この項目では、2013年シーズンの日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)について述べる。
J1 | |
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期間 | 2013年3月2日 - 12月7日 |
優勝 | サンフレッチェ広島 |
J2降格 | 湘南ベルマーレ ジュビロ磐田 大分トリニータ |
J2 | |
期間 | 2013年3月3日 - 11月24日 |
J1昇格 | ガンバ大阪 ヴィッセル神戸 徳島ヴォルティス |
J3降格 | ガイナーレ鳥取 |
J2昇格 | カマタマーレ讃岐 |
ヤマザキナビスコカップ | |
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2012年12月18日、大会方式の概要について発表された。
今シーズンからJリーグクラブライセンス制度の本格運用がスタートし、前年の審査に基づいてクラブライセンスを取得したJ1・J2計40チームによるリーグ戦が行われる。
このシーズンでは、若手選手の出場機会を増やすため、23歳以下の選手がディビジョン1からディビジョン2へといった具合に下のカテゴリーに属するクラブへ移籍する場合に限って、移籍の期間制限を1期限定で撤廃する試みを行うことが、前年10月31日に決められた。
この年はシーズン中に1993年5月15日のJリーグ開幕から満20年を迎えたことから、前年同様様々な特別企画が行われてた。
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権または降格 |
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1 | サンフレッチェ広島 (C) | 34 | 19 | 6 | 9 | 51 | 29 | +22 | 63 | ACL2014グループステージ1の出場権を獲得 |
2 | 横浜F・マリノス | 34 | 18 | 8 | 8 | 49 | 31 | +18 | 62 | |
3 | 川崎フロンターレ | 34 | 18 | 6 | 10 | 65 | 51 | +14 | 60 | |
4 | セレッソ大阪 | 34 | 16 | 11 | 7 | 53 | 32 | +21 | 59 | |
5 | 鹿島アントラーズ | 34 | 18 | 5 | 11 | 60 | 52 | +8 | 59 | |
6 | 浦和レッズ | 34 | 17 | 7 | 10 | 66 | 56 | +10 | 58 | |
7 | アルビレックス新潟 | 34 | 17 | 4 | 13 | 48 | 42 | +6 | 55 | |
8 | FC東京 | 34 | 16 | 6 | 12 | 61 | 47 | +14 | 54 | |
9 | 清水エスパルス | 34 | 15 | 5 | 14 | 48 | 57 | −9 | 50 | |
10 | 柏レイソル | 34 | 13 | 9 | 12 | 56 | 59 | −3 | 48 | |
11 | 名古屋グランパス | 34 | 13 | 8 | 13 | 47 | 48 | −1 | 47 | |
12 | サガン鳥栖 | 34 | 13 | 7 | 14 | 54 | 63 | −9 | 46 | |
13 | ベガルタ仙台 | 34 | 11 | 12 | 11 | 41 | 38 | +3 | 45 | |
14 | 大宮アルディージャ | 34 | 14 | 3 | 17 | 45 | 48 | −3 | 45 | |
15 | ヴァンフォーレ甲府 | 34 | 8 | 13 | 13 | 30 | 41 | −11 | 37 | |
16 | 湘南ベルマーレ (R) | 34 | 6 | 7 | 21 | 34 | 62 | −28 | 25 | J22014へ降格 |
17 | ジュビロ磐田 (R) | 34 | 4 | 11 | 19 | 40 | 56 | −16 | 23 | |
18 | 大分トリニータ (R) | 34 | 2 | 8 | 24 | 31 | 67 | −36 | 14 |
最終更新は2013年12月7日の試合終了時
出典: J. League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
1 第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝クラブにもAFCチャンピオンズリーグ2014参加資格が与えられるが、同大会優勝クラブがJ1リーグ戦上位に入った場合は、リーグ戦次点のクラブに参加資格が与えられる。
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権または降格 |
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1 | ガンバ大阪 (C) (P) | 42 | 25 | 12 | 5 | 99 | 46 | +53 | 87 | Jリーグ ディビジョン1 2014へ昇格 1 |
2 | ヴィッセル神戸 (P) | 42 | 25 | 8 | 9 | 78 | 41 | +37 | 83 | |
3 | 京都サンガF.C. | 42 | 20 | 10 | 12 | 68 | 46 | +22 | 70 | J1昇格プレーオフに出場 1 |
4 | 徳島ヴォルティス (O) (P) | 42 | 20 | 7 | 15 | 56 | 51 | +5 | 67 | |
5 | ジェフユナイテッド千葉 | 42 | 18 | 12 | 12 | 68 | 49 | +19 | 66 | |
6 | V・ファーレン長崎 | 42 | 19 | 9 | 14 | 48 | 40 | +8 | 66 | |
7 | 松本山雅FC | 42 | 19 | 9 | 14 | 54 | 54 | 0 | 66 | |
8 | コンサドーレ札幌 | 42 | 20 | 4 | 18 | 60 | 49 | +11 | 64 | |
9 | 栃木SC | 42 | 17 | 12 | 13 | 61 | 55 | +6 | 63 | |
10 | モンテディオ山形 | 42 | 16 | 11 | 15 | 74 | 61 | +13 | 59 | |
11 | 横浜FC | 42 | 15 | 13 | 14 | 49 | 46 | +3 | 58 | |
12 | ファジアーノ岡山 | 42 | 13 | 17 | 12 | 52 | 48 | +4 | 56 | |
13 | 東京ヴェルディ | 42 | 14 | 14 | 14 | 52 | 58 | −6 | 56 | |
14 | アビスパ福岡 | 42 | 15 | 11 | 16 | 47 | 54 | −7 | 56 | |
15 | 水戸ホーリーホック | 42 | 14 | 13 | 15 | 50 | 58 | −8 | 55 | |
16 | ギラヴァンツ北九州 | 42 | 13 | 10 | 19 | 50 | 60 | −10 | 49 | |
17 | 愛媛FC | 42 | 12 | 11 | 19 | 43 | 52 | −9 | 47 | |
18 | カターレ富山 | 42 | 11 | 11 | 20 | 45 | 59 | −14 | 44 | |
19 | ロアッソ熊本 | 42 | 10 | 13 | 19 | 40 | 70 | −30 | 43 | |
20 | ザスパクサツ群馬 | 42 | 9 | 13 | 20 | 43 | 61 | −18 | 40 | |
21 | FC岐阜 | 42 | 9 | 10 | 23 | 37 | 80 | −43 | 37 | |
22 | ガイナーレ鳥取 (R) | 42 | 5 | 16 | 21 | 38 | 74 | −36 | 31 | J2・JFL入れ替え戦に出場 2 |
最終更新は2013年11月24日の試合終了時
出典: J. League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
1 J1ライセンスを保有するクラブのみ、J1自動昇格(上位2チーム)、プレーオフ参加(3-6位)可。
2 2014年度からJ2の下部リーグとしてJ3リーグ(J3)が設立され、J2からの自動降格チーム及び入れ替え戦に敗北したチームはJFLに降格(残留)ではなく、J3に降格(移行)することになる。
準決勝 | 決勝 | |||||
12月1日・西京極 | ||||||
3位 京都サンガF.C. | 0 | |||||
12月8日・国立 | ||||||
6位 V・ファーレン長崎 | 0 | |||||
3位 京都サンガF.C. | 0 | |||||
12月1日・ 鳴門大塚 | ||||||
4位 徳島ヴォルティス | 2 | |||||
4位 徳島ヴォルティス | 1 | |||||
5位 ジェフユナイテッド千葉 | 1 | |||||
レギュレーションにより、年間順位上位の京都サンガが決勝進出。
レギュレーションにより、年間順位上位の徳島ヴォルティスが決勝進出。
準決勝を共に引き分けて決勝に駒を進めた3位の京都と4位の徳島との対戦となった。
試合立ち上がりからボールキープ率を高めて徳島ゴールに迫る京都と、後方でコンパクトな守備陣形を敷いてそこから一気にカウンターを狙う徳島という試合展開になった。京都は何度かゴール前に迫りながらも徳島がこれをしのぐ時間帯が過ぎたが、前半39分にコーナーキックのポールをDF千代反田充が頭であわせ、徳島が待望の先取点を得る。さらにその4分後には徳島MF藤原広太朗が前線に送ったロングボールをFW高崎寛之が頭でつなぐと、それが京都DF陣の間を駆け抜けたFW津田知宏に通り、津田がDFを振り切りながら足を伸ばすと、これが京都GKオ・スンフンの脇をかすめてゴール。徳島が前半のうちに2点を上げて有利な試合展開とした。
昇格のためには2点が必要となった京都は繰り返し猛攻を続けるが、徳島DF陣が粘り強い守備を見せ最後までゴールを割らせず、そのまま試合終了。これにより、徳島ヴォルティスのJ1昇格が決定。京都は2年連続で年間順位3位としながらも昇格プレーオフで涙を飲んだ。
なお、試合会場の国立霞ヶ丘競技場陸上競技場は、(新)国立競技場への建て替えのために翌2014年夏から順次取り壊しされることが決まっており、この会場で行なわれる決勝戦は今回が最後となった。
京都サンガF.C. | 0 - 2 | 徳島ヴォルティス |
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公式記録 |
2013 J2・JFL入れ替え戦(2013 J2/JFL Play-Offs)
JFL 2位のカマタマーレ讃岐がクラブライセンス(J2ライセンス)を取得したことから、J2最下位のガイナーレ鳥取との入れ替え戦が行われた。
2013年12月1日 | カマタマーレ讃岐 (JFL2位) | 1 - 1 | ガイナーレ鳥取 (J2・22位) | 香川県立丸亀競技場 | |
13:03 | 高橋泰 47分 | 公式記録 | 森英次郎 50分 | 観客数: 5,793人 主審: 窪田陽輔 |
2013年12月8日 | ガイナーレ鳥取 | 0 - 1 (2戦合計 1 - 2) | カマタマーレ讃岐 | とりぎんバードスタジアム | |
13:03 | 公式記録 | 高橋泰 20分 | 観客数: 6,313人 主審: 福島孝一郎 |
2戦合計スコアが1-2となり、カマタマーレ讃岐のJ2昇格、ガイナーレ鳥取のJ3参入(降格)が決定した。
Jリーグアウォーズは2013年12月10日に横浜アリーナで開催された。
賞 | 受賞者 | |
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最優秀選手賞 | 中村俊輔(横浜F・マリノス) | |
得点王 | 大久保嘉人(川崎フロンターレ) | |
ベストヤングプレーヤー賞 | 南野拓実(セレッソ大阪) | |
最優秀監督賞 | 森保一(サンフレッチェ広島) | |
優秀主審賞 | 西村雄一 | |
優秀副審賞 | 相樂亨 | |
フェアプレー賞 高円宮杯 | サンフレッチェ広島 | |
J1フェアプレー賞 | ベガルタ仙台 | |
J2フェアプレー賞 | ガンバ大阪 | |
松本山雅FC | ||
ヴィッセル神戸 | ||
ファジアーノ岡山 | ||
フェアプレー個人賞 | 柿谷曜一朗(セレッソ大阪) | |
佐藤寿人(サンフレッチェ広島) | ||
功労選手賞 | 中山雅史 | |
土肥洋一 | ||
服部公太 | ||
Jリーグベストピッチ賞 | 埼玉スタジアム2002 | |
東北電力ビッグスワンスタジアム | ||
IAIスタジアム日本平 | ||
キンチョウスタジアム | ||
最優秀育成クラブ賞 | セレッソ大阪 | |
J2 Most Exciting Player | 遠藤保仁(ガンバ大阪) | |
最優秀ゴール賞 | J1 | 柿谷曜一朗(セレッソ大阪) |
J2 | 中島翔哉(東京ヴェルディ) | |
Join賞(チェアマン特別賞) | 大宮アルディージャ・サンフレッチェ広島のファン・サポーター |
ポジション | 選手名 | 受賞回数 | 所属クラブ |
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GK | 西川周作 | 2 | サンフレッチェ広島 |
DF | 那須大亮 | 初 | 浦和レッズ |
森重真人 | 初 | FC東京 | |
中澤佑二 | 6 | 横浜F・マリノス | |
MF | 中村俊輔 | 3 | 横浜F・マリノス |
山口螢 | 初 | セレッソ大阪 | |
柿谷曜一朗 | 初 | セレッソ大阪 | |
青山敏弘 | 2 | サンフレッチェ広島 | |
FW | 大迫勇也 | 初 | 鹿島アントラーズ |
大久保嘉人 | 初 | 川崎フロンターレ | |
川又堅碁 | 初 | アルビレックス新潟 |
月 | J1 | J2 | |||
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選手 | 所属 | 選手 | 所属 | ||
3月 | 中村俊輔 | 横浜FM | ポポ | 神戸 | |
4月 | ズラタン | 大宮 | レアンドロ | G大阪 | |
5月 | 柿谷曜一朗 | C大阪 | オ スンフン | 京都 | |
6月 | 試合開催なし | 林陵平 | 山形 | ||
7月 | 西川周作 | 広島 | 山瀬功治 | 京都 | |
8月 | 大迫勇也 | 鹿島 | 宇佐美貴史 | G大阪 | |
9月 | 長谷川アーリアジャスール | FC東京 | 小川慶治朗 | 神戸 | |
10月 | 榎本哲也 | 横浜FM | ケンペス | 千葉 | |
11月・12月 | 大久保嘉人 | 川崎 | 宇佐美貴史 | G大阪 |
月 | J1 | J2 | |||||||||
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選手 | 所属 | 節 | 対戦相手(試合会場) | 得点時間 | 選手 | 所属 | 節 | 対戦相手(試合会場) | 得点時間 | ||
3月 | 中村俊輔 | 横浜FM | 2節 | 清水(アイスタ) | 8分 | ポポ | 神戸 | 6節 | 松本(松本) | 71分 | |
4月 | 柴崎岳 | 鹿島 | 8節 | 新潟(東北電ス) | 6分 | 荒田智之 | 岡山 | 7節 | 札幌(カンスタ) | 17分 | |
5月 | 柿谷曜一朗 | C大阪 | 13節 | 名古屋(金鳥スタ) | 67分 | 遠藤保仁 | G大阪 | 16節 | 愛媛(ニンスタ) | 81分 | |
6月 | 試合開催なし | 兵働昭弘 | 千葉 | 20節 | 徳島(鳴門大塚) | 20分 | |||||
7月 | 齋藤学 | 横浜FM | 16節 | 大宮(日産ス) | 36分 | 押谷祐樹 | 岡山 | 22節 | 神戸(カンスタ) | 2分 | |
8月 | 中村俊輔 | 横浜FM | 21節 | FC東京(味の素) | 89分 | ソ・ヨンドク | 富山 | 27節 | 札幌(富山) | 25分 | |
9月 | 佐藤寿人 | 広島 | 27節 | 鳥栖(ベアスタ) | 23分 | 中島翔哉 | 東京V | 35節 | 群馬(国立) | 82分 | |
10月 | 中村俊輔 | 横浜FM | 30節 | 大分(大銀ド) | 45分 | 押谷祐樹 | 岡山 | 37節 | 愛媛(カンスタ) | 28分 | |
11月 | 柿谷曜一朗 | C大阪 | 33節 | 鹿島(長居) | 38分 | キム・ミンギュン | 岡山 | 39節 | 鳥取(カンスタ) | 83分 | |
12月 | 石原直樹 | 広島 | 34節 | 鹿島(カシマ) | 35分 | 試合開催なし |
2014年度のJリーグクラブライセンス申請のうち、J2ライセンス以上については正会員40クラブ、準加盟のJFL3クラブ(町田・金沢・讃岐)の43クラブから申請があり、以下の通り43クラブすべてにライセンスが交付され、交付を却下されたクラブはなかった。また2014年度から新設されるJ3リーグ参加の条件となるJ3ライセンスについては2013年9月までに準加盟を承認された16クラブを対象に審査が行われ、13クラブにライセンスが交付された。
クラブ名の後ろに「 」が付いたクラブは新たに当該ライセンスを交付されたクラブ。
なお、J1/J2ライセンスを取得したクラブのうち、B等級、特にスタジアムの屋根やトイレの数を充足していない30クラブに対してはFIB(クラブライセンス交付第一審機関)への文書提出を求める制裁処分を科した。また、経営改善を促す目的でFIBから「是正通知」を12クラブ(札幌、栃木、群馬、横浜FM、富山、名古屋、岐阜、神戸、北九州、熊本、大分、讃岐)に「個別通知」を5クラブに行った。このうち、「是正通知」とされた12クラブは「債務超過」、または「3期連続赤字経営」のいずれかの条件(特に群馬、横浜FM、神戸の3クラブはその両方)に当てはまる。
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