ひろでん会館(ひろでんかいかん、「広電会館」との表記も存在)とは、広島市西区己斐本町の広電西広島駅/己斐電停に隣接して建っていた、広島電鉄の所有するビル(駅ビル)である。2018年5月から解体工事が開始され、2019年6月に完了した。
ひろでん会館 | |
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ひろでん会館(2008年7月撮影) | |
店舗概要 | |
所在地 | 〒733-0812 広島市西区己斐本町1丁目18-3 |
開業日 | 1964年(昭和39年)6月10日 |
閉業日 | 2018年(平成30年)3月31日 |
施設所有者 | 広島電鉄 |
施設管理者 | 広島電鉄 |
延床面積 | 5,900 m² |
商業施設面積 | 1,450 m² |
中核店舗 | マダムジョイ己斐店 |
営業時間 | 1階:9時30分-21時 2階-6階:10時-20時 (この他、店舗によって異なる) |
前身 | ショッピングセンターひろでん[要出典] |
1964年に広電西広島駅/己斐電停のターミナルデパートとしての位置づけとして開館。地上6階、地下1階建てでエレベーターと階段に加え1 - 3階はエスカレーターで結ばれ、核テナントは広電興産(後の広電ストア)の運営する「ショッピングセンターひろでん」で、開館以来西広島地区の中心となるショッピングセンターとして利用されてきた。地下1階が食品スーパー、1階は食品中心、2階は衣料品、3 - 4階は文具店・書店・時計屋・100円ショップなどのテナントが主に入っていた。また1階部分は己斐電停の上り側ホームと一体になった構造で、2001年10月に己斐電停が広電西広島駅のホームに統合され、同時に改札口が廃止されて以降は「ひろでん横丁」と称され、既存のテナントや自販機に加え露店が設けられたりしていた。[要出典]
2017年(平成29年)2月3日に公表された広島県の耐震性能調査において、震度6強以上で「倒壊または崩壊する危険性が高い」とされたが、建替や耐震化については長らく計画されていなかった。しかし2017年(平成29年)5月9日、営業見通しの発表と共に耐震性の不足を理由としたひろでん会館の取り壊し方針を公表。テナントの退去手続きを済ませ、2018年3月31日に閉鎖された。そして同年5月7日から解体工事に着手、翌2019年6月に完了した[リンク切れ]。跡地利用は未定だが、広電西広島駅・JR西広島駅の駅前には広島高速交通広島新交通1号線(アストラムライン)が延伸乗り入れすることが決まっており、その兼ね合いでの活用が検討されていると報じられている。
なお、それまでの3年間程度の暫定活用として、賑わい作りのためにパブリックスペースや小規模店舗のある施設「KOI PLACE」(コイプレイス、略称:コイプレ)を2019年12月22日に暫定開業、翌2020年2月22日にグランドオープンとして正式開業した。
なお開業当時は地下1階 - 2階が食品から衣料品まで幅広く販売する広電ストアの直営売り場で、当時としては珍しいスーパーマーケットだった。[要出典]
那須正幹作の「ズッコケ三人組」シリーズ(ポプラ社刊)において、主人公たちが住む花山町の『花山デパート』のモデルとされており、それを示す看板も設置されていた。[要出典]
東経132度25分42秒 / 北緯34.39725度 東経132.42843度
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