クリティクス・チョイス・アワード(Critics' Choice Awards)は、アメリカ合衆国・カナダの映画批評家で組織するクリティクス・チョイス・アソシエーション(英語版)(CCA)が主催する映画賞。1995年から2019年までは放送映画批評家協会が主催していたため、「放送映画批評家協会賞(Broadcast Film Critics Association Award)」の通称で知られていた。会員による投票が行われ、その年の12月にノミネート作品が発表、翌年1月に受賞作品が発表される。この他、CCA理事会の裁量で特別賞が授与される。毎年3月に開催されるアカデミー賞の前哨戦の一つに位置付けられている。
クリティクス・チョイス・アワード | |
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第29回クリティクス・チョイス・アワード | |
国 | アメリカ合衆国 カナダ |
主催 | クリティクス・チョイス・アソシエーション |
初回 | 1996年1月22日 |
公式サイト | www |
テレビ/ラジオ放送 | |
放送局 | The CW |
「クリティクス・チョイス・アワード」とは映画部門(クリティクス・チョイス・ムービー・アワード)とテレビ部門(クリティクス・チョイス・テレビジョン・アワード)の総称である。創設当初は映画部門のみを指して「クリティクス・チョイス・アワード」としていたが、2011年に放送映画批評家協会の姉妹組織である放送テレビジャーナリスト協会がテレビ部門賞を創設したため、映画部門賞の名称を「クリティクス・チョイス・ムービー・アワード」と改名した。2019年に放送映画批評家協会と放送テレビジャーナリスト協会が合併して新たにクリティクス・チョイス・アソシエーションが設立されたため、現在は同団体が映画賞を主催している。
2006年から2009年まではサンタモニカ市民公会堂で授賞式を行っていたが、2010年から2012年まではハリウッド・パラディオンで行われていた。授賞式のテレビ中継はエンターテイメント・テレビジョンが2000年から2004年まで担当し、2005年から2006年まではThe WB、2007年はエンターテイメント・テレビジョンが行い、2008年から2012年まではVH1が行っている。2013年からはThe CWがテレビ中継を引き継ぎ、第19回授賞式はサンタモニカ空港から中継された。2015年から2016年までの放送はA&Eが行い、2017年以降はThe CWが放送している。
授賞式は1月の第2週に開催されるが、これは映画賞シーズンの幕開けを飾るゴールデングローブ賞の授賞式が1月の第1日曜日に開催されるため、開催日が重ならないように配慮しているためである。2022年はハリウッド外国人映画記者協会における多様性マネージメントの問題から第79回ゴールデングローブ賞のテレビ中継をNBCが拒否したため、CCAは第27回授賞式の授賞式及びテレビ放送日を1月の第1日曜日に行うことを計画した。その後、2021年10月26日までにTBS(The CWの姉妹局)との間にサイマル放送契約を締結し、新規視聴者層を開拓した。
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