日、日本軽種馬協会がデクラレーションオブウォーの導入を発表。2019年から日本軽種馬協会静内種馬場で供用される。

主な産駒

グレード制重賞優勝馬

※外国馬はGI級競走勝ち馬のみ記載

    2015年産
    2017年産
    2018年産
    2020年産
    2021年産

地方重賞優勝馬

    2017年産

その他

    2017年産

血統表

デクラレーションオブウォー血統 (血統表の出典)
父系 ダンジグ系

War Front
2002 鹿毛
父の父
Danzig
1977 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Pas de Nom Admiral's Voyage
Petitioner
父の母
Starry Dreamer
1994 芦毛
Rubiano Fappiano
Ruby Slippers
Lara's Star Forli
True Reality

Tempo West
1999 栗毛
Rahy
1985 栗毛
Blushing Groom Red God
Runaway Bride
Glorious Song Halo
Ballade
母の母
Tempo
1992 栗毛
Gone West Mr. Prospector
Secrettame
Terpsichorist Nijinsky
Glad Rags
母系(F-No.) 13号族(FN:13-b)
5代内の近親交配 Northern Dancer3×5=15.63%、Mr.Prospector5×4=9.38%、Nijinsky5×4=9.38%、
出典

叔父に2012年ベルモントステークスなどを勝ったUnion Ragsがいる。
全弟のウォーコレスポンダントはアメリカでG3を2勝して種牡馬入りした後、2021年にトルコへ輸出された。

出典

外部リンク

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