金星台(きんせいだい)は兵庫県神戸市中央区の諏訪山にある展望台。諏訪山展望台とヴィーナスブリッジ、および諏訪山児童公園とともに諏訪山公園を構成する。
明治時代初頭の開園当初は園内に諏訪山動物園(王子動物園の前身)が設置され、諏訪山遊園という名称であった。 諏訪山の中腹の展望広場が金星台と称されるようになったのは、1874年にフランスの天体観測隊が、金星の太陽面通過の観測をこの地で行った以降のことである。また、この金星台と諏訪山展望台を繋ぐ螺旋橋の愛称はヴィーナスブリッジである。
神戸港を見渡すことができる展望広場の中央奥(山手)には金星観測記念碑と、勝海舟が創った神戸海軍塾の碑(海軍営之碑)が建てられている。またラジオ塔が現存している。
1874年の金星の太陽面通過観測の好適地(第1接触から第4接触まで観測可)の一つが日本であった。そのため3カ国の観測隊が来日して、3都市で観測を行った。
東経135度10分49秒 / 北緯34.69583度 東経135.18028度
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