「ジンキシリーズ」は、綱島志朗による日本の漫画『ジンキ』を始めとする一連のロボット漫画シリーズである。人機(ジンキ)と呼ばれる巨大ロボットとそれに搭乗する主人公の戦いを描いており、掲載誌を移りながら長期にわたって連載されている。本記事では漫画を原作とするテレビアニメ、その他の関連メディアについても記述する。
ジンキシリーズ | |||
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ジャンル | メカ・アクション | ||
漫画:ジンキ(ジンキ-人機-) | |||
作者 | 綱島志朗 | ||
出版社 | エニックス マッグガーデン(新装版) | ||
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掲載誌 | 隔月刊ガンガンWING →月刊ガンガンWING | ||
レーベル | ガンガンウイングコミックス ブレイドコミックス(新装版) | ||
発表号 | 2000年3月号 - 2001年11月号 | ||
発表期間 | 2000年1月26日 - 2001年9月26日 | ||
巻数 | 全4巻 | ||
その他 | 新装版は「ジンキ再版記念4コマ」収録 | ||
漫画:ジンキ・エクステンド | |||
作者 | 綱島志朗 | ||
出版社 | マッグガーデン | ||
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掲載誌 | 月刊コミックブレイド | ||
レーベル | ブレイドコミックス | ||
発表号 | 2002年4月号(創刊号) - 2006年8月号 | ||
発表期間 | 2002年2月28日 - 2006年6月30日 | ||
巻数 | 全9巻 | ||
漫画:JINKI-真説- | |||
作者 | 綱島志朗 | ||
出版社 | アスキー・メディアワークス | ||
掲載誌 | 月刊コミック電撃大王 | ||
レーベル | 電撃コミックス | ||
発表号 | 2008年5月号 - 12月号 | ||
発表期間 | 2008年4月21日 - 11月27日 | ||
巻数 | 全1巻 | ||
話数 | 6話(雑誌掲載時は7話) | ||
その他 | 単行本では副題に 「FINAL EPISODE」が追加。 | ||
漫画:JINKI-真説- コンプリート・エディション | |||
作者 | 綱島志朗 | ||
出版社 | アスキー・メディアワークス | ||
掲載誌 | 月刊ガンガンWING(ジンキ) 月刊コミックブレイド(ジンキ・エクステンド) 月刊コミック電撃大王(JINKI-真説-) | ||
レーベル | 電撃コミックスEX | ||
発表期間 | 2008年4月26日 - 12月17日 | ||
巻数 | 全5巻 | ||
漫画:JINKI:EXTEND コンプリート・エディション | |||
作者 | 綱島志朗 | ||
出版社 | アスキー・メディアワークス | ||
掲載誌 | 月刊コミックブレイド | ||
レーベル | 電撃コミックスEX | ||
発表期間 | 2011年6月27日 - 9月27日 | ||
巻数 | 全3巻 | ||
その他 | エクステンド単行本6巻に 収録されていた番外編のみ未収録 | ||
漫画:ジンキ・エクステンド〜リレイション〜 | |||
作者 | 綱島志朗 | ||
出版社 | 富士見書房 | ||
掲載誌 | 月刊ドラゴンエイジ | ||
レーベル | ドラゴンコミックスエイジ | ||
発表号 | 2009年6月号 - 休載中 | ||
発表期間 | 2009年5月9日 - | ||
巻数 | 既刊5巻 | ||
漫画:人狼機ウィンヴルガ | |||
作者 | 綱島志朗 | ||
出版社 | 秋田書店 | ||
掲載誌 | チャンピオンRED | ||
レーベル | チャンピオンREDコミックス | ||
発表号 | 2016年10月号 - 2022年6月号 | ||
巻数 | 既刊10巻 | ||
漫画:人狼機ウィンヴルガ 叛逆編 | |||
作者 | 綱島志朗 | ||
出版社 | 秋田書店 | ||
掲載誌 | ヤングチャンピオン烈 | ||
発表号 | 2023年No.1 - | ||
発表期間 | 2022年12月22日 - | ||
小説:ジンキ・エクステンド EXTRA SIX | |||
著者 | 瀧川舜一 | ||
イラスト | 綱島志朗 | ||
出版社 | マッグガーデン | ||
レーベル | マッグガーデンノベルス | ||
発売日 | 2005年8月29日 | ||
巻数 | 全1巻 | ||
アニメ:JINKI:EXTEND | |||
原作 | 綱島志朗 | ||
監督 | むらた雅彦 | ||
シリーズ構成 | 荒川稔久 | ||
キャラクターデザイン | 細田直人 | ||
メカニックデザイン | 田村勝之 | ||
音楽 | 川井憲次 | ||
アニメーション制作 | feel | ||
製作 | テレビ朝日、ガンジス、アンヘル日本支部 | ||
放送局 | テレビ朝日、朝日放送 | ||
放送期間 | 2005年1月5日 - 3月23日 | ||
話数 | 全13話(テレビ放送12話+OVA1話) | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画、アニメ | ||
ポータル | 漫画、アニメ |
シリーズ第1作『ジンキ』は、1988年のベネズエラの奥地を舞台に中学生の少女・津崎青葉を主人公として、彼女が搭乗する人機「モリビト2号」の活躍が描かれる。同作はエニックス刊の『月刊ガンガンWING』2000年3月号から連載された。だが、エニックスお家騒動により作者がマッグガーデンに移籍したため、2001年11月号をもって連載終了となる。連載当初は意図的に絵柄を変えていたため、その後とはかなりビジュアルが異なる。
移籍後、マッグガーデン刊の『月刊コミックブレイド』2002年4月号(創刊号)からシリーズ第2作『ジンキ・エクステンド』が連載された。物語の舞台は前作より3年後の1991年の東京へと移り、高校生の少女・柊赤緒が新たな主人公となってモリビト2号に搭乗する。また、前作『ジンキ』もタイトルを『ジンキ-人機-』として、マッグガーデンより新装版が2004年12月10日に4巻同時に刊行された。さらに『JINKI:EXTEND』(ジンキ・エクステンド)のタイトルで漫画を原作としたテレビアニメをスターチャイルドが製作。2005年1月から3月まで放送された同アニメは、テレビ朝日が手掛けた唯一のスターチャイルド作品である。
漫画『ジンキ・エクステンド』の連載は2006年8月号を以って休載、その後2007年1月15日に作者の個人サイトで連載を終了することが公表された(事実上打ち切り)。しかし、この時点で続きが60ページほど進んでいること、また描く意欲があることを明かした。後に完成した60ページを持って出版社に持ち込みを掛けようとしていたが、逆に10社以上の出版社からオファーのメールを受けた。
2007年、メディアワークス刊の『電撃萌王』8月号にて連載再開決定が告知される。また同誌では、「JINKI GALS COLLECTION」と題された綱島による本シリーズに登場するヒロインの描き下ろしイラストが2007年8月号から2008年4月号まで掲載された(#JINKI-真説-コンプリート・エディション参照)。『電撃萌王』2007年10月号では、『月刊コミック電撃大王』にて2008年より連載されることが発表されている。
再開されたシリーズは『JINKI-真説-』として、アスキー・メディアワークス(メディアワークスは2008年4月よりアスキーと合併)刊の『月刊コミック電撃大王』2008年5月号より同年12月号まで連載された。
『ジンキ・エクステンド』で中断されたエピソードは『ジンキ』直後を描いた過去のものとなっていた。そのため、そのエピソードを継続した『JINKI-真説-』は『ジンキ』の主人公・津崎青葉の物語とされ、『ジンキ』から『ジンキ・エクステンド』へと続く空白の期間を埋めるストーリーとして完結している。また『ジンキ』と『JINKI-真説-』を収録し、津崎青葉の物語に一つに纏めて構成した完全版コミックス「JINKI-真説-コンプリート・エディション」が2008年4月26日から同年12月17日まで全5巻が刊行された。
2009年3月、富士見書房の『月刊ドラゴンエイジ』のホームページにて、同誌2009年6月号より『ジンキ・エクステンド(仮)』が連載されることが告知される。また、未完となっている『ジンキ・エクステンド』のエピソード、柊赤緒が主人公である「東京編」の続きではなく、それをベースに新しいストーリーが展開される予定であることも発表された。
新シリーズのタイトルは『ジンキ・エクステンド〜リレイション〜』とされ『月刊ドラゴンエイジ』2009年6月号より連載開始、現在も連載中である。「東京編」より以後の時期の出来事として「ハイ・アルファー」などの新たな設定を盛り込んで物語が進んでおり、既存のキャラクターはそのままに少年の主人公・柊蒼旗と彼が搭乗する新たな人機「モリビト天号」の活躍が描かれている。
2010年1月9日に刊行された『ジンキ・エクステンド〜リレイション〜』コミックス第1巻の帯では、ゲーム化が報じられた。2010年6月10日にはアダルト向けPCゲームとして戯画から発売されることが明らかとなり、『JINKI EXTEND Re:VISION』のタイトルで初回限定版が2010年11月26日に発売、通常版が2010年12月3日に発売されている。
2011年6月27日から同年9月27日にかけては、第2作『ジンキ・エクステンド』の「東京編」のエピソードを収録した完全版コミックス「JINKI:EXTEND コンプリート・エディション」が全3巻で刊行された。
2016年には、『チャンピオンRED』(秋田書店)にて、同年10月号(同年8月19日発売)から『人狼機ウィンヴルガ』の連載が開始された。
本記事では津崎青葉が主人公である話を“1988年「ベネズエラ編」”、柊赤緒が主人公である話を“1991年「東京編」”とし、新シリーズである『ジンキ・エクステンド〜リレイション〜』と便宜上区別する。
[以下表記、“1988年”]
1988年11月のある日、プラモデル作りが大好きな中学1年生の少女津崎青葉の前に白いワゴン車が現れる。中から出てきた女性(?)は「青葉の母」と名乗り、突然ヘッドバットを仕掛けてくる。これをまともにくらい、気絶した彼女が次に目を覚ました場所は南米ベネズエラ。そこで彼女は人機・「モリビト2号」と出会う。
[以下表記、“1991年(旧・エクステンド)”]
1991年、3年前から世界各地でロストライフ現象と呼ばれる町とそこに住む人々が消滅する事件が起きている中、東京の柊神社で巫女を務める少女柊赤緒は、ある日一人の男と出会う。彼の名前は小河原両兵。彼は赤緒を自分の探している敵と勘違いするが、すぐにその誤解は解ける。しかしその先には、襲い来る敵人機との戦いに「モリビト2号」の操主となって身を投じる過酷な運命が待ち受けていた。
[以下表記、“リレイション”]
とある港町で育った少年柊蒼旗は、そこで突如繰り広げられた人機同士の戦いに巻き込まれる。成り行きで父・垢司の造った人機「モリビト天号」に乗り込んだ蒼旗は一人の少女柊赤緒と出会う。2人の柊の出会いから新たな物語が始まった。
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『ジンキ-人機-』と『ジンキ・エクステンド』はアメリカでも『JINKI:EXTEND』のタイトルで発売された。香港では『ジンキ・エクステンド』のみが『人機・續篇』(人機・続編)のタイトルで翻訳出版されている。
レーベルはガンガンWINGコミックス。全4巻。
『ジンキ』の新装版。レーベルはブレイドコミックス。全4巻。
第3巻以外の初回限定版はタイトルと作者名がピンク色になっている(通常版は黄色)。レーベルはブレイドコミックス。全9巻。
レーベルは電撃コミックス。全1巻。
『ジンキ』と『JINKI-真説-』を収録する構成で、津崎青葉が主人公である物語に纏めた完全版コミックス。雑誌掲載時のカラーページが再現されている。描き下ろしの3つ折りポスター付き。全巻購入者限定応募者全員サービスで「JINKI GALS"SECRET"COLLECTION」(『電撃萌王』に2007年8月号から2008年4月号まで掲載されたイラスト「JINKI GALS COLLECTION」を収録したもの)が刊行された。レーベルは電撃コミックスEX。全5巻。
レーベルはドラゴンコミックスエイジ。1-4巻のカバー裏には各人機の設定資料が描かれている。既刊5巻。
『ジンキ・エクステンド』の「東京編」を収録・構成した完全版コミックス。雑誌掲載時のカラーページが再現されている。描き下ろしの3つ折りポスター付き。また、カバー裏には各ヒロインと人機の設定資料が描かれている。全巻購入者限定応募者全員サービスで「JINKI GALS"SECRET"COLLECTION+」が刊行予定。レーベルは電撃コミックスEX。全3巻。
『JINKI:EXTEND』(ジンキ・エクステンド)のタイトルで全12話が放送され、DVD最終巻にはテレビ未放送の第13話が収録された。1988年が舞台の『ジンキ』とその3年後(1991年)が舞台の『ジンキ・エクステンド』を原作とする。第7話までは2作の時間軸が同時に進行し、第8話以降は物語の舞台が1991年に集約される。
原作 | 綱島志朗(マッグガーデン刊『月刊コミックブレイド』連載) |
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監督 | むらた雅彦 |
企画 | 保坂嘉弘、大月俊倫 |
シリーズ構成 | 荒川稔久 |
キャラクターデザイン・総作画監督 | 細田直人 |
メカニックデザイン | 田村勝之 |
美術監督 | 小坂部直子 |
色彩設定 | 岩井田洋 |
撮影監督 | 近藤靖尚 |
音楽 | 川井憲次 |
音響監督 | 若林和弘 |
プロデューサー | シュレック・ヘドウィック、立石茂、瀧ヶ崎誠 |
アニメーション制作 | feel |
製作 | テレビ朝日、ガンジス、アンヘル日本支部 |
製作のきっかけは、大月俊倫が書店で『ジンキ』を見かけたことである。『ジンキ』を面白いと感じた大月は、単行本の奥付に知人の名前が記載されているのを発見し、その人物を通じて原作者の綱島志朗とその担当編集者を紹介されてアニメ化の企画が始まった。
監督のむらた雅彦はfeelの社長から本作への参加を呼びかけられた。本作以前にロボット作品に関わっていたむらたはもう少しロボット作品をやりたいと考えていたため、本作に参加した。むらたは『ジンキ』の設定の深さを気に入ったため、その要素を織り交ぜつつ『エクステンド』の世界観を掘り下げようとした。アニメ版のタイトルに『エクステンド』と入っている以上、『エクステンド』の要素は外せず、また『エクステンド』を語るためには土台となる『ジンキ』を外すこともできなかったが、両方をやろうとすると話数が足りなかった。その中でシリーズ構成の荒川稔久により、両作品を同時進行させてどこかで合流させるという提案がなされた。
荒川は大月に声をかけられて本作に参加した。原作『ジンキ』と『エクステンド』の美味しいところを拾うことで、本作の最初の形が出来上がった。原作はまだ継続中であることから終盤はアニメ側で独自に制作することとなり、綱島の大まかな希望を元にアニメ側で組み上げ、それをもう1度綱島が確認するという形で制作された。荒川は原作における青葉と静花の関係が印象に残ったことから、両者の関係をドラマの軸とし、それを中心として他の部分が配分された。登場人物全員の背景を追うと収拾がつかなくなるため、エルニィやメルJの出番は控えめとなった。『ジンキ』と『エクステンド』を順番通りにやると最初は青葉とルイ以外の女の子が出てこなくなるため、荒川は両作品を並行世界のように同時に描くことを思いつき、むらたと相談してこの案は採用された。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | メカ作監 |
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Episode1. | 少女が見た戦場 | 荒川稔久 | むらた雅彦 | 細田直人 | 田村勝之 | |
Episode2. | 涙のあと | よしもときんじ むらた雅彦 | 小林智樹 | 仲田美歩 | 松原一之 | |
Episode3. | 質と量 | 後信治 | 桝田邦彰 | 牟田口裕基 | ||
Episode4. | 対面 | 嵯峨敏 | 小菅和久、山本佐和子 | - | ||
Episode5. | 敵と味方と | むらた雅彦 徳本善信 | 後信治 | 高橋勇治、村上直樹 | 立田眞一 | |
Episode6. | 黒の操主 | 徳本善信 | 湯本佳典 小菅和久 | 山本佐和子 | ||
Episode7. | 野望の果て | 雨宮ひとみ 荒川稔久 | 中山正恵 | 下谷智之 | 下川寿士 | |
Episode8. | 銀翼の来訪者 | 川崎ヒロユキ | むらた雅彦 | 杉山了蔵、湯本佳典 高品有桂 | 牟田口裕基 | |
Episode9. | ゲームの勝者 | 殿勝秀樹 | 後信治 | 村上直樹、高橋勇治 | 立田眞一 | |
Episode10. | 赤と黒 | 荒川稔久 | 桜田本舗 | 徳本善信 | 岩井優器 | 山本佐和子 |
Episode11. | 家族 | 後信治 | 小菅和久、晶貴孝二 | 下川寿士 | ||
Episode12. | 青と赤 | 殿勝秀樹 | むらた雅彦 | 杉山了蔵、桝田邦彰 | 松原一之 牟田口裕基 | |
Episode13. (OVA) | それから | 鎌仲史陽 | 下谷智之 | 田村勝之 |
この節の加筆が望まれています。 |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 系列 |
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関東広域圏 | テレビ朝日 | 2005年1月5日 - 3月23日 | 水曜 26時12分 - 26時42分 | テレビ朝日系列 |
近畿広域圏 | 朝日放送 | 2005年4月6日 - 6月29日 | 水曜 26時51分 - 27時21分 | |
日本全域 | GyaO | 2008年9月25日 - 12月11日 | 毎週木曜更新 | インターネット配信 |
テレビ朝日 水曜26:12枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
JINKI:EXTEND | 25:59 - セレクションX 25:31より移動 |
いずれも綱島志朗自身が原画を担当している。
ドラマCD JINKI:EXTEND Vol.1
ドラマCD JINKI:EXTEND Vol.2
JINKI:EXTEND オリジナルサウンドトラック
2010年12月8日発売。
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