田久保 真見(たくぼ まみ)は、日本の作詞家。
演歌、歌謡曲、ポップス、CM、アニメ・ゲームなどのキャラクターソングなど、幅広いジャンルの作詞を手掛けている。
作詞を手がけた1995年リリースのキム・ヨンジャの「涙の鎖」がオリコンの歌謡曲演歌チャート1位を獲得、1996年の第29回日本作詩大賞に入賞するなどし、一般に名が知られるようになった。
2006年には、大ヒットした映画「NANA」の続編である「NANA2」の劇中歌「Truth」(歌:伊藤由奈)の作詞を手がける。
2012年、あさみちゆきの「新橋二丁目七番地」で第45回 日本作詩大賞、優秀作品賞を受賞した。
2016年には、堀内孝雄の「空蝉の家」で第49回日本作詩大賞の大賞を受賞した。
また、アニメ・ゲーム「遙かなる時空の中で」シリーズでは始期からかかわり、手掛けたキャラクターソングは、約160曲にものぼる。その全楽曲を収録した「遙かなる時空の中で 田久保真見 言の葉集(全4巻)」が、2018年に発売され、本人がその全曲をひとつひとつ解説した、別冊のライナーノーツ ~問わず語り~ は、ファンの間で大きな話題となった。
アニメ、Jポップ、演歌、歌謡曲、全てのジャンルでオリコン一位を獲得する。
認知症を題材にした湯原昌幸「菜の花」や、空き家を題材にした堀内孝雄「空蝉の家」など、社会問題を取り上げた作品の評価も高い。
亡くなった者から残された者への愛を歌う佳山明生「冬茜」は涙を誘う。
また、日本演歌の大御所である作曲家・船村徹のオリジナルアルバムに抜擢され、参加した。
2019年には、上沼恵美子のシングル「時のしおり」が発売。この歌は、東京オリンピック、万博、震災をテーマに書かれており、昭和、平成、令和の三つの時代を不器用に生き抜く日本人への、熱い応援歌となっている。新曲発表が行われた「ABCラジオ祭り2019」では、万博記念公園に35000人もの人々が集まり、話題となった。
2020年、コロナ禍を戦う人達へのエール曲、五木ひろし「365本のひまわり」は、ネットで大きな話題となった。
2023年、大月みやこのデビュー60周年記念曲「今も…セレナーデ」を手掛ける。
また、評論家である故・小西良太郎氏の、最後のプロデュース作品に抜擢され、秋元順子の「プラトニック」を手掛ける。
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