愛知芸術文化センター愛知県図書館(あいちげいじゅつぶんかセンターあいちけんとしょかん、Aichi Prefectural Library)は、愛知県名古屋市中区三の丸一丁目にある愛知県立の公共図書館である。通称は「愛知県図書館」または「県図書」。
愛知県図書館 Aichi Prefectural Library | |
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施設情報 | |
正式名称 | 愛知芸術文化センター愛知県図書館 |
前身 | 愛知県文化会館愛知図書館 |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 愛知県 |
管理運営 | 愛知県ビルメンテナンス協同組合 |
建物設計 | 坂田義雄、日建設計名古屋事務所 |
延床面積 | 1,9604.39 m2 |
開館 | 1959年(昭和34年)4月 |
所在地 | 〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸一丁目9番3号 |
位置 | 北緯35度10分42.6秒 東経136度53分42.79秒 / 北緯35.178500度 東経136.8952194度 東経136度53分42.79秒 / 北緯35.178500度 東経136.8952194度 |
ISIL | JP-1001910 |
統計・組織情報 | |
蔵書数 | 1,142,496冊・点(2017時点) |
貸出数 | 396,811冊・点(2017) |
来館者数 | 554,821人(2017) |
貸出者数 | 15,9634人(2017) |
年運営費 | 85,955千円(2018) |
条例 | 愛知芸術文化センター条例 |
館長 | 加藤 英樹 |
職員数 | 40人(2019年4月1日現在) |
公式サイト | https://www.aichi-pref-library.jp/ |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
サンフランシスコ講和条約記念として企画されたとされる。コンペにより選ばれた。蔵書は全国有数であったといい、学生の学習の場としても機能していた。1992年10月、再開発により閉館した。跡地にはオアシス21が建てられている。
延床面積は5847平方メートル、地上3階建て(地下1階)、蔵書は閉館時には約68万冊を誇った。
閉架書庫は地下階および、2・3・4階の4フロアーに渡って整備されており、延べ2100平方メートルに及んだ。また、館外貸し出しを行わなかったため、館内閲覧室として、第一閲覧室(一般および大学生向け自由席206席と男子高校生向け指定席108席)・第二閲覧室(一般および大学生向け指定席236席)・婦人室(女子高校生向け指定席90席)が置かれていた。また、特徴的な資料として、科学技術・産業・経済関係の専門雑誌など約6000種や社史・有価証券報告書など2万7500冊、特許公報、意匠公報などを備える「産業室」や愛知県内の郷土資料約1万2千冊を備える「郷土室」があった。
1968年(昭和43年)7月には第三セクターの神宮外苑土地開発会社が、名古屋市熱田区の東洋プライウッド・中京倉庫・旭金属・熱田倉庫の敷地の再開発に関して、図書館を設置する計画を立ち上げた。同社は愛知県も出資しており、のちに、愛知県が同地に3万3千~4万6千平方メートルの敷地に4~5階建ての図書館を整備する構想へと発展した。目玉として宇宙科学に関する資料を収集し、児童閲覧室の設置(当時の愛知県図書館は児童の入館を許可していなかった)、県下全図書館の蔵書目録をコンピュータ管理するなどの先進的な図書館を構想していた。
「県民に開かれた図書館」「資料情報センターとしての図書館」「県内の市町村立図書館へのバックアップを行う図書館」「愛知芸術文化センターの一翼を担う図書館」であるという4つの基本的性格を掲げている。
5階 | レストラン・自動販売機・飲食コーナー |
4階 | 自然科学・科学技術・社会科学・ビジネス情報コーナー |
3階 | 人文科学・地域資料・ティーンズコーナー・他文化サービスコーナー |
2階 | 新聞・雑誌・マイクロフィルム |
1階 | 貸出返却カウンター・登録カウンター・児童図書室・AV室・視覚障害者資料室 |
(館外)「風の色」像・「雪椿の乙女」像・オブジェ「浮くかたち」・「横井也有出生地」案内板・「大原幽学出生地」案内板 | |
地下1階 | 閉架書庫・貴重書庫 |
地下2階 | 閉架書庫・貴重書庫 |
レストラン(スガキヤ)・自動販売機・飲食コーナー
2005年(平成17年)3月設置。コーナーには持ち込みパソコンの利用ができる優先席8席がある。ビジネス情報として、企業・団体名鑑や各種年鑑、名簿類などの企業情報のほか、資格取得に関する資料、就職活動に関する資料、起業に関する資料、キャリアアップに関する資料、ビジネス関連の雑誌約30種、CSR報告書約250冊など、幅広い情報を提供している。
利用者持参のノートパソコンおよびワープロの利用が許可されている座席が24席準備されている。無線LANのアクセスポイントとして、フレッツ・スポット(NTT西日本)・docomoWi-Fi(NTTドコモ)・softbankWi-Fi(ソフトバンク)の3社によるサービスが提供されている。2021年7月からは、フリーWi-Fiの「Aichi Free Wi-Fi」も利用可能。(フリーWi-Fiについては、4階以外にも、1階 Yotteko(ヨッテコ)及びAV室、2階~4階の閲覧スペース、5階 各会議室、レストラン(スガキヤ)・飲食コーナー・ロビーで使用可能。1回あたりの利用時間は最大30分で、再度認証することで延長も可能)
2005年(平成17年)3月設置。児童図書室の対象図書と一般図書の間の需要を埋めるための書架。
2006年(平成18年)3月設置。
開館時より、雑誌は対象年齢や娯楽・実用・学術のジャンルを問わず広範囲に収集し、永年保存を目指している。また、新聞は全国紙・中部地方の各県1紙ずつ・各地方の代表的なブロック紙をはじめとして、外国新聞・政党機関紙・各種業界専門紙や愛知県内の郷土紙の収集を行っている。新聞・雑誌については、保存を重視するために、貸し出しを実施していない。
新生児から中学生までを対象とした資料を収集・提供している施設。また、児童図書研究室が附属している。
図書館1階東北寄りに設置された視覚障害者向けのサービスを行う施設。点字翻刻された事典類や点字雑誌・録音図書が配架されている。また、図書館2階において、点字版利用案内の作成や録音図書・点字図書の目録の作成を行っている。図書の貸し出しをはじめ、対面朗読サービス・録音図書の作成・電辞サービス(電話による辞書の読み上げサービス)・所蔵調査を実施している。対面朗読サービスは、録音図書の作成までのタイムラグを補うために、私文書を除く印刷物を対象として実施している。
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