東武宇都宮駅(とうぶうつのみやえき)は、栃木県宇都宮市宮園町にある東武鉄道宇都宮線の駅である。同線の終点。駅番号はTN 40。
東武宇都宮駅 | |
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駅舎・東武宇都宮百貨店・宇都宮東武バス停(2020年4月) | |
とうぶうつのみや Tobu-utsunomiya | |
◄TN 39 南宇都宮 (2.2 km) | |
所在地 | 栃木県宇都宮市宮園町5-4 北緯36度33分32.64秒 東経139度52分49.44秒 / 北緯36.5590667度 東経139.8804000度 東経139度52分49.44秒 / 北緯36.5590667度 東経139.8804000度 |
駅番号 | TN40 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■宇都宮線 |
キロ程 | 24.3 km(新栃木起点) |
電報略号 | ウツ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 8,261人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)8月11日 |
都市計画に基づく市街化が郊外へ進展する過程にあった1931年、市内西原(現・明保野町)へ移転した宇都宮刑務所(黒羽刑務所の前身)の跡地の払い下げを受けて開業した。
頭端式ホーム1面2線を有する高架駅。側線が1線あり、この線路が欠番となっている旧1番線であり、深夜の車両留置に使われる。自動改札機設置。
改札口西側に東武トップツアーズ宇都宮支店があった。出入口はオリオン通りに面した東口、バスターミナルに直結する西口と東武宇都宮百貨店3階フロアに直結する駅連絡口の3ヶ所ある。西口にはエレベーターが設置されている。東口通路部にはコインロッカーが設置されている。
番線 | 路線 | 行先 |
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2・3 | 宇都宮線 | 栃木・南栗橋方面 |
発車メロディーとして「カリフォルニア・シャワー」が使用されている他、運転士に出発信号機が開通したことを知らせるメロディとして「草競馬」が流れる。後者は列車発車後も信号の現示が赤に変わるまで流れる。「カリフォルニア・シャワー」に変更される以前は「Passenger」が使用されていた。
2022年度の一日平均乗降人員は8,261人である。
中心街に立地する当駅であるが、近距離輸送が主体のため、近・中・長距離全ての機能をもつJR宇都宮駅に利用客数で大きく水を空けられている。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。栃木県統計年鑑を出典にしている数値については、年間日数の365(年によっては366)で除した。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 1日平均 乗降人員 |
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1997年(平成 | 9年)15,715 | |
1998年(平成10年) | 14,995 | |
1999年(平成11年) | 14,006 | |
2000年(平成12年) | 13,449 | |
2001年(平成13年) | 12,852 | |
2002年(平成14年) | 12,300 | |
2003年(平成15年) | 11,785 | |
2004年(平成16年) | 11,671 | |
2005年(平成17年) | 11,522 | |
2006年(平成18年) | 5,682 | 11,287 |
2007年(平成19年) | 5,577 | 11,078 |
2008年(平成20年) | 5,447 | 10,919 |
2009年(平成21年) | 5,222 | 10,408 |
2010年(平成22年) | 5,011 | 9,982 |
2011年(平成23年) | 4,855 | 9,861 |
2012年(平成24年) | 5,016 | 10,106 |
2013年(平成25年) | 5,119 | 10,285 |
2014年(平成26年) | 5,061 | 10,194 |
2015年(平成27年) | 4,957 | 9,995 |
2016年(平成28年) | 4,997 | 9,961 |
2017年(平成29年) | 4,950 | 9,894 |
2018年(平成30年) | 4,935 | 9,863 |
2019年(令和元年) | 9,604 | |
2020年(令和 | 2年)7,325 | |
2021年(令和 | 3年)7,770 | |
2022年(令和 | 4年)8,261 |
当駅は宇都宮の中心市街地・繁華街に位置し、栃木県庁、宇都宮市役所、宇都宮中央郵便局などは、市中心部を避けて設置されたJR宇都宮駅よりも当駅の方が近い。当駅と東武宇都宮百貨店が直結しており、ターミナルデパートになっている。県下最大の繁華街で全天候型アーケード商店街の「オリオン通り」が、バンバ通りから東武宇都宮百貨店(当駅東口)まで続いている。
駅東口は旧宇都宮城の大手門から宇都宮二荒山神社および八幡山南麓(旧粉河寺跡)の間に形成された宇都宮の中心市街地の西縁に位置し、県下最大の繁華街となっている。周辺には雑居ビルや飲食店が密集するほか、銀行支店、ホテル、映画館なども立地する。
当駅や当駅界隈を地元では「東武」と呼ぶことが多いが、この言葉には同じ場所にある「東武宇都宮百貨店」の意味合いが強く含まれるものである。都市の規模に比べれば小振りの駅ではあるが、地元では東武宇都宮百貨店と一体でランドマーク的に認識されており、付近にある店の支店名は「東武店」、バス停名は「東武駅前」「東武西口」、交差点名は「東武西口」などとされている。
なお、宇都宮駅東口停留場から発着する宇都宮ライトレールの将来的な西側延伸時には、当駅付近(大通り上)に停留場の設置が予定されている。
宇都宮中心市街地の西部に立地する当駅と、市街地の東部・田川の対岸に建設された東日本旅客鉄道(JR東日本)宇都宮駅とは東に約1.5 km離れており、徒歩の場合、オリオン通りや大通りなどを通って約20分を要する。
一方、当駅西口もしくは東口から路線バスを利用した場合、JR宇都宮駅までの所要時間は5 - 10分である。JR宇都宮駅へは駅(西口)バスターミナルを発着する路線バスが利用可能だが、東口を出て徒歩約3分にある大通り上の「東武駅前」バス停を発着する路線バスの方が便数が多い(約1 - 5分間隔運転、日中でも毎時30便程度ある)。
当駅のバス停留所は構内外に4停留所ある。
構内バスターミナル。鉄道・デパート・バスの三者を合わせた東武グループの施設であり、現在も関東自動車 (栃木県)の旧東野交通系路線がメインのターミナルである。
東京街道上のバス停留所
東武馬車道通りの当駅に近接するバス停留所。
かつて、付近には国鉄自動車局の宇都宮一条町駅があり、宇都宮市東部、芳賀郡、茨城県東茨城郡や西茨城郡、さらに水戸方面への長距離路線バスが発着していた。駅廃止後は市内循環バスが通るのみとなっている。
大通り上。東口から北へ200メートルの大通りにある関東バスとJRバス関東のバス停留所。大通りを通る高速バスを除く全路線が停車する。宇都宮市内の路線バスが集中するメインルート上に位置し、周辺各地に向かうほぼすべてのバスに乗車可能である。
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