埼玉県立自然の博物館(さいたまけんりつしぜんのはくぶつかん)は埼玉県秩父郡長瀞町にある埼玉県立博物館の中で唯一の自然史博物館。秩父鉄道株式会社が設立した秩父鉱物植物標本陳列所(後に秩父自然科学博物館に改名)の流れを汲み、90年以上にわたる日本有数の長い歴史を持つ登録博物館である。「埼玉の自然とその生い立ち」をテーマにしている。
埼玉県立自然の博物館 Saitama Museum of Natural History | |
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施設情報 | |
前身 | 秩父鉱物植物標本陳列所 秩父自然科学博物館 埼玉県立自然史博物館 |
専門分野 | 自然科学、自然史 |
収蔵作品数 | 163,313(2017年度) |
来館者数 | 94,810(2017年度) |
館長 | 木村博昭 |
学芸員 | 7(管理職除く) |
事業主体 | 埼玉県 |
管理運営 | 埼玉県教育局 |
年運営費 | 39,927千円(2017年度) |
建物設計 | 前川國男 |
延床面積 | 3,022m2 |
開館 | 1921年(県立館としては1981年) |
所在地 | 〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1417番1号 |
位置 | 北緯36度5分14.8秒 東経139度6分57.9秒 / 北緯36.087444度 東経139.116083度 東経139度6分57.9秒 / 北緯36.087444度 東経139.116083度 |
アクセス | 秩父鉄道秩父本線 上長瀞駅より徒歩4分 |
外部リンク | www |
プロジェクト:GLAM |
埼玉県深谷市から産出した73本のカルカロドンメガロドンの歯化石(県指定天然記念物)や、秩父市大野原や秩父郡小鹿野町般若から産出したパレオパラドキシア化石、狭山市産出アケボノゾウ化石(県指定天然記念物)などが展示の目玉である。
2016年3月にはパレオパラドキシアやチチブクジラなどの化石9件が「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」の一部として国の天然記念物に指定された。
1階はオリエンテーションホール、ディスカバリーコーナー、地学展示ホール、生物展示ホールの常設展示があり、2階には企画展示室とパネル展示がある。企画展とパネル展示は1 - 3箇月で入れ替えられる。
2017年1月31日から常設展示の一部を改修し、パレオパラドキシアの実物化石を多く追加するなど、展示の拡充を実施した。
地質系資料17,593点、植物系資料76,509点、動物系資料64,089点を収集保管している(2016年3月31日現在)。
以下のような分野を専攻する学芸員・職員が研究その他の活動を行っている。
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