在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁(ざいちょうせんアメリカりくぐんしれいぶぐんせいちょう、英語:United States Army Military Government in Korea; USAMGIK、朝鮮語:재조선미국육군사령부군정청、漢字:在朝鮮美國陸軍司令部軍政廳)、または単にアメリカ軍政庁(あめりかぐんせいちょう)は、1945年9月8日から1948年8月15日の大韓民国建国までの間、北緯38度線以南の朝鮮(南朝鮮)を統治していた公式な占領行政機関である。
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(星条旗) | (国章) |
公用語 | 英語、朝鮮語 | ||||||||||||||
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首都 | ソウル(軍政庁所在地) | ||||||||||||||
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現在 | 韓国 北朝鮮 |
軍政庁の統治期間に、大韓民国の社会制度の基盤が数多く建設された。
朝鮮半島の統治権移譲は、アメリカ軍のコートニー・ホッジス大将、トーマス・C・キンケード中将、日本軍の阿部信行大将、上月良夫中将らとの間で行われた。朝鮮総督阿部信行大将は、日本が敗戦を認めた1945年8月15日に、朝鮮の統治権を朝鮮人に移譲すると発表していたが、アメリカ合衆国とソビエト連邦は朝鮮人による統治を認めなかった。9月9日、朝鮮総督府がアメリカ軍への降伏文書に署名した。
軍政庁統治期の南朝鮮は、様々な要因から生じた政治・経済上の大混乱に苦しめられた。ソ連軍(赤軍)統治下の朝鮮(北朝鮮)も含め、当時の朝鮮には日本統治時代の余波が未だ残っていた。また、アメリカ軍は朝鮮統治を開始する際に、統治のための周到な準備が用意出来ておらず、朝鮮の言語的・政治的事情に関する知識の無いまま朝鮮に到着した。そのため、軍政庁による政策の多くは、軍政庁の意図に反して南朝鮮に不安定要素をもたらす効果を持っていた。更には、北朝鮮からの越南者(脱北者)・避難民や、また朝鮮国外からの帰国者が多数流入したことが、南朝鮮の混乱をより継続させる原因となった。
1947年時点
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