非常通信(ひじょうつうしん)とは地震、津波、火災、洪水、暴動など非常事態が発生、または発生するおそれがある場合、有線通信を利用することが極めて困難な場合において、人命の救助、災害の救援、交通通信の確保、秩序の維持のために行う。
アマチュア無線における非常通信は、遭難通信、緊急通信、安全通信などと同様に、免許状に記載された目的又は通信の相手方、若しくは通信事項の範囲を超えて運用することが可能である。
非常通信において、連絡を設定する為の呼出し又は応答は、呼出事項又は応答事項に[非常]を3回前置する必要がある。ただし、国内に限り電信では[非常](ヒゼウ)の代わりに[OSO ]
「非常」を前置した信号を受信した無線局は、応答するときを除き、これに混信や妨害を与えるおそれのある電波の発射を停止し傍受しなくてはならない。
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