浅倉 カンナ(あさくら カンナ、1997年10月12日 - )は、日本の女性総合格闘家。千葉県柏市出身、THE BLACKBELT JAPAN所属。RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ 2017優勝。
基本情報 | |
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本名 | 浅倉 栞南 |
通称 | 純情可憐タックル女子 |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1997年10月12日(26歳) |
出身地 | 千葉県柏市 |
所属 | パラエストラ松戸 →THE BLACKBELT JAPAN |
身長 | 157.48 センチメートルcm(5'2") |
体重 | 48.99 kg(108 lbs) |
リーチ | 161cm |
階級 | アトム級/ストローウエイト級 |
バックボーン | レスリング ブラジリアン柔術 |
テーマ曲 | ハピネス(AI) |
YouTube | |
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チャンネル | |
活動期間 | 2019年7月29日 - |
ジャンル | エンターテイメント |
登録者数 | 10.5万人 |
総再生回数 | 19,576,184回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年7月18日時点。 |
アメリカ老舗MMAサイト・SHERDOGの女子世界アトム級ランキングで10位にランキングされている(2023年3月27日時点)。キャリア最高位はSHERDOG世界ランク3位(2018-2020)。Fight Matrixで最高位、世界ランク3位(2018-2021)。
父親の影響で幼い頃からレスリングを始め、小学校高学年から『東京ゴールドキッズ』に所属。『クリッパン国際大会38kg級』(13歳)で優勝するなど国際大会の経験も持つ。
高校に進学するも1年で高校とレスリングを辞め、別の高校に入り直し、次に何をしていいか分からず悩んでいた時期に、シュートボクシングのRENAの試合を見て憧れ、格闘家になることを決意。自身のやってきたレスリングを活かせる総合格闘技を選んだ。
2014年10月4日、17歳で総合格闘技プロデビュー戦を行い、VTJ 6thでNACHIと対戦し、3-0の判定勝ち。デビュー線を白星で飾った。試合後、「自分自身が1試合にかける想いと、勝った時の嬉しさがレスリングの時とはまるで違った」と話し、総合格闘技に夢中になることとなった。
その後、修斗・PANCRASE・DEEP JEWELSのリングで『女子高生ファイター』の異名を取り活躍。
2016年12月29日、19歳でRIZINデビュー。RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUNDでアリーシャ・ガルシア(米国)と対戦。徐々に劣勢となり、最終ラウンドにテイクダウンを奪って反撃するも、ポイントを奪い返すまでには至らず、0-3の判定負けを喫した。
2017年3月、プロ総合格闘技の活動に集中していたことで2度留年していた高校を卒業。
2017年4月16日、RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA-でアレクサンドラ・トンシェバと対戦し、3R判定勝ち。RIZIN初勝利となった。
2017年8月26日、DEEP JEWELS 17で行われたRIZIN 女子スーパーアトム級トーナメント出場者決定戦で石岡沙織と対戦し、判定勝ちを収めトーナメントの出場権を獲得した。
2017年10月15日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -秋の陣-で行われたRIZIN女子スーパーアトム級(-49㎏)トーナメントの1回戦でポーランドのアトム級ランキング1位 シルビア・ユスケビッチと対戦し、3-0の判定勝ちを収め、準決勝へ駒を進めた。
2017年12月31日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUNDで行われた女子スーパーアトム級(-49㎏)トーナメントの準決勝で、1年前に浅倉に勝利したアリーシャ・ガルシアを1回戦で圧倒して勝ち上がってきた世界ランク6位のマリア・オリベイラ(ブラジル)と対戦。オリベイラをリフトして叩きつけるなどして優勢に試合を進め、マウントポジションを奪うとパウンドや関節技などを積極的に仕掛け、2Rに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。番狂わせを起こして決勝戦に進出した。
同日、決勝戦で、普段は姉のような存在で格闘技を始めるきっかけにもなったSBフライ級王者のRENAと対戦。序盤はタックルを切られるも、タックルを繰り返してテイクダウンを奪うと、バックからのチョークスリーパーでRENAを絞め落として一本勝ち。トーナメント優勝を飾り、リング上で大泣きして感情を爆発させた。女子アトム級はこの時点で、InvictaとRIZINが世界最大の選手層を誇るため、RIZIN World GPでの優勝により、世界的権威のある老舗メディアサイトSHERDOG及びにFight Matrixの女子アトム級ランキングで、世界ランク3位となった。
2018年5月6日、RIZIN.10でメリッサ・カラジャニスと対戦し、3-0の判定勝ち。試合後、リングに上がって来たRENAの再戦要求を一時は保留したものの、RENAが1試合を挟んで勝利したことで受諾した。
2018年7月29日、RIZIN.11でSBフライ級王者のRENAと再戦。得意とするタックルを有効に決めてトップポジションから肘やパウンドを落とし、関節技も狙うなど優位に試合を進めて、3-0の判定勝ちを収めた。
2018年12月31日、RIZIN.14のRIZIN女子スーパーアトム級初代王座決定戦で世界ランク1位の浜崎朱加と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。王座獲得ならず。
2019年3月9日、DEEP JEWELS 23でDEEP JEWELSアトム級王者の前澤智とノンタイトル戦で対戦し、フルマークの完勝で判定勝利を収めた。
2019年6月2日、RIZIN.16でレスリング世界選手権 3度優勝・全日本選手権8度優勝の山本美憂と対戦し、3R判定負けを喫した。
2019年8月18日、RIZIN.18で、のちのInvicta世界女子アトム級王者で世界ランク4位のアリーシャ・ザペテラと対戦し、打撃を中心に試合を組み立て、2-1の判定勝ちを収めた。
2019年12月29日、BELLATOR JAPANでジェイミー・ヒンショーと対戦し、3Rにアームロックで一本勝ちを収めた。
2020年8月9日、RIZIN.22 - STARTING OVER -で古瀬美月と対戦し、パウンド連打で1RKO勝ち。
2020年12月31日、RIZIN.26で、あいと対戦し、3R判定勝ち。
2021年3月21日、RIZIN.27で、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチで王者・浜崎朱加と約2年3カ月ぶりに再戦し、後半追い上げるも、1-2の判定負けを喫し、王座獲得はならなかった。
2021年12月31日、RIZIN.31でDEEP JEWELSアトム級王者の大島沙緒里と対戦し、1-2の判定負けを喫した。
2022年4月17日、RIZIN.35で修斗女子世界スーパーアトム級王者のSARAMIと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2022年7月31日、RIZIN.37のスーパーアトム級ワールドグランプリ1回戦でパク・シウと対戦。劣勢な展開が続き、0-3の判定負けを喫して1回戦敗退となった。
2023年4月29日、RIZIN LANDMARK 5にて、ONEで王座戦2度経験者のV.V Meiと対戦し、3-0の判定勝ち。
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総合格闘技 戦績 | ||||||
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27 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
20 勝 | 1 | 6 | 13 | 0 | 0 | 0 |
7 敗 | 0 | 1 | 6 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | V.V Mei | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN LANDMARK 5 | 2023年4月29日 |
× | パク・シウ | 5分3R終了 判定0-3 | RIZIN.37 【RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ1回戦】 | 2022年7月31日 |
○ | SARAMI | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.35 | 2022年4月17日 |
× | 大島沙緒里 | 5分3R終了 判定1-2 | RIZIN.31 | 2021年10月24日 |
× | 浜崎朱加 | 5分3R終了 判定1-2 | RIZIN.27 【RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ】 | 2021年3月21日 |
○ | あい | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.26 | 2020年12月31日 |
○ | 古瀬美月 | 1R 1:35 TKO(グラウンドパンチ) | RIZIN.22 - STARTING OVER - | 2020年8月9日 |
○ | ジェイミー・ヒンショー | 3R 3:33 キムラロック | BELLATOR JAPAN | 2019年12月29日 |
○ | アリーシャ・ザペテラ | 5分3R終了 判定2-1 | RIZIN.18 | 2019年8月18日 |
× | 山本美憂 | 5分3R終了 判定0-3 | RIZIN.16 | 2019年6月2日 |
○ | 前澤智 | 5分3R終了 判定3-0 | DEEP JEWELS 23 | 2019年3月9日 |
× | 浜崎朱加 | 2R 4:34 腕ひしぎ十字固め | RIZIN.14 【RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ】 | 2018年12月31日 |
○ | RENA | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.11 | 2018年7月29日 |
○ | メリッサ・カラジャニス | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.10 | 2018年5月6日 |
○ | RENA | 1R 4:34 チョークスリーパー | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND 【RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ決勝】 | 2017年12月31日 |
○ | マリア・オリベイラ | 2R 3:40 腕ひしぎ十字固め | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND 【RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ準決勝】 | 2017年12月31日 |
○ | シルビア・ユスケビッチ | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -秋の陣- 【RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ1回戦】 | 2017年10月15日 |
○ | 石岡沙織 | 5分3R終了 判定3-0 | DEEP JEWELS 17 | 2017年8月26日 |
○ | アレクサンドラ・トンシェバ | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA- | 2017年4月16日 |
○ | 下牧瀬葉月 | 1R 2:29 チョークスリーパー | DEEP JEWELS 15 | 2017年7月25日 |
× | アリーシャ・ガルシア | 5分3R終了 判定0-3 | RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND | 2016年12月29日 |
○ | ホン・ユンハ | 5分2R終了 判定3-0 | DEEP JEWELS 13 | 2016年8月27日 |
○ | 檜山美樹子 | 1R 3:43 チョークスリーパー | 修斗 | 2016年7月17日 |
× | 朱里 | 3分3R終了 判定0-3 | PANCRASE 277 | 2016年4月24日 |
○ | 玉田育子 | 3分3R終了 判定3-0 | VTJ 7th | 2015年9月13日 |
○ | 古澤みゆき | 1R 2:17 チョークスリーパー | VTJ in OSAKA | 2015年6月21日 |
○ | NACHI | 3分3R終了 判定3-0 | VTJ 6th | 2014年10月4日 |
(出典、日本レスリング協会公式サイト大会結果)
試合映像
前優勝者 N/A | RIZIN女子スーパーアトム級WORLD GRAND-PRIX優勝 2017年12月31日 | 次優勝者 伊澤星花 |
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