学研奈良登美ヶ丘駅(がっけんならとみがおかえき)は、奈良県奈良市中登美ヶ丘六丁目にある近畿日本鉄道(近鉄)けいはんな線の駅。駅番号はC30。
学研奈良登美ヶ丘駅 | |
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駅舎 | |
がっけんならとみがおか Gakken-Nara-Tomigaoka | |
◄C29 学研北生駒 (2.7 km) | |
所在地 | 奈良県奈良市中登美ヶ丘六丁目1番地1号 北緯34度43分35.56秒 東経135度45分8.77秒 / 北緯34.7265444度 東経135.7524361度 東経135度45分8.77秒 / 北緯34.7265444度 東経135.7524361度 |
駅番号 | C30 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | C けいはんな線 |
キロ程 | 18.8km(長田起点) コスモスクエアから36.7 km |
電報略号 | トミカ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- | (全日)7,503人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 2006年(平成18年)3月27日 |
「学研奈良登美ヶ丘」の「学研」は、関西文化学術研究都市の略称である。一方「登美ヶ丘」とは、駅南方一帯に広がる住宅地を指し、その名は大和国添下郡北部の古称、「鳥見郷(登美郷)」に由来する。「とみ」は「鳥見」、「登美」、「登弥」などとも表記され、「登美」「鳥見」「富」など現在の奈良市西部から生駒市東部の地名にも連なる。さらに、鳥見郷の名は、古代神道における葬祭の一種、鳥葬に由来し、「とみ」には「黄泉」へ上る意味があったともいう。神話における物部氏の祖、饒速日命は、鳥見の白庭山へ遷したという記述があるが、その鳥見の白庭山も奈良市西部から生駒市東部にかけての地域であったとされ、現在の登美ヶ丘や白庭台に重なる。
駅名の由来となった登美ヶ丘は旧生駒郡平城村と旧生駒郡富雄町に跨り、住宅地開発は両町村が奈良市編入後の1960年から近鉄グループの近鉄不動産の手で開始された。駅周辺を除く北登美ヶ丘地区の宅地造成は、1980年代から行われている。
島式ホーム1面2線を有する高架駅。駅は末端部ですぼみ、路線の延伸に備えている。改札・コンコースは1階、ホームは2階にあり、改札口はコンコースに面して南北両側に設けられている。ホーム上にはワンマン運転支援用のホームセンサーを備える。
駅事務室は南口寄りに位置し、北口改札外には奈良交通の案内所がある。
生駒駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。特急券・定期券は専用の自動券売機で購入可能。
のりば | 路線 | 行先 |
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1・2 | C けいはんな線 | コスモスクエア方面 |
当駅開業後の1日あたりの乗降・乗車人員は下記の通り。
年度 | 特定日 | 1日平均 乗車人員 | 出典 | |
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調査日 | 乗降人員 | |||
2006年 | - | 4,214 | ||
2007年 | - | 5,326 | ||
2008年 | - | 5,951 | ||
2009年 | - | 6,110 | ||
2010年 | 11月 | 9日11,518 | 6,166 | |
2011年 | - | 6,243 | ||
2012年 | 11月13日 | 11,967 | 6,351 | |
2013年 | - | 6,722 | ||
2014年 | - | 6,766 | ||
2015年 | 11月10日 | 13,706 | 7,132 | |
2016年 | - | 7,292 | ||
2017年 | - | 7,443 | ||
2018年 | 11月13日 | 14,165 | 7,519 | |
2019年 | - | 7,503 |
当駅は生駒市と奈良市とにまたがっているうえ、北東には京都府相楽郡精華町との府県境も迫っている。
けいはんなプラザや国立国会図書館関西館など、関西文化学術研究都市の中核施設へはやや距離があり、バスを利用する必要がある。
駅バスロータリーから北登美ヶ丘住宅地に抜ける長く大きな階段がある。この階段は当駅設置のため立ち退いたゴルフ練習場と北登美ヶ丘住宅地を結んでいた里道であったが、駅設置に合わせて歩道として改修された。
朝ラッシュ時の鹿ノ台北二丁目系統のバスは駅前広場に乗り入れず、駅高架下の市道にて客扱いを行う。
※大括弧内の数字は系統番号を表す。「急」はラッシュ時に運行される急行であり、バスの通行が集中する鶴舞町一丁目、鶴舞町二丁目、鶴舞町六丁目と登美ヶ丘一丁目、登美ヶ丘二丁目、北登美ヶ丘一丁目、奈良学園登美ヶ丘を通過する。
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