『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』(しん・せかいじゅのめいきゅう ミレニアムのしょうじょ)は、アトラスから2013年6月27日に発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト。
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
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対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | アトラス |
発売元 | アトラス |
人数 | 1人 |
メディア | 3DSカード |
発売日 | 2013年6月27日 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
売上本数 | 130,274本 |
3Dのダンジョンに潜り、タッチペンでの地図の作成や敵との戦闘などを行うRPG『世界樹の迷宮シリーズ』の1つ。本作はシリーズ第1作『世界樹の迷宮』のリメイクであり、舞台は原作と同じエトリアの街。
これまでのシリーズのプレイヤーキャラクターを「キャラクターメイキング」により自分で設定できるというシステムは本作品でも存在するが、本作品では予め用意された主人公や仲間キャラクターによる「ストーリーモード」が搭載されている。これは演出面やシナリオ面の強化で間口を広げ、これまでシリーズに興味を持たなかった層に目を向けてもらおうという意図による。この制作方針の一環として、シリーズで初となるキャラクターボイスが採用されている。
シリーズ共通のシステムについては世界樹の迷宮シリーズを参照。
世界樹の迷宮III以降に存在した「サブクラス」の代替にあたるシステム。スキルが封じられた宝石「グリモア」を装備することで、そのスキルを使用できる。
グリモアは戦闘中にランダムで発生する「グリモアチャンス」により入手できる他、迷宮内の宝箱や、他プレイヤーとのギルドカード交換で入手することもできる。戦闘での入手の場合、グリモアチャンスのターンに敵が使用したスキルを入手できることもあるため、本作では他の職業のスキルだけでなく敵のスキルも組み合わせた幅広い戦術をとることができる。ただしグリモアの変更は街でしか行えない。また入手がランダムであるため、サブクラスと比較すると目的のスキルを習得しにくい。
世界樹の迷宮IVに存在した料理の代替となるシステム。ギルドハウスで「戦闘中HPを徐々に回復する」などの効果を1つ選択し、次に迷宮に入ってから脱出するまでの間、その効果を得ることができる。探索準備の種類はクエストを達成するごとに増える。
新登場のシステム。迷宮内で、地図をほぼ完成させたフロアでは階段アイコンの色が黄色くなり、階段アイコンをタッチすることで階段までワープできる。
クラシックモードでは『世界樹の迷宮#職業』に登場する全ての職業が最初から作成可能となっている。ストーリーモード限定の職業である「ハイランダー」および「ガンナー」は新規作成することはできず、一度ストーリーモードをクリアした後の引継ぎプレイ時のみ転職することが可能になる。
初期のレベル上限は原作と同じ70であるが、条件を満たすことでレベル99まで上げることができる。
ギルドで行える操作のうち、スキルポイントの振り直しを行う「休養」は実行時のレベル低下が2と少なくなっている。「引退」は従来通りであるが、ストーリーモードのキャラの場合は引退せず本人が帰ってくる「修行」に置き換わる。 新たに追加された「転職」は、キャラクターの外見および能力値は元の職業のままで、習得スキルのみ別の職業に置き換えることができる。転職を行う際は、引退と同様にレベルが半減し、能力値やスキルポイントのボーナスが発生する。
クラシックモードは世界樹の迷宮#ストーリーを参照。ここでは新たに追加されたストーリーモードの内容について記載する。
世界樹の迷宮の発見により、訪れる冒険者で賑わう街「エトリア」。近年、エトリアは度重なる地震や謎の怪音に悩まされており、その原因調査をハイランド地方に住む腕利きの部族「ハイランダー」に依頼する。部族の長老からこの任に就くことを命じられた主人公が、怪異の発生源と思しき遺跡「グラズヘイム」へ赴いたところ、遺跡にあった古代文明の装置から一人の少女が目覚める。彼女の失われた記憶に怪異の謎を解く鍵があると踏んだ主人公は、同じくグラズヘイムの調査に来ていた「ミズガルズ図書館」の3人とチームを組み、本格的な調査に乗り出す。その謎は、世界樹の迷宮の成り立ちとも密接に関わっていた…。
世界樹の迷宮#登場人物も参照。
各施設の住人は名前が表示されるようになった。戦闘不能は宿で回復できるようになったため、原作における戦闘不能の回復施設であったケフト施薬院は消滅している。
『ファミ通コミッククリア』(KADOKAWA エンターブレイン)で連載。作画は木村明広。
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