エジプトガン(Alopochen aegyptiacus)は、鳥綱カモ目カモ科エジプトガン属に分類される鳥類。本種のみでエジプトガン属を構成する。また、ツクシガモの極めて近い近縁種。
エジプトガン | |||||||||||||||||||||||||||
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エジプトガン Alopochen aegyptiacus | |||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Alopochen aegyptiacus (Linnaeus, 1766) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
エジプトガン | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Egyptian goose | |||||||||||||||||||||||||||
種小名aegyptiacusは「エジプトの」の意で、和名や英名と同義。
全長70センチメートル。翼長オス40-43センチメートル、メス35-38.5センチメートル。全身の羽衣は黄灰色で、眼の周囲や背、下胸の羽衣は褐色。雨覆羽は白い。次列風切にある光沢(翼鏡)は緑色。
後肢は長い。嘴や後肢はピンク色。
河川や沼などに生息する。単独やペア、家族群を形成し生活するが、換羽期には約50羽の群れを形成することもある。
繁殖形態は卵生。樹洞、岩の隙間、草原などに巣を作り、他の鳥類の古巣を利用することもある。6-12個(平均7個)の卵を産む。抱卵期間は30日。
飼育下では丈夫で適応性があるが、闘争性が強く他種のカモ類を殺すこともある。
本種は愛玩鳥として流通もしているので、日本ではおそらく飼育施設から逃げ出したと思われる個体が、ときおり野外で観察されることがある。
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