株式会社テイン(英語表記:TEIN, INC.)は、神奈川県横浜市に本社を置く乗用自動車及びモータースポーツ用自動車のサスペンション製造販売会社。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 | 日本 〒245-0053 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町3515番地4 |
設立 | 1966年(昭和41年)6月2日 (日英ビジネスマシンズ株式会社)(※) |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 1020001033780 |
事業内容 | 自動車用サスペンションをはじめとする自動車用品の製品開発・設計・製造・販売および輸入自動車用品の販売 |
代表者 | 市野 諮(代表取締役社長) |
資本金 | 2億1,755万6千円 |
発行済株式総数 | 5,400,000 |
売上高 | 連結:52億43百万円 (2023年3月期) |
純利益 | 連結:5億61百万円 (2023年3月期) |
純資産 | 連結:58億5百万円 (2023年3月期) |
総資産 | 連結:79億95百万円 (2023年3月期) |
従業員数 | 連結:393名 (2023年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社イチノホールディングス 35.27% 市野 諮 15.17% 藤本吉郎10.0% (2023年3月31日現在) |
外部リンク | https://www.tein.co.jp/ |
特記事項:※ (現)株式会社テインは、2003年(平成11年)4月1日に、(旧)株式会社テインの株式の額面金額を変更するため同社を吸収合併している。 |
テインの社名の由来は、最新の技術で最高の製品をリリースしていくというポリシーから、TECHNICAL INNOVATION(テクニカル・イノベーション/技術革新)のそれぞれの頭2文字を組み合わせ、『TEIN』と命名されている。
設立は1985年2月。設立当初は完全受注で自動車用ショックアブソーバーを製作していたが、1990年からはテインオリジナルブランドで製品の製造・販売を開始。1995年に一般車でもサスペンションを自由に交換できるよう規制緩和が行なわれると需要が一挙に高まり、アフターパーツメーカーを代表する企業へと成長した。2002年にはISO 9001の認証を全事業所で取得し、またJASDAQ上場も果たしている。その後、TEIN U.S.A., INC.(アメリカ)、TEIN UK LIMITED(イギリス)、天御遠東国際貿易(北京)有限公司(中国)、天御減振器制造(江蘇)有限公司(中国)、TEIN Sales (Thailand) Co., Ltd.(タイ)などを設立し、海外にも積極的に進出している。
代表取締役社長の市野諮と専務取締役の藤本吉郎は、ともにラリー最高峰の世界ラリー選手権(WRC)に出場した経験を持ち、特に藤本は日本人として初めてトヨタ自動車のワークス・チームであるトヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTE)のパーマネント・ドライバーに抜擢され、1995年にはサファリラリーで日本人初の総合優勝に輝いているほか、1998年にはアジアパシフィックラリー選手権(APRC)のドライバーズチャンピオンを獲得している。現在でもテインとラリーとの関係は深く、世界各地のナショナルラリー選手権をサポートしている。
プロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)には充実したサポート体制を敷き、2008年最終戦では優勝を飾り、GRB型インプレッサの初優勝ともなった。その後は2010年、2011年と連続してシリーズ2位を獲得するという好成績を収めた。その他にもフィンランドラリー選手権では2008年から2011年まで4年連続でシリーズ優勝を獲得、2010年にはイギリスラリー選手権、ノルウェーラリー選手権でもシリーズ優勝を獲得している。2013年にはヨーロピアンラリー選手権(ERC)、フィンランドラリー選手権、ADACラリーマスターズ(ドイツ国内ラリー選手権)、ロシアラリー選手権の4選手権でシリーズ優勝を獲得し、4冠の快挙を達成した。また日本国内のモータースポーツでは、FD2型シビックワンメイクレースの初年度に、西、東、インターの全シリーズ優勝を獲得するなど、世界各地でモータースポーツでの活躍は著しい。現在でも全日本ラリー選手権や全日本ダートトライアル選手権、タイランドスーパーシリーズ、中国ラリー選手権、中国ツーリングカー選手権、世界ラリークロス選手権(WRX)などを中心に活動を行っている。代表取締役社長の市野諮は、2018年シリーズまで現役で全日本ラリー選手権にコ・ライバーとして参戦を続けた。
また、海外市場への販売拡大のため、2008年2月にTEIN U.S.A.アトランタ営業所(TEIN U.S.A., INC. EAST Branch)を設立、2008年4月に天御香港有限公司(TEIN HONG KONG LIMITED)を設立。また2009年5月には、中華人民共和国北京市に資材調達の調査・調整を目的とする天御遠東国際貿易(北京)有限公司を設立。2013年2月に、中華人民共和国内での営業活動拠点となる子会社、天御遠東国際貿易(北京)有限公司 広州分公司を、広東省広州市に設立。2013年11月に、初の海外生産拠点となる子会社、天御減振器制造(江蘇)有限公司を、中華人民共和国江蘇省宿遷市蘇州宿遷工業園区に設立。2014年、タイにTEIN Sales (Thailand) Co., Ltd. を設立している。
車高調についてはスポーツカーはもちろん、コンパクトカーやミニバン、SUVに至るまであらゆる車種に対応しているが、旧車やマイナーな車種など既存のラインナップに無い場合はワンオフ(特注)にて製作に応じている。2017年からは世界戦略製品である純正形状ショックアブソーバ「EnduraPro/EnduraProPLUS」を発売開始。2023年時点でグローバルで約650車種を展開。生産国や車両形状問わず幅広いラインナップを展開している。
テインの広告やイベントに登場するマスコットキャラクターで、ショックアブソーバがモチーフとなっている。大きな目、緑色の体、背中に別タンクを背負っているのが特徴。2000年に社内公募でデザインが決定され「多くの方に、サスペンション製品やカスタマイズカーの文化に親しんでいただきたい」という想いが込められている。
ダンパッチのガールフレンド。ピンク色の体でスカートをはいていて、頭には花飾りが付いている。ダンパッチと同じ大きな目には、女の子らしく長いまつ毛がある。ただし、ダンパッチと違い背中に4次元別タンクは背負っていない。
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