銀河のしずく (ぎんがのしずく)は、日本のイネの品種名および銘柄名。岩手県中央部向けの良食味米品種である。「銀河」は、宮沢賢治の作品から岩手をイメージする語であるとともに、一粒一粒の輝きを表しており、「しずく」で粒の艶や白さを表現している。2017年(平成29年)発売の金色の風とで、食味の異なる金銀の2品種が揃った。
銀河のしずく | |
---|---|
属 | イネ属 Oryza |
種 | イネ O. sativa |
交配 | 北陸208号 × 奥羽400号 |
亜種 | ジャポニカ O. s. subsp. japonica |
品種 | 銀河のしずく |
開発 | 岩手県農業研究センター |
2006年(平成18年)、県中央部(JA新いわて、JAいわて中央、JAいわて花巻及びJAおおふなと)向けの良食味米の開発を目指して「奥羽400号」(耐冷性や耐病性に強い)「北陸208号」(コシヒカリ並みの食味)を県農業研究センターで交配。2008年(平成20年)、2,000個体から選抜。2010年(平成22年)、13個体で食味試験を開始。2012年(平成24年)、6か所で現地試験を実施。2015年(平成27年)、県奨励品種に採用。日本穀物検定協会食味ランキングでは、参考品種ながら県独自品種として初めて特Aを取得。2016年(平成28年)、販売開始。
粒は、大きくて揃っており、透明感のある白色を呈する。食味は、ほど良い粘りと甘みのあるバランスの取れたさっぱりした味で、軽やかな食感と表現される。おにぎりや酢飯との相性も良い。
北陸208号 | 奥羽400号 | ||||||||||||||||||
銀河のしずく (オリジナル水稲品種 岩手107号) | |||||||||||||||||||
This article uses material from the Wikipedia 日本語 article 銀河のしずく, which is released under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 license ("CC BY-SA 3.0"); additional terms may apply (view authors). コンテンツは、特に記載されていない限り、CC BY-SA 4.0のもとで利用可能です。 Images, videos and audio are available under their respective licenses.
®Wikipedia is a registered trademark of the Wiki Foundation, Inc. Wiki 日本語 (DUHOCTRUNGQUOC.VN) is an independent company and has no affiliation with Wiki Foundation.