京成成田駅(けいせいなりたえき)は、千葉県成田市花崎町にある、京成電鉄の駅である。駅番号はKS40。
京成成田駅 | |
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駅舎参道口(2020年9月) | |
けいせいなりた Keisei-Narita | |
所在地 | 千葉県成田市花崎町814 北緯35度46分36.3秒 東経140度18分56.3秒 / 北緯35.776750度 東経140.315639度 東経140度18分56.3秒 / 北緯35.776750度 東経140.315639度 |
駅番号 | KS40 |
所属事業者 | 京成電鉄 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面3線 |
乗降人員 -統計年度- | 31,140人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)12月24日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■本線 |
キロ程 | 61.2 km(京成上野起点) |
◄KS39 公津の杜 (2.6 km) (7.1 km) 空港第2ビル KS41► | |
所属路線 | ■東成田線 |
キロ程 | 0.0 km(京成成田起点) |
(7.1 km) 東成田 KS44► | |
乗換 | 成田駅(JR東日本) |
1911年(明治44年)1月20日、成田山新勝寺至近に、鳴鐘山東勝寺(宗吾霊堂)とを結ぶ成宗電気軌道が開通。のちに当駅付近には京成電車前停留場が設けられ、連絡を図っていた。この路線は1944年(昭和19年)12月11日に不要不急線として廃止されたが、当駅から成田山新勝寺までの廃線跡は道路(電車道)に転用され、アクセスルートの一つとなっている。
3面3線構造の地上駅であり、駅長配置駅。成田管区として、京成酒々井駅、宗吾参道駅、公津の杜駅を管理下に置く。2番線と3番線、4番線と5番線で線路を共有する。当駅は台地上に位置しており、1番線のすぐ東側が崖線となっている。当駅の京成上野寄りは地上線なのに対し、成田空港・東成田寄りは高架線となっている。5番線は主に成田空港方面、1・2番線には主に京成上野方面と東成田・芝山鉄道線方面、当駅折り返し列車などが発着する。改札口は北側に1か所あり、出入口は西口(参道口)と東口(地下道出入口)の2か所ある。
各ホームへは車椅子対応型のエスカレーターとエレベーターが設置されている。5番線ホーム内に改札口があり、5番線以外の各ホームへのアクセスは改札のある5番線ホームから一度エスカレーターおよび階段を下り地下道を経由するか、エレベーターで一旦橋上に上がってコンコースを通り再びエレベーターで下りる必要がある。なお、東成田線から直通している芝山鉄道線ではPASMOが使えないが、当駅に乗り換え用のカードリーダーなどはない。西口側は高低差が無いが、高低差のある東口側は階段となっており、エスカレーターは設置されているが、車椅子対応型ではない。トイレは1・2番線ホーム北側及び5番線ホーム中央に設置されており、5番線ホームのものは多機能トイレを併設している。
5番線ホームにはサンエトワール京成成田店(パン屋)が立地する。また、東口側の駅2階部分には市進学院が入居する。セブン銀行と中央労働金庫のATMが改札口付近に設置されている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | 東成田線 | 下り | 東成田・ 芝山鉄道方面(日中のみ) | |
京成本線 | 上り | 京成船橋・日暮里・京成上野・押上・ 都営浅草線方面 | ||
3 | 京成上野方面 | モーニングライナーが使用 | ||
4 | 下り | 降車専用 | 現在不使用 | |
5 | 空港第2ビル・成田空港方面 | |||
東成田線 | 東成田・ 芝山鉄道線方面(夕方のみ) |
江戸時代から多くの参拝客を集めている成田山新勝寺への最寄り駅の一つであり、特に初詣の参拝客数は約300万人(2020年現在)にも及ぶため、正月三が日の利用者数は大幅に増加する。
2022年度の1日平均乗降人員は31,140人である。京成線内69駅中第13位。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員 | 1日平均 乗車人員 | ||
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1998年(平成10年) | 18,732 | |||
1999年(平成11年) | 18,758 | |||
2000年(平成12年) | 18,916 | |||
2001年(平成13年) | 18,834 | |||
2002年(平成14年) | 18,673 | |||
2003年(平成15年) | 37,409 | 18,604 | ||
2004年(平成16年) | 37,535 | 18,723 | ||
2005年(平成17年) | 37,497 | 18,638 | ||
2006年(平成18年) | 38,045 | 18,892 | ||
2007年(平成19年) | 38,162 | 18,920 | ||
2008年(平成20年) | 38,568 | 19,148 | ||
2009年(平成21年) | 37,499 | 18,630 | ||
2010年(平成22年) | 36,026 | 17,901 | ||
2011年(平成23年) | 34,583 | 17,212 | ||
2012年(平成24年) | 35,426 | 17,612 | ||
2013年(平成25年) | 35,685 | 17,715 | ||
2014年(平成26年) | 34,871 | 17,344 | ||
2015年(平成27年) | 35,489 | 17,617 | ||
2016年(平成28年) | 35,933 | 17,838 | ||
2017年(平成29年) | 36,924 | 18,335 | ||
2018年(平成30年) | 37,742 | 18,739 | ||
2019年(令和元年) | 36,905 | 18,342 | ||
2020年(令和 | 2年)24,702 | 12,329 | ||
2021年(令和 | 3年)27,400 | 13,688 | ||
2022年(令和 | 4年)31,140 | 15,504 |
当駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の成田駅とともに旧成田市街地の玄関口となっており、駅周辺は行政機関や商業施設、宿泊施設などが集約している。JR成田駅交差点より北側に成田山新勝寺への表参道入口があり、参道には国の登録有形文化財の歴史的建造物が多く、門前町の代表的町並み群は日本遺産(北総四都市江戸紀行)に認定されている。
駅東口には国道51号(成田街道)、東関東自動車道が通り、国道51号を越えた先には成田市と富里市との市境がある。そのため、富里市の日吉台ニュータウンからの利用者も多いとされる。
駅西口(参道口)にはJR成田駅(東口)が約150メートルと近接しており、一本松通りを挟んで成田駅東口駅前ロータリー交差点が広がる。また、駅前には電車道(成宗電気軌道跡)が通る。
2016年9月に京成成田駅西口(中央口)と共に「参道口」という呼称に統一されることが決まった。
以下、京成線より西側、成田線より東側の施設等一覧(西側は「成田駅#駅周辺」を参照)。
千葉交通による路線バスと成田空港交通などによる高速バスなどが、以下のように中央口(西口)と東口から発着する。なお、各路線の詳細は「千葉交通成田営業所」、「成田空港交通」などを参照。
路線名 | 行先 | 主な経由地 | 運行会社 | |
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1番線 | 〔夜行高速バス〕大阪 - 銚子線 | USJ | 京都駅八条口・なんばBT | 千葉交通(銚子営業所)・南海バス |
〔直通バス〕成田メモリアルパーク線 | 成田メモリアルパーク内循環 | - | 千葉交通 | |
2番線 | 吉岡線 | 佐原粉名口車庫・佐原駅 | 成田山門前・野毛平・大栄支所 | |
3番線 | ||||
4番線 | 住野線 | 八街駅北口 / 南小学校 | 七栄四ツ角・住野入口 | |
5番線 | 本城台線 | プロロジスパーク成田1 | 七栄四ツ角・根木名・本城 | |
6番線 | イオン成田線 | イオンモール成田 | 土屋 / 国道51号(直行) | |
7番線 | 日赤・ボンベルタ線 | ボンベルタ | 日赤病院 | |
宗吾線 | 宗吾霊堂 | 公津の杜駅 | ||
11番線 | 日吉台線 | 日吉台車庫 | 日吉台入口・日吉台小学校 |
この他、降車専用であるが、以下の路線も停車する。JRバス関東の停留所名は駅が付かない「京成成田」である。
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