なんばスカイオ(英語: Namba Skyo)は、大阪市中央区難波にある複合商業施設。南海電気鉄道がかつて本社を置いていた南海会館ビル(1957年竣工)の跡地に建てられた超高層ビルである。
なんばスカイオ | |
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南側から見たなんばスカイオ(左)と スイスホテル南海大阪(右) | |
施設情報 | |
所在地 | 大阪府中央区難波五丁目 1-60 |
状態 | 完成 |
着工 | 2015年9月1日 |
竣工 | 2018年9月 |
開業 | 2018年10月17日 |
用途 | 事務所、店舗、多目的ホール、医療施設 |
地上高 | |
高さ | 150.00m |
各種諸元 | |
階数 | 地上31階、地下2階 |
敷地面積 | 34,252.02 m² |
建築面積 | 3,820.90 m² |
延床面積 | 84,125.30 m² |
構造形式 | S造、SRC造 |
関連企業 | |
設計 | 大林組 |
施工 | 大林組、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体 |
所有者 | 南海電気鉄道 |
関西国際空港を沿線に持つ同社は2027年度までの経営ビジョンと中期経営計画「共創136計画」において、近年増加傾向にあるインバウンド客に向けた難波地区の国際観光都市としての発展と都市機能の充実を目的とした「グレーターなんば」計画を推進しており、なんばスカイオはその一翼を担っている。
計画当初は「新南海会館ビル」という仮称だったが、2017年に行われた一般投票により「なんばスカイオ」に決定した。名称の由来として、関西国際空港に直結するターミナルである難波のランドマークとして、世界の「空(Sky)」と大阪(Osaka)の頭文字や地球の形状を表す「O」を組み合わせており、世界中の人が大阪に集い国際交流の「輪」が広がるようにという意味が込められている。
地下1階から9階の低層部は飲食店や金融、商業サービス施設が集積するエリアである。訪日外国人が関心を持つ日本の伝統・文化や健康などをフロアごとにコンセプトとして設定しており、大阪市内に本社がある象印マホービンが運営する食堂や南海沿線である堺市の伝統産業である堺刃物の企業などが店舗を構えている。また医療ツーリズムにも対応した医療機関も併設しており、訪日外国人旅行客を取り込む施設づくりを行っている。13階から30階までの高層部はコワーキングスペースなどが入居するオフィスゾーンとなっており、梅田や淀屋橋など同じ大阪市内と比べてオフィス街の側面が弱いミナミにおいてビジネスの拠点強化を目指している。
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