飲料 ファンタ: ザ コカ・コーラ カンパニーが販売する炭酸飲料

ファンタ(Fanta, )は、コカ・コーラのドイツ法人が開発したフルーツ味の炭酸飲料のブランドで、アメリカのザ コカ・コーラ カンパニー(コカ・コーラ社)やそのグループ企業から発売されている炭酸飲料(一部例外もあり。後述参照)。

ファンタ
飲料 ファンタ: 概要, 日本の商品展開, 脚注
種類 炭酸飲料
販売元 ザ コカ・コーラ カンパニー
発祥国 ナチス・ドイツ
販売開始

1940年ドイツ国

1958年日本
グレープ、オレンジ他
公式サイト https://www.fanta.jp/
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飲料 ファンタ: 概要, 日本の商品展開, 脚注
200ml瓶
飲料 ファンタ: 概要, 日本の商品展開, 脚注
オリジナル500 mlペットボトル
飲料 ファンタ: 概要, 日本の商品展開, 脚注
オーストラリアの2lペットボトル
飲料 ファンタ: 概要, 日本の商品展開, 脚注

概要

コカ・コーラ社は1929年にドイツに現地法人を設立してドイツでのコカ・コーラ生産を開始した。不況期のスタートであり、1929年の販売量は5,840ケースに過ぎなかったが、ナチス・ドイツ政権下での売り上げと生産の伸張は大きく、1939年の販売量は450万ケースにまで激増する成功を収めた。しかし1939年第二次世界大戦勃発によって、翌1940年、コカ・コーラ社ドイツ法人はアメリカ本国からコカ・コーラの原液を輸入できなくなった。

1938年からドイツ・コカ・コーラの支配人を務めたマックス・カイト (Max Keith) は、コカ・コーラの代替商品となる清涼飲料を求め、ドイツ・コカ・コーラの主任研究者ヴォルフガング・シェテリーク (Wolfgang Schetelig) らにより、炭酸飲料向けの新たなフレーバーシロップが開発された。これはリンゴジャム製造時の残渣と、チーズ等乳製品の製造工程中に生じる副産物の乳清などを原料に調合され、味は「果汁入りオレンジジュース : コーラ : レモンジュース を 0.375 : 0.375 : 0.25 位の割合で混合したようなもの」とされている。後年知られる「ファンタ」とは相当に異なったものであった。

ブランド名の語源はドイツ語「Fantasie」である。商品名を決める会議でカイトが「想像力 (Fantasie) を使え」(英語で「空想」を意味するFantasyとは意味が少し異なる)と言ったのに対して、ある出席者から「Fanta」 ([faːnta]) との即答が返ってきたことによる。

このように、最初のファンタは物資不足の中で作られた代用品飲料ではあったが、戦時中のドイツでは相当に受け入れられた。初期には甘味を得るためにサッカリンを利用せねばならなかったが、1941年には当局からテンサイの供給を得られるようになり、砂糖不足のドイツでは料理用シロップの代用に使われたほどであった。またビタミンCカフェインも添加された上で粉末ジュース加工され、戦地のドイツ軍にレーションの一部として支給された。

ドイツでは敗戦後も1949年までコカ・コーラ原液の輸入が止まっていたため、ドイツ・コカ・コーラの経営を支えたのはファンタであった。この代替コーラとしてのファンタは、この味に慣れ親しんだ世代のドイツ人により「シュペツィドイツ語版」という名称の飲料として残された。なお、コカ・コーラは2015年にファンタ75周年を記念して、初期の味を復刻したファンタを発売したが、そのキャッチコピーに「古き良き時代」というフレーズを使ったため、「(ファンタが発売された)ナチスドイツの時代を美化するのか」とドイツなどでの批判が上がり、物議を醸した。

1955年、イタリアナポリのコカ・コーラのボトラー・SNIBEG社で、オレンジ果汁を配合した炭酸飲料が開発され、ドイツ起源の「ファンタ」の名が付けられた。これがいわゆる「ファンタ・オレンジ」の最初で、以後は、糖分、果汁、フレーバーや着色料を配合し、炭酸水で割った清涼飲料として、各国で生産されるようになった(生産国により、果汁を含まなければフルーツ名のドリンクとして販売できない国と、フレーバーや着色料のみで販売できる国があり、各国ごとに独自の調合が行われている)。

日本では、第二次世界大戦後の1958年に初めて販売された。この当時、すでに世界36カ国で販売されていた。1960年にはコカ・コーラ社によって商標が買い取られた。1961年、アメリカ国内では「7 Up」に対抗するため、ドイツ国内で販売されていたファンタクリアレモン味を「スプライト」という名称で販売した。現在は世界180カ国で販売されており、最も消費量が多い国はブラジルである。タイ王国では死者への供物として一般的であるという。

日本の商品展開

飲料 ファンタ: 概要, 日本の商品展開, 脚注 
2016年から2023年に使用されたファンタのロゴ

ここでは、日本法人である日本コカ・コーラ社の商品展開について記述する。

日本の商品一覧

  • 1958年 - オレンジ、グレープ、クラブソーダ(炭酸水)
  • 1974年 - アップル、レモン追加
  • 1975年 - ゴールデングレープ
  • 1984年 - フルーツパンチ
  • 1987年 - パインフルーツ
  • 1988年 - メロン(以前より紙コップ式の自動販売機で販売していた)、アップルミックス、ストロベリー、パイナップル
  • 1989年 - ピーチ
  • 1990年 - トロピカルパンチ
  • 1991年 - 青りんご
  • 1992年 - マスカット
  • 1993年 - グレープフルーツ
  • 1994年 - スカッシュパンチ
  • 1996年 - クリアーパイン
  • 1997年 - レモン (New)(近畿以外での復活)
  • 1998年 - ゴールデンパイナップル(中京限定)、グリーンマスカット(北陸限定)
  • 1999年 - クリアピーチ、南の島ブレンド
  • 2000年 - さっぱりリンゴ、すっきりライチ、あっさりベリー
  • 2001年 - ファンキーレモンC、ラ・フランス
  • 2002年 - フルーティーグレープフルーツ、フルーツパンチ (New)、ホワイトピーチ、ゴールデンアップル
  • 2003年 - トロピカルフルーツ、すもも、マスカット (New)
  • 2004年 - 青リンゴ (New)、スウィーティー、さっぱりピーチ、ゴールデングレープ(復刻版)、レモン(1974年に発売された商品の復刻版)、ライチ、ホワイトストロベリー、メロンソーダ、ウィンターアップル、アミノサイダー  ※復刻版はメローイエローとのタイアップでもある。
  • 2005年 - フルーティーメロン、スウィートグレープフルーツ、ビタミンCスカッシュ、みかん(セブンイレブン限定)、あんず(セブンイレブン限定)、パイナップル、ゆず(セブンイレブン限定)、キウィ、ウルトラレモン、超ウルトラレモン
  • 2006年 - ハニーレモン、ゴールデンアップル(復刻版、セブンイレブン限定)、クリアアップル、メロンクリームソーダ、R18(アールジュウハチ)、アミノサイダー(2004年に発売された商品の復刻版)、ラブズベリー 、とれとれグレープフルーツ、ホワイトバナーナ、パーティーミックスマスカット&アップル、メロンソーダオリジナル(セブンイレブン限定)、グレープソーダ(紙コップ版)
  • 2007年 - いちごクリームソーダ、シュワッとピーチ、ファンタスティックファイブ、冷え冷えみかん、トロピカルマンゴー、謎のフルーツ(ピーチとストロベリーのブレンドだが、何の味であるかが一定期間秘密にされた)、アップルを探せ!(味はアップルだが、パッケージが「ウォーリーをさがせ!」のようになっている)
  • 2008年
    • 日本発売50周年を記念して、過去に販売されたフレーバーが順次復活した。第1弾としてグレープフルーツ、第2弾はパイナップル、第3弾はピーチ、第4弾は青りんご、第5弾はフルーツパンチが発売された。
    • マクドナルドでシャカシャカチキンの購入者に数量限定で、オレンジ味の「ファンタふるふるシェイカー」がサービスされた。商品には「振らなきゃ飲めない炭酸ゼリー」と表記されていた。後に一般発売されるその後、グレープ味も発売された。
    • ファンタZERO(エネルギー0キロカロリー、たんぱく質・脂質・炭水化物・糖類0グラム、レモン味)その後、6月以前にメロンソーダオリジナルがリニューアル、9月にふるふるシェイカーのレモン味が登場した。
  • 2009年
    • 1月 ワールドフレーバーシリーズが発売される。第1弾は「カリフォルニア グレープフルーツ」。ふるふるシェイカーにもなった(この「ふるふるシェイカー」は通常品よりも多い240ml入り)。5月には第2弾の「フランス マスカット」、8月には第3弾の「イタリア ピーチ」、10月には第4弾の「ニュージーランド カシス」、11月には第5弾の「ニューヨーク アップル」を発売(「ふるふるシェイカー」は第2弾の「フランス マスカット」まで。第3弾の「イタリア ピーチ」以降は未設定)。
    • 2月 「ふるふるシェイカー」にマルチビタミンを配合したファンタ初のエナジー飲料「ふるふるチャージ」を発売(このときに「ファンタ」のロゴデザインが変わる)。
    • 3月 ロゴを変更し、コアフレーバー(オレンジ・グレープ・ゼロレモン・メロンソーダオリジナル)がリニューアル。それと同時に、全商品が合成着色料不使用となった。
    • 4月 「ふるふるシェイカー」を刷新。コアフレーバーと同じく合成着色料不使用・純水使用となり、ビタミンを添加。「グレープ」と「レモン」は味わいも改良された。また、セブン&アイグループ限定品として「メロンソーダ」を追加。メロンソーダは「ワールドフレーバーシリーズ」と同じ240ml入り。
    • 6月 凍らせて振ってもみもみしてから飲む果汁入りフローズン飲料「もみもみフローズン」を発売。カロリーゼロ設計の「ZERO」には「サイダー」と「グレープ」を追加。
    • 7月 「ふるふるシェイカー」にも「サイダー」が追加された。
  • 2010年
    • 1月 前年に引き続き、ワールドフレーバーシリーズが発売される。2010年はダンスをテーマにしており、第1弾はヒップホップをテーマにした「U.S.A. HIPHOP フルーツパンチ」、4月には第2弾としてフラダンスをテーマにした「WAIKIKI HULA(ワイキキ フラ) パイナップル」、8月には第3弾としてUK(イギリスロックをテーマにした「UKロッキン!ピーチ」、10月には第4弾としてLA(ロサンゼルス)のハードロックをテーマにした「LA ハードロック アップル」を発売。パッケージには第2弾までは指だけで踊るユニークなダンス選手権「ファンタジスタ選手権」の告知が、第3弾では「UK Takamiyのギターデザインコンテスト」の告知がそれぞれ記されていたが、第4弾では告知そのものが記されていなかった。
    • 2月 「ファンタ」初の乳性炭酸飲料「もぉ~もぉ~ホワイト」を発売。カルシウム・乳酸菌入りで、保存料不使用・純水使用。カロリーオフ設計である。
    • 3月 コアフレーバーの「オレンジ」と「グレープ」のパッケージデザインを変更。遅れて「ゼロサイダー」をリニューアル発売(ミネラル配合・マイルド炭酸化)、さらに、テアニンアスパラギン酸ガラナローヤルゼリー入り「天才エネルギー」を発売。
    • 5月 地域限定販売だった「ゼログレープ」を刷新し、全国発売。
    • 6月 「ゼロレモン」も刷新(果汁感をアップし、クエン酸を配合)。これにより、ゼロシリーズ(サイダー・グレープ・レモン)が全て刷新され、ペットボトル製品(500mlのみ)は黒キャップとなる。
    • 7月 コーラフレーバーとオレンジフレーバーをミックスした期間限定フレーバー「ファンミックス」を発売。
    • 9月 4種類の果汁(白ぶどう、ザクロマンゴスチンカムカム)にビタミンC、ナイアシンオリゴ糖を配合。カロリーオフ設計にした「ファンタ」初の果汁入り炭酸「スーパーフルーツ ミックス」を発売。同時にコアフレーバーの「オレンジ」と「グレープ」のパッケージデザインをリニューアル。
    • 11月 球状の350mlペットボトルを採用した季節限定品「スノースカッシュ いちご味」を発売。
  • 2011年
    • 1月 - 日本の果物フレーバーをテーマにした新シリーズ「日本の果物シリーズ」を発売。第1弾は「白ぶどう」。8月には第2弾として「もも」、10月には第3弾として「りんご」を発売。
    • 3月 - コアフレーバーの「オレンジ」と「グレープ」を改良。従来からの合成着色料不使用に加え、合成香料も不使用化。あわせて、レモンフレーバーにはちみつを加えた新フレーバー「ハニーレモン」を追加発売。
    • 7月 - 2008年6月に発売された炭酸入りゼリー飲料「ふるふるシェイカー グレープ」が装いも新たに復活。
    • 9月 - グレープフルーツ、スウィーティー、アセロラ、パッションフルーツ、白ぶどうをブレンドした「スーパーフルーツミックス さっぱり柑橘系」を発売。
    • 11月 - 7日に「フルーツパンチ」を再発売。今回は2010年11月発売の「スノースカッシュ いちご味」と同じ球体の350mlペットボトルとなっている。21日には2010年7月に発売した期間限定品「ファンミックス」の中身を改良の上再発売された。
  • 2012年
    • 2月 - コアフレーバーの「オレンジ」・「グレープ」・「ハニーレモン」のパッケージデザインをリニューアル。
    • 3月 - 発売当時のロゴとデザインをイメージしたパッケージを採用した「レトロシリーズ」の第1弾「フルーツパンチ」を発売。1984年のデザインがベース。
    • 7月 - 「レトロシリーズ」の第2弾「アップル」を発売。1974年のデザインがベース。また、期間限定フレーバー「ピーチ」を発売。
    • 9月 - 「レトロシリーズ」の第3弾「ゴールデングレープ」を発売。1975年のデザインがベース。
    • 10月 - 期間限定フレーバー「ストロベリークリームソーダ」を発売。
  • 2013年
    • 1月 - 前年から継続展開されている「レトロシリーズ」の第4弾「マスカット」を発売。1992年のデザインがベース。
    • 2月 - 期間限定フレーバー「もも」を再発売。
    • 5月 - 期間限定フレーバー「うめ」を発売。また、コアフレーバーの「グレープ」と「オレンジ」をリニューアル。果実から抽出されたフルーツエキスが新たに加えられた。
    • 6月 - 「レトロシリーズ」の第5弾「グレープフルーツ」を発売。1993年のデザインがベース。
    • 9月 - 期間限定フレーバー「なし」を発売。
    • 10月 - 「レトロシリーズ」の第6弾「青りんご」を発売。1991年のデザインがベース。
    • 11月 - 期間限定フレーバー「ゆず」を発売。
    • 12月 - 期間限定フレーバー「フルーツパンチ」を再発売。
  • 2014年
    • 1月 - 「洗練された大人っぽさ」をコンセプトとする新シリーズ「厳選フレーバーシリーズ」の第1弾「芳醇マスカット」を発売。
    • 3月 - コアフレーバーである「グレープ」と「オレンジ」のペットボトル製品を「謎解きキャンペーン」に連動したパッケージデザインにリニューアル。この時はフルーツが盗まれたという設定でロゴ下のフルーツのイラストをなくし、あった場所には白のシルエットに"?"が記されたパッケージとなっていた。また、「厳選フレーバーシリーズ」の第2弾「豊潤ラ・フランス」を発売。
    • 5月 - 「厳選フレーバーシリーズ」の第3弾「豊潤パイナップル」を発売。
    • 6月 - 「謎解きキャンペーン」第2弾の開始に合わせて再度「グレープ」と「オレンジ」のペットボトル製品のパッケージリニューアルを行う。今度は、「ファンタ」の日本語ロゴが盗まれる設定となっていた。
    • 7月 - 「厳選フレーバーシリーズ」の第4弾「豊潤ライチ」を発売。
    • 9月 - 「ハロウィン仮装コンテスト」開催に伴い、再度「グレープ」と「オレンジ」のペットボトル製品のパッケージリニューアルを行う。また、「厳選フレーバーシリーズ」の第5弾「豊潤マンゴー」を発売。
    • 10月 - 「厳選フレーバーシリーズ」の第6弾「芳醇アセロラ」を発売。
    • 12月 - 「厳選フレーバーシリーズ」の第7弾「芳醇アップル」を発売。
  • 2015年
    • 1月 - 新シリーズ「ベストフレーバーシリーズ」の第1弾「ストロベリークリームソーダ」を発売。
    • 3月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第2弾「グレープフルーツ」を発売。また、コアフレーバーの「グレープ」と「オレンジ」をパッケージリニューアル。
    • 4月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第3弾「梅」を発売。セブン&アイグループ限定品として「レモンスカッシュ」を追加(関西地区で先行販売)。
    • 6月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第4弾「シークワーサー」を発売。沖縄県内のみ通年販売。
    • 8月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第5弾「白桃」を発売。
    • 9月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第6弾「梨」を発売。
    • 11月 - 「ベストフレーバーシリーズ」の第7弾「フルーツパンチ」を発売。
  • 2016年
    • 1月 - 100mlあたり350mgのビタミンCを配合するとともに、レモン果汁(果汁1%)も配合した「レモン+C」を発売。
    • 3月頃 - セブンイレブン限定品の「メロンソーダ」のパッケージをリニューアル。また業務用製品の「メロンソーダ」を発売。「グレープ」のびん製品を「グレープクラシック」という名称に変更。
    • 4月 - セブン&アイグループ限定品の「レモンスカッシュ」をリニューアルし、同時に「メロンクリームソーダ」160ml缶を追加(いずれも関西地区で先行販売)。また、コアフレーバーの「グレープ」と「オレンジ」をリニューアル。日本での発売58年にして初めて果汁(果汁1%)を加えた新ブレンドに刷新。併せて、世界の選りすぐりのフルーツを炭酸にブレンドした新シリーズ「ファンタ インターナショナル」シリーズを立ち上げ、第1弾となる「イタリアンライム」を発売した。さらに、一部地域での自販機限定製品として「レモン+C」および「厳選フレーバーシリーズ」の「芳醇アップル」250ml缶を発売。
    • 6月 - 一部地域の自販機限定製品として「ベストフレーバーシリーズ」の「白桃」430mlPET(スプライト470mlPETと同型ボトル)を発売。
    • 7月 - ファンタ初のフレーバー「すいか」を発売。490ml1本あたり460mgの食塩を配合しており、無果汁である。プレスリリースでは『レモン+Cに続く「シーズンズ」フレーバーシリーズ第2弾』と記述されている。
    • 9月 - 「ファンタ 真っ赤なオレンジ」を発売。ブラッドオレンジの香り。人気のため、発売直後に出荷停止となる。
    • 11月 - レモンフレーバーをベースに、5種類のビタミン(ビタミンB6ビタミンCビタミンDビタミンEナイアシン)を配合した180ml缶入りの小容量製品「SUPER PLUS+(スーパープラス)」を自動販売機限定で発売。後に、「ファンタ 飲みごろラ・フランス」を発売。
  • 2017年
    • 2月 - 「大人のファンタピーチ」を発売。ピーチ果汁にピーチピューレをブレンド。
    • 4月 - コアフレーバーの「グレープ」・「オレンジ」・「レモン+C」に期間限定品「みんなのキャラボトル」を発売。「レモン+C」は通常の490mlペットボトルから、「グレープ」・「オレンジ」と同じ「バブルボトル」仕様の500ml入りとなる。
    • 5月 - キウイフルーツフレーバーでビタミンE配合の期間限定品「キウイ+E」を発売。本品は490mlペットボトル・1.5Lペットボトルに加え、「ファンタ」では珍しい250ml缶が設定されている。
    • 6月 - 一部地域の自販機限定製品「白桃」を前年に引き続いて発売。本品より、「ファンタ」のブランドロゴが変わり、ロゴの文字色が白となる。
    • 7月 - コアフレーバーの「グレープ」・「オレンジ」・「レモン+C」を新ブランドロゴを採用してパッケージリニューアル(「レモン+C」は「みんなのキャラボトル」に採用されていた500ml入りの「バブルボトル」仕様を490ml入りと置き換わる形でレギュラー化)。同時に、すももフレーバーでビタミンE配合の期間限定品「すもも+E」を発売。
    • 9月 - 炭酸入りゼリー飲料「ふるふるシェイカー」を新パッケージで復活発売。フレーバーは2011年7月にも発売されていた「グレープ」に加え、2008年9月の発売当初に設定されていた「オレンジ」の2種類となる。翌週には、期間限定フレーバー「情熱のオレンジ」を発売。ブラッドオレンジフレーバーで、前年に発売された「真っ赤なオレンジ」の実質的な後継製品にあたる。
    • 10月 - 「大人のファンタ」シリーズの第2弾「洋梨」を発売。
  • 2018年
    • 1月 - 新シリーズ「ファンタ ダブルプラス」の第1弾として、ビタミンB群パントテン酸ナイアシン)と元気成分(ローヤルゼリー高麗人参)が配合された「ゴールデンアップル&パワー」を期間限定で発売。
    • 2月 - 前年に発売された「大人のファンタ ピーチ」をリニューアル。パッケージデザインが変更され、キャップが金色となる。
    • 4月 - 果汁入りシャーベット飲料「ファンタ フローズン」2種(オレンジ・グレープ)を発売。ブランド初のパウチ入りで、以前発売されていた「もみもみフローズン」同様、あらかじめ凍らせた後に揉んでから飲用するもので、炭酸は入っていない。翌週にコアフレーバーの「グレープ」・「オレンジ」・「レモン+C」をリニューアル。「グレープ」は味わいを、「オレンジ」は香りをそれぞれ改良されたほか、「レモン+C」はレモンエキスとレモンピールエキスが加えられた。併せて、500mlペットボトルと1.5Lペットボトルは期間限定で「みんなのカンパイボトル」となる。
    • 5月 - 「ファンタ ダブルプラス」の第2弾として、ビタミンB群とGABAを配合した「パイナップルギャバ」を期間限定で発売。
    • 7月 - 「ファンタ ダブルプラス」の第3弾として、ビタミンB群と乳酸菌を配合した「ヨーグルトトロピカル」を期間限定で発売。ファミリーマート限定で「甘酸っぱい初恋レモン」を発売。
    • 10月 - 「ファンタ ダブルプラス」の第4弾として、ビタミンB群と鉄分を配合した「マンゴーチャージ」を期間限定で発売。
  • 2019年
    • 1月 - 新シリーズ「ファンタ よくばりミックス」の第1弾として、食物繊維とビタミンB6が配合された「ヨーグルバナナ」を期間限定で発売。
    • 3月 - 新シリーズ「ファンタ 贅沢ダブル」の第1弾として、「白桃&黄桃」を期間限定で発売。
    • 4月 - 「ファンタ ふるふるシェイカー」の新フレーバーとして、「メロンソーダ」を発売。翌週にコアフレーバーの「グレープ」と「オレンジ」の500mlペットボトルと1.5Lペットボトルを期間限定で「ハジける変顔ボトル」としてパッケージリニューアルし、「レモン+C」は「レモン マルチビタミン1日分(ハジける変顔ボトル)」へリニューアル。なお、フレーバーごとに乃木坂46のメンバーが2種類ずつデザインされており、「グレープ」には齋藤飛鳥与田祐希が、「オレンジ」には生田絵梨花山下美月が、「レモン マルチビタミン1日分」には秋元真夏大園桃子がそれぞれデザインされている。
    • 5月 - 「ファンタ よくばりミックス」の第2弾として、クエン酸とビタミンCが配合された「ピンクグレープフルーツ」を期間限定で発売。
    • 6月 - 「ファンタ 世界のおいしいフレーバー」の第1弾として、ルーマニアの飲料を基にした「ソカタ」を自動販売機限定・期間限定で発売。
    • 7月 - 「ファンタ よくばりミックス」の第3弾として、ミネラルとビタミンB群(パントテン酸ナイアシン)が配合された「ライチ+ソルト」を期間限定で発売。同日に「グレープ」・「オレンジ」・「レモン マルチビタミン1日分」を期間限定で「みんなでぶっちゃけボトル」としてパッケージリニューアル(「グレープ」・「オレンジ」は500mlペットボトル・1.5Lペットボトルのみの設定)、翌週にはセブン-イレブン限定の「メロンソーダ」をリニューアル、ファミリーマート限定で「黄金パイン」を発売。
    • 9月 - ブラッドオレンジフレーバーの「情熱の真っ赤なオレンジ」を期間限定で発売。
    • 10月 - 「グレープ」と「オレンジ」の500mlペットボトルを期間限定で「みんなでモノマネゲームボトル」としてパッケージリニューアル(デザインされている乃木坂46のメンバーが増え、「グレープ」には秋元真夏が、「オレンジ」には大園桃子がそれぞれ追加されて3種類ずつとなる)。なお、「グレープ」と「オレンジ」の1.5Lペットボトルは500mlペットボトルとは異なる期間限定ラベル(各フレーバー2種類ずつ設定)となり、「レモン マルチビタミン1日分」は通常仕様のラベルデザインへ変更された。翌週には「ファンタ 贅沢ダブル」の第2弾として、「カベルネ&シャルドネ」を発売。
    • 11月 - 「ファンタ よくばりミックス」の第4弾として、ポリフェノールビタミンEが配合された「ミックスベリー」を期間限定で発売。今回はこれまでの「よくばりミックス」とは異なり、「ファンタ坂学園」のメンバーがデザインされた3種類(1期生(齋藤飛鳥・生田絵里香・秋元真夏)、3期生(与田祐希・山下美月・大園桃子)、さゆりんご軍団(松村沙友理中田花奈佐々木琴子寺田蘭世))が設定されている。
  • 2020年
    • 2月 - 乳酸菌DHAを配合した「いよかん」を期間限定で発売。
    • 3月 - 収穫から24時間以内に搾汁したすりつぶしピューレを100%使用した「プレミアグレープ」を発売。
    • 4月 - 「グレープ」と「オレンジ」の500mlペットボトルと1.5Lペットボトルを期間限定で新パッケージデザインへリニューアル(2フレーバー共通で、500mlペットボトルは2019年から継続起用されている齋藤飛鳥・与田祐希に加え、遠藤さくら賀喜遥香筒井あやめ堀未央奈北野日奈子久保史緒里岩本蓮加を加えた9種類に、1.5Lペットボトルは3種類となる)。翌週には「ファンタ 世界のおいしいフレーバー」の第2弾として、コロンビアのフルーツを使った「ルロ」を自動販売機限定で発売。
    • 7月 - 「メロンソーダ」をボトル缶からペットボトルに変更し、リニューアル発売。
    • 10月 - 白桃のすりつぶしピューレと白桃・黄桃の果汁を使った「プレミアピーチ」を発売。
    • 12月 - 「厳選フレーバー 芳醇アップル」が490mlPETで再発売。
  • 2021年
    • 3月 - オレンジパルプとオレンジの果皮ごと使用した「プレミアオレンジ」を発売し、同時に「プレミアグレープ」も発酵果汁とすりつぶしピューレの配合バランスが見直され、パッケージデザインを変更してリニューアルされた。
    • 4月 -
      • 「シールド乳酸菌(森永乳業の登録商標)」配合のヨーグルトフレーバー「ヨーグルラッシュ」を発売。裏面にNiziUのメンバーがデザインされた全9種類の「NiziU限定デザインボトル」での発売となる。
      • 「グレープ」と「オレンジ」の500mlペットボトルを期間限定で「NiziU限定デザインボトル」としてリニューアル。併せて、スーパーマーケットドラッグストアディスカウントストア向けに、新容量として飲みきりサイズの350mlPETと2人飲みサイズの700mlPETの2容量を追加発売(新サイズは「スプライト」と「カナダドライ ジンジャーエール」にも設定され同時発売された)。これらの容量品も発売当初は期間限定で「NiziU限定デザインボトル」として発売された。
    • 6月 - クエン酸配合の夏季限定フレーバー「すもも+クエン酸」を発売。
    • 8月 - 塩入りの期間限定フレーバー「ゴールデンキウイ+ソルト」を発売。
    • 9月 - 期間限定フレーバー「白桃」を発売。
    • 12月 - 期間限定フレーバー「シャインマスカット」を発売。
  • 2022年
    • 1月 - ビタミンC配合の期間限定フレーバー「あかるいよかん+ビタミンC」を発売。
    • 2月 - 「ヨーグルラッシュ」の期間限定フレーバー「白桃&黄桃」を発売。
    • 4月 - にごりレモン果汁とビールエキスを使用した「プレミアレモン」を発売。
    • 6月 - 期間限定フレーバー「青春スウィーティー」を発売。
    • 9月 - 期間限定フレーバー「ミステリーブルー」を発売。本品は2018年より海外で展開されている謎の味と鮮やかな液色を特徴とする「#What The Fanta」の日本版となり、製品仕様上、2009年3月以降の製品では珍しく合成着色料(青色1号)を使用している。
    • 10月 - 洋梨果汁と洋梨をまるごと使用したピューレ入りの「プレミア洋梨」を発売。
    • 11月 - 「ヨーグルラッシュ」の期間限定フレーバー「グレープ&マスカット」を発売。
    • 12月 - 2021年に発売された期間限定フレーバー「シャインマスカット」をパッケージデザインを変更して再発売。
  • 2023年
    • 1月 - もも果汁と白桃ピューレを使用した「プレミアとろけるもも」を発売。
    • 2月 - 2022年1月に発売された期間限定フレーバー「あかるいよかん+ビタミンC」の炭酸量を増やして「もっと あかるいよかん+ビタミンC」へ改名の上リニューアルされ、期間限定で発売。
    • 3月 - 「グレープ」「オレンジ」「メロンソーダ」が期間限定でMIXIが提供するスマートフォン向けRPGアプリ「モンスターストライク」とのコラボレーションボトルへ切替、「ヨーグルラッシュ」の期間限定フレーバー「まろやかいちご」もコラボレーションボトルとして発売された。
    • 5月 - 「プレミアレモン」を「レモンプレミア」に改名してリニューアル。
    • 6月 - 日本版「#What The Fanta」の第2弾として、日本の「ファンタ」で初のスイーツフレーバー「ミステリースイーツ」を期間限定で発売。2022年9月に発売された「ミステリーブルー」同様、合成着色料(青色1号)を使用している。
  • 発売時期不明 - 青りんご(紙コップ)、レモン(紙コップ、缶やペットボトルとは色と味が異なる)、ルートビア、チェリー

2023年6月現在販売中の缶、びん、PET製品 

  • ファンタ グレープ
  • ファンタ グレープクラシック(200mlびん)
  • ファンタ オレンジ
  • ファンタ メロンソーダ(500mlPET - セブン&アイ・ホールディングスグループ店舗限定)
  • ファンタ レモンプレミア(380mlPET)
  • ファンタ ヨーグルラッシュ まろやかいちご(380mlPET)
  • ファンタ もっと あかるいよかん+ビタミンC(410mlPET)
  • ファンタ ミステリースイーツ(410mlPET)
  • ファンタ 白桃(300mlボトル缶 - 北東北限定)
  • ファンタ 厳選フレーバー 芳醇アップル(490mlPET - 北海道・北東北・北陸限定)
  • ファンタ ベストフレーバー シークワーサー(500mlPET - 沖縄限定)

カップベンダー用現行品 

  • メロンソーダ
  • グレープソーダ
  • オレンジ
  • レモン
  • 青りんご
  • アップル

改良

  • 2000年代になると、ファンタのラインナップにはビタミンC・ビタミンB12やアミノ酸が入ったものが加わっている。
  • マカガラナ、他、睡魔を抑える働きで知られるカフェインを配合した「ファンタR18」等が登場している。
  • 2008年6月にオレンジとグレープの1.5Lで瓢箪のように胴部にくびれをつけた上、くびれの表面に細かな凹凸をつけた「手にピタ!ボトル」を採用した。同年7月に発売された「ファンタ ゼロ レモン」をはじめ、以降に発売されたファンタの1.5Lに採用されている。
  • 2009年3月にはコアフレーバー3種(オレンジ・グレープ・ゼロ レモン)がリニューアルされ、合成着色料不使用(オレンジのみ合成着色料不使用化、グレープ・ゼロ レモンはリニューアル前から合成着色料不使用)・純水使用となった。コアフレーバーのリニューアル以降に発売する製品(リニューアル品を含む)は前述した「ミステリーブルー」以外は「合成着色料不使用・純水使用」となる。
  • 2009年6月には「ファンタ」初の果汁入りフローズン飲料「もみもみフローズン」を発売。凍らせてから飲むタイプである為、ペットボトルは冷凍しても容器が破裂しないように工夫されている。炭酸は入っていない。

CM

1970年代から1980年代初頭まではタレントを使ったCMを放送し、最後に「ファンタスティック」のコピーがあった。1980年代中盤からは主要顧客層である子供を使ったCMを放送しており、「ファンタはぼくらのヒーローだ!」というコピーの最後に猫の鳴き声を被せていた。

1980年代前半には柏原芳恵が出演し、柏原や子門真人オリジナルCMソングを歌うバージョンや、松山千春がCMソングを歌ったバージョンが放映されていた。

1986年頃から1993年まではディズニーキャラクターを使ったCMを放送。マスカットの缶にミッキーマウスのイラストをプリントしていたのもこの時代の影響である。1986年のCMでは、実写の映像にディズニーキャラクターのアニメーション(主にミッキー・ドナルドグーフィーの3者)を合成したものが放送され、翌年のパインフルーツ初登場を知らせるPS部でもミッキーのアニメーションが合成された。 1990年代にはKinKi Kidsが出演していた。

2000年頃

  • ファンタの缶を砂浜で肌を焼いている人の背中に乗せて、缶が背中の熱で溶けていく
  • 虫捕りをしている親子が巨大なファンタの缶に襲われる
  • 砂漠でファンタを見つけた男性が、缶をとろうと持ち上げたら無限に缶が伸びて取れない
  • 勉強をしている少年がくしゃみをしたら、鼻からファンタの缶が出てきた
  • 砂浜で遊んでいるカップル。男(加瀬亮)が振ったファンタを女の方にかけようとして女が避け、勢いよく飛び出たファンタが海の向こうの島に直撃して粉々になる
  • 子ども向けイベントの会場の控室にて、あんまりな衣装に呆然とするスタッフの女性と、女性を呼びにくる同じ衣装を着た男性(ファンタレモン)
  • 男性が走り幅跳びをし、着地地点のバックには「レモン60個分」の立て看板。さらに計測に使うメジャーがレモンをつなぎ合わせたもので、計測結果が「レモン60個分」。(ファンタレモン)

ファンタ学園

2002年からファンタ学園シリーズが展開されていた。『3年B組金八先生』のパロディで展開されたシリーズで、3年B組がスルーされている(他にもE組等がスルーされている)。このシリーズは、韓国においても韓国語に吹き替えた上で放送されていた。

以下は、このシリーズの登場人物と演者の一覧である。ファンタの公式サイトには登場人物たちのプロフィールが掲載されていたが、「黒ひげ」がタカラトミー(放送当時トミー)の登録商標であることから、黒ひげ先生のプロフィールのみ公式サイトから除外されていた。

  • 3年A組 革ジャン先生(木坂佳史)(英語の授業)
  • 3年C組 ドラゴン先生(笠原大)(理科の授業)… フルーティーグレープフルーツ新発売
  • 3年D組 激安先生(児島浩次郎)(数学の授業)… ホワイトピーチ新発売
  • 3年F組 DJ先生(大堀こういち)(数学の授業)… スウィーティー新発売
  • 3年G組 将軍先生(林統一)(歴史の授業)
  • 3年H組 昼メロ先生(松井涼子)(国語の授業)… すもも新発売
  • 3年J組 ツッパリ先生(渡辺隆二郎)(国語の授業)… トロピカルフルーツ新発売
  • 3年S組 黒ひげ先生(銀治)(ホームルーム。担当教科は地理
  • 夏休みだよ!校長先生(竹之内啓喜)(全校集会)… さっぱりピーチ新発売
  • 3年AB組 エビさん先生(土井きよ美)(校則指導。担当教科は道徳
  • 3年X組 透明先生(稲川哲也)(理科の授業・放課後)

このシリーズは2004年に一旦中止されたが、2008年2月20日からファンタ発売50周年記念として展開された「PLAY!」キャンペーンの一環で一時復活した。

そうだったらいいのにな

2005年から、日本では童謡「そうだったらいいのにな」(井出隆夫作詞・福田和禾子作曲)のメロディでスチャダラパーのBOSEが替え歌を歌っている。このシリーズは、始めに空想の世界で始まり、「そうだったらいいのにな」のフレーズの後に現実に戻って落ちがつき、「そうじゃないからファンタ飲もう」で終わるのが基本的なパターンである。ファンタ学園シリーズの名残から学校に関するものがほとんどだった。

「そうだったらいいのにな」シリーズ(ヤギ篇・リモコン篇・カメラマン篇)は、2005年に全日本シーエム放送連盟が主催する「CMフェスティバル」において総務大臣賞/ACCグランプリ(最高賞)を受賞した。

作品一覧
  • ヤギ篇 - 学校にヤギの大群が押し寄せ、授業もテストもなくなるという設定で「そうだったらいいのにな」のフレーズが入り、現実世界の教室でニヤニヤしていて上の空だった生徒が教師に注意される。
  • リモコン篇 - 先生をリモコンで操作し、嫌な授業の場合は早送りしたり一時停止して、「そうだったらいいのにな」のフレーズが入り、現実世界で「神田君が変です」という落ちが入るもの。
  • カメラマン篇 - プロのカメラマンとなり好きなアイドルを撮り放題という設定で、妄想する少年にタモト清嵐、アイドルに小松彩夏が出演した。「そうだったらいいのにな」のフレーズの後、家でエロ本を読んでいるところを母に目撃される。
  • UFO篇 - 先生がUFOに連れ去られ、自習をするよう指示されて、3年間「自習」と称して遊びまくるという設定。「そうだったらいいのにな」の後、大槻義彦が「そんなわけねぇだろ」と言う。
  • その後、「ファンタだよ。TVに出よう!」キャンペーンで、全国の中高生がCMに出演している
スタッフ・キャスト一覧
  • 初オンエアー2005年3月16日(15秒CM)
  • 広告主:日本コカ・コーラ
  • 広告会社:博報堂、博報堂クリエイティブ・ヴォックス
  • 制作会社:葵プロモーション
  • クリエイティブ・ディレクター:岩本恭明
  • プランナー:横田豊、井村光明、松田淳、神田祐介
  • プロデューサー:中江康人、久保田修
  • プロダクション・マネージャー:鈴木佳之、伊藤剛
  • ディレクター:永井聡
  • カメラマン:町田博
  • ライトマン:平野竜司、津嘉山誠
  • 美術デザイナー:高嶋俊彦
  • エディター:石田延哉
  • ミキサー:横山欣也
  • タレント:小松彩夏タモト清嵐山梨ハナ白石タダシ篠原孝文、土屋有里恵、米谷真一川崎珠莉本間しげる
  • 音楽制作会社:ブギーヴォックス
  • 作曲:福田和禾子
  • 演奏・歌手:ボーズスチャダラパー
  • アカウントプランナー:安藤元博
  • スタイリスト:柚木一樹
  • ヘアメイク:須藤綾子、吉川清美
  • キャスティング:石垣光代
  • 動物コーディネーター:国立路加

吉本興業とのコラボ

2008年は、吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)とのコラボレーションを展開。吉本所属のお笑いタレントである、品川庄司(オレンジ)、ガレッジセール(グレープ)、フットボールアワー(レモン)がそれぞれの缶(カッコ内参照)に登場した。

ファン太郎

2009年からは横綱朝青龍が、「ファン太郎」に扮した一見恐そうな「ファン太郎」だが本当はいい人であるという趣旨の『ファン太郎が行く』シリーズが放映されていた。本CMは、日本コカ・コーラ社によると、飲料のファンタが合成着色料無添加ビタミンカルシウムも豊富、純水である等、ファンタの良さを伝える目的がある。なお、2009年2月から放映された「ふるふるチャージ」のCMには2年後の2011年放映の『海賊戦隊ゴーカイジャー』で伊狩鎧/ゴーカイシルバー役として出演した池田純矢が赤いリーゼントのヤンキー役として出演し、2009年7月から放映された「もみもみフローズン」のCMにははるな愛が女子高生役として出演している。CMソングは増山達也が歌っていた。また、渋谷の東急百貨店に掲示された特大広告では、未成年者飲酒防止の観点から「未成年者の飲酒は法律で禁じられているよ。飲むならコレだね ファンタ」のキャッチコピーで呼びかけていた。

バンド「FANTA」

2010年3月から、「ファンタ もぉ〜もぉ〜ホワイト」の新発売CMから謎のロックバンドFANTA」がメインのシリーズにリニューアルした。「FANTA」は、曙太郎がドラム、高見沢俊彦マーティー・フリードマンがギター、綾小路翔がベース&ボーカル、谷村奈南がリードボーカルという設定。「FANTA」の「F」はフリードマンのF、「A」は綾小路のA、「N」は奈南のN「T」は高見沢のT、「A」は曙のAと、メンバーの姓名からの頭文字を合わせている。

2011年6月1日から放送が開始された新CMでは、曙が高見沢からバンドを解雇通告され、曙に代わるドラム担当として、“大阪のベテランドラマー”ことくいだおれ太郎が新メンバーに加わる設定の内容になる。

More Fanta, More Play

2012年3月からは、「More Fanta, More Play」(モット ファンタ モット アソブ)のキャッチコピーが設けられ、CMも2011年から海外で放送されているオリジナルのCGキャラクター「FANTA CREW」(ファンタクルー)が繰り広げる世界共通の内容のものにリニューアルされた。

ファンタ宣伝部

2016年4月からCMキャラクターに菅田将暉を起用。2017年7月からは「ファンタ宣伝部」として、菅田が部長を務めるCMを放映。2019年3月まで放送された。

ファンタ坂学園

2019年4月からはCMキャラクターに乃木坂46を起用。メンバーが「ファンタ坂学園」の生徒となるCMが放映された。2020年4月からは設定が放課後に変更された。

ファンタ プレミア

2020年3月発売の「ファンタ プレミアグレープ」では本製品専用のTVCMが制作され、永山瑛太松田龍平が起用された。

2021年3月の「ファンタ プレミアオレンジ」の発売と「ファンタ プレミアグレープ」のリニューアルに合わせてTVCMが一新され、前野朋哉四千頭身石橋遼大が新たに起用された。

2022年4月の「ファンタ プレミアレモン」の発売に合わせてTVCMが再度変更され、阿部寛が新たに起用された。2023年5月の「ファンタ レモンプレミア」のリニューアル発売に合わせてTVCMが三度変更され、吉岡里帆が起用された。

遊び心は、みんなの中に。

2021年4月からは「遊び心は、みんなの中に。」をテーマにしたキャンペーンが開始され、定番フレーバーのTVCMでは「ファンタ坂学園」までのティーンに向けた内容からファミリーに向けた内容に刷新され、特定のCMキャラクターが起用されなくなった。

ラジオCM

2007年に流れていたCMは、子供がファンタグレープにビタミンCが添加してあることを理由に親にファンタを買うようにねだるという内容だった。また、ファンタそのものが擬人化されているパターンも存在する。ただし、CM放送後の2009年時点においてファンタグレープにはビタミンB6が添加されており、ビタミンCはファンタオレンジ等に添加されている。

他社とのコラボ商品

2011年3月15日、森永製菓のチューイングソフトキャンディハイチュウ」のコラボシリーズに、「ハイチュウ×ファンタグレープ」と「ハイチュウ×ファンタオレンジ」が期間限定で発売された。日本コカ・コーラ社と森永製菓のコラボレーションによる製品で、ファンタの味を初めてキャンディ化。ファンタの爽快感と炭酸感をハイチュウで再現した。

また、2023年3月6日にクラシエフーズが輸入販売するタブレット型ソフトキャンディ「メントス」とのコラボレーション企画として、「メントス FANTAオレンジ」が発売された。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • なつジュー。20世紀飲料博覧會
    2010年6月30日、ミリオン出版発行・大洋図書発売。編著者:清水りょうこ。書籍コード:ISBN 4813021247ムックシリーズ「ナックルズBOOKS」の第16巻(第16号)として発行。
    「ファンタゴールデンアップル」に関連する記述。

外部リンク

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飲料 ファンタ 概要飲料 ファンタ 日本の商品展開飲料 ファンタ 脚注飲料 ファンタ 参考文献飲料 ファンタ 外部リンク飲料 ファンタアメリカ合衆国コカ・コーラザ コカ・コーラ カンパニー炭酸飲料

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