高堀冬彦: 日本の放送コラムニスト、ジャーナリスト (1964-)

1964年、現在の茨城県ひたちなか市生まれ。1990年、スポーツニッポン新聞社入社。放送担当の文化社会部記者、専門委員。毎日新聞出版社「サンデー毎日」記者、編集次長などを経て2019年に独立。デイリー新潮、週刊女性PRIME、日刊SPA!などに執筆中。1994年10月から1995年９月まで放送されたNHK連続テレビ小説「春よ、来い」における安田成美の降板をスポーツニッポン時代に特報。降板理由について2021年１月５日月の現代ビジネスで「歴史観の違い」は理由ではなかったとし、「別の俳優が橋田の脚本に馴染めずに意見が対立するようになり、安田がそれに同調した」「そもそも視聴率が伸びず現場の雰囲気が良くなかった」と書いた。憶測が流れ続けていたから、当時の取材による話を書いたNHK「ファミリーヒストリー」については「家系について調査し放送することが『本人』を重視する現代社会の精神に反し差別の助長につながるのではないか」と現代ビジネスで述べている。情報番組のコメンテーターについては2014年、現代ビジネスに「経歴や立場が不明確なまま世論を誘導する危険」と「曖昧かつ無責任な発言でミスリードする危険」と述べ、「テレビ業界は、コメンテーターのキャスティングに見識や経験より、数字（視聴率）を持っているタレントを使っているのかもしれない。万一、そうだとすれば、奇怪な形で世論の一部が生まれている不思議な先進国ということになる、と書いている。

• 『おとなの男のいない世界 : テレビドラマの不思議な光景』 (特集 平成おとなテレビ論)月刊民放2015年５月号
• 『テレビ番組製作会社は今 苦境のなかで新たな道を模索する』 (特集 ポストコロナの放送)GALAC2020年10月号
• 『「ミニ番組」の現状とその魅力 』(特集 ミニ番組に注目!)GALAC2020年10月号

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