松永 和紀(まつなが わき、1963年 - )は、日本の科学ジャーナリスト、食の安全や農業技術などのテーマを主に執筆している。2021年より食品安全委員会委員で、リスクコミュニケーションを担当。
松永 和紀 (まつなが わき) | |
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誕生 | 1963年 長崎県長崎市 |
職業 | 新聞記者、サイエンス・ライター |
最終学歴 | 京都大学大学院農学研究科(農芸化学専攻) |
ジャンル | ノンフィクション |
主題 | 食品、健康、疑似科学、環境問題、放射能汚染 |
代表作 | 『メディア・バイアス』(2007年) |
主な受賞歴 | 科学ジャーナリスト賞(2008年) |
デビュー作 | 『食卓の安全学』(2005年) |
公式サイト | WAKILAB 公式 FOOD COMMUNICATION COMPASS (FOOCOM) 松永が編集長 |
京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻で修士を修めた後、毎日新聞社の記者を経てフリーランスのライターとなる。官公庁の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会、内閣府消費者委員会 食品表示部会などの委員を務める。2011年に消費者団体フードコミュニケーションコンパス(FOOCOM)を立ち上げ、2016年まで初代代表を務めた。
著書『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』(光文社新書)で科学ジャーナリスト賞受賞。他に、『食卓の安全学 - 「食品報道」のウソを見破る』(家の光協会)、『効かない健康食品 危ない自然・天然』(光文社新書)、『お母さんのための「食の安全」教室』(女子栄養大学出版部)、『ゲノム編集食品が変える食の未来』(ウェッジ)など多数。
長崎県長崎市生まれ、東京都育ち。東京都立西高等学校、京都大学農学部卒業。京都大学大学院農学研究科(農芸化学専攻)修士課程修了。
毎日新聞社に就職し、西日本本社の記者として10年勤務した後に退職。2000年から科学ライターとして活動。『買ってはいけない』などの健康情報に誤りがあるとして、著書『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』で科学ジャーナリスト賞2008を受賞した。2011年には、消費者団体フードコミュニケーションコンパス(FOOCOM、読みはフーコム)を設立し、2016年半ばまで代表を務めた。FOOCOMは食生活ジャーナリストの会による「食生活ジャーナリスト大賞」を受賞し、毎日新聞社の小島正美は「科学的な根拠に基づく確かな情報発信が評価された」と述べている。
島根県の消費者啓発講座など、「食の安全」に関する勉強会で講師を務めている。
2011年、福島原子力発電所事故後は、食品報道から起こるリスクにも目を向けている。北九州市の災害廃棄物(東日本大震災のガレキ)の受入に関する検討会では、学識経験者(環境リスク)として参加した。第10期北九州市環境審議会委員(2014年7月31日まで)。
2012年、文部科学省の科学技術・学術審議会にオブザーバーとして参加した。
2013年、厚生労働省の「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会・乳肉水産食品部会食肉等の生食に関する調査会」では委員を務めた。
2013年12月に起きたアクリフーズ農薬混入事件で、第三者委員会報告書格付け委員会の委員を務めた。
2017年、環境庁の中央環境審議会委員。
2018年、内閣府の消費者委員会食品表示部会の委員、また新開発食品調査部会の委員。
2021年より、内閣府の食品安全委員会委員(リスクコミュニケーション担当)。
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