脳性まひ者7人制サッカー(のうせいまひしゃしちにんせいサッカー、英: Cerebral Palsy Football 7-a-side、通称:CPサッカー)とは、比較的軽度な脳性麻痺選手がプレーできるように考案されたサッカーである。
対象は脳性麻痺の他、脳血管障害や外傷性脳損傷などの後天的な障害罹患選手も含む。立った状態で行う脳性麻痺スポーツの中で、唯一の団体スポーツ競技である。
競技は国際脳性麻痺者スポーツ・レクリエーション協会(CPISRA)が統括しており、国際サッカー連盟(FIFA)が定めた11人制サッカーのルールを一部修正したものに沿って行われる。日本では日本CPサッカー協会(略称:JCPFA、旧:日本脳性麻痺7人制サッカー協会)が統括する。
杖の使用は認められておらず、自力で走ることが可能な選手に限るため、C4以下はこの競技に参加できない。
1978年、ドイツのヴィルデスハウゼンにCPISRAが設立、同年にスコットランドのエディンバラで初のCPサッカーの国際大会が開催された。当初はヨーロッパを中心に行われていたCPサッカーはその後世界に広がっていった。1984年ニューヨーク・アイレスベリー大会からパラリンピックの種目となった。
2015年1月、IPC(国際パラリンピック委員会)により、2020年東京パラリンピックの実施種目から落選したことが発表された。
日本では2001年4月にJCPFAが設立され、2004年、2012年の全国障害者スポーツ大会において、オープン競技に採用された。
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