第110独立領土防衛旅団(だい110どくりつりょうどぼうえいりょだん、ウクライナ語: 110-та окрема бригада територіальної оборони)は、ウクライナ領土防衛隊の旅団。東部作戦管区隷下。
第110独立領土防衛旅団 | |
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創設 | 2018年7月1日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ領土防衛隊 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 軽歩兵 |
兵種/任務/特性 | 郷土防衛隊 |
人員 | 2,700人 |
所在地 | ザポリージャ州ザポリージャ |
上級単位 | 東部作戦管区 |
主な戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
現司令官 | オレクサンドル・イナティエフ大佐 |
2018年7月1日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛隊の動員が開始され、南部ザポリージャ州の主要都市6個領土防衛大隊を基幹に創設された。
2022年2月24日から、ロシアのウクライナ侵攻では、南部ザポリージャ州メリトポリ地区に配備されたが、不手際で装備が用意されなかったため、メリトポリの防衛には参加できずにメリトポリは陥落した。以後もロシア軍の攻勢でトクマク、ヴァシリウカが陥落し、ザポリージャで撃退したが4月にヴャチェスラフ・ヴラセンコ旅団長が解任された。
2022年11月、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に再配置され、フリャイポレを防御した。2023年6月上旬には攻勢を開始し、2月に解放を試みたノヴォダリウカを解放した。侵攻当初は装備に悩まされていたが、10月には領土防衛隊ながらロシア軍から鹵獲したT-62M戦車が配備された。
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