阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(はんしん・あわじだいしんさいきねん ひととぼうさいみらいセンター)は、防災・減災の世界的拠点となることを目的に創設された機関。施設は兵庫県神戸市中央区のHAT神戸にある。
人と防災未来センター | |
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施設情報 | |
正式名称 | 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター |
前身 | 防災未来館 ひと未来館 |
専門分野 | 災害・防災 |
館長 | 河田惠昭 |
事業主体 | 兵庫県 |
管理運営 | 公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構 |
建物設計 | 兵庫県県土整備部まちづくり局営繕課、設備課 |
延床面積 | 18,754.77m2 |
開館 | 2002年4月 |
所在地 | 〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号 |
位置 | 北緯34度41分54秒 東経135度12分53秒 / 北緯34.69833度 東経135.21472度 東経135度12分53秒 / 北緯34.69833度 東経135.21472度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
阪神・淡路大震災から得た貴重な教訓を世界共有の財産として後世に継承し、国内外の地震災害による被害軽減に貢献すること、および生命の尊さ共生の大切さを世界に発信することを目的に設立された。
センターには調査研究機関が置かれ、助教・准教授相当の研究員(常勤)と、大学教授クラスの上級研究員(非常勤)が所属しており、 「スーパー広域震災時の大都市間連携情報の高度化」や「大都市大震災における復興政策総合評価システムの構築」などの研究プロジェクトを立ち上げている。 災害発生時には、内閣府や兵庫県とともに被災自治体支援を行い、関係機関に適切な情報提供を行うことで、被災地の被害軽減と復旧・復興に貢献している。また、震災などの大規模災害および防災に関する資料の収集・蓄積・体系化・データベース化を継続して行うと同時に、自治体首長向けのトップフォーラムや、エキスパート研修など災害対応専門研修を実施している。アジア防災センターなどの国際研究機関を集約することなどを通して、国際防災・人道支援協議会(DRA)を組織するなど、国際的な防災・人道支援の拠点形成を図っている。
館内に展示されている阪神・淡路大震災の被災道路構造物は、2018年に「阪神・淡路大震災による被災構造物群」の一部として土木学会選奨土木遺産に選ばれる
震災追体験フロア(1.17シアター)では、地震で破壊される町や鉄道・高速道路を詳細な再現映像で復元する「5:46の衝撃」を放映している。ただ、あまりにリアルな再現映像であるため、小さい子供や妊婦、被災体験がある人などは映像をパスすることもできる案内がなされている。
学校の修学旅行や、自治会・町内会等の研修にも使用されることがある。公式ホームページで実際に利用した人の声を公開している。
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