トマス・ブロリン(Per Tomas Brolin, 1969年11月29日 - )は、スウェーデン出身の元同国代表サッカー選手、ポジションはMF。
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名前 | ||||||
本名 | ペア・トマス・ブロリン Per Tomas Brolin | |||||
愛称 | 小さなバイキング | |||||
ラテン文字 | Tomas Brolin | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | スウェーデン | |||||
生年月日 | 1969年11月29日(54歳) | |||||
出身地 | イェヴレボリ県ヒーディクスバル | |||||
身長 | 178cm | |||||
体重 | 74kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF / FW | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1984-1986 | ネスビケンIF | 36 | (10) | |||
1987-1989 | GIFスンツヴァル | 55 | (13) | |||
1990 | IFKノーショーピング | 9 | (7) | |||
1990-1995 | パルマAC | 133 | (20) | |||
1995-1997 | リーズ・ユナイテッド | 19 | (4) | |||
1997 | FCチューリッヒ (loan) | 3 | (0) | |||
1997 | パルマAC (loan) | 11 | (0) | |||
1998 | クリスタル・パレス | 13 | (0) | |||
1998 | ヒーディクスヴァルABK | 1 | (0) | |||
代表歴 | ||||||
1986-1987 | スウェーデン U-18 | 9 | (3) | |||
1988-1992 | スウェーデン U-21 | 16 | (6) | |||
1990-1995 | スウェーデン | 47 | (27) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
1990年、ワールドカップイタリア大会のブラジル戦でのゴールで注目を集めて、大会終了後の1990-91シーズンにACパルマへ移籍した。移籍初年度から7ゴールを決めるなど、パルマでは中心選手として、しなやかで技術の高いプレーでファンからの支持を獲得した。1992-93シーズンのUEFAカップウィナーズカップ、1993-94シーズンのUEFAスーパーカップ、1994-95シーズンのUEFAカップを制するなど、クラブを欧州レベルに躍進させた。しかし、1995-96シーズン途中、以降出場機会が減ってことから、リーズ・ユナイテッドへと移籍した。しかし、ウイルキンソン監督との折り合いも悪く、活躍出来ないまま、FCチューリッヒへレンタル移籍した。1997年にレンタルでパルマに複帰、チームはこの年リーグ2位に入ったが、エンリコ・キエーザやエルナン・クレスポを中心としたチームにあって、殆ど出場機会を得られなかった。
引退後は彼の兄弟が所属するアマチュアクラブで一度だけプレーした(GKを務めた)後は完全にサッカー界から離れ、ビジネスマンとして『Undici』(背番号11の意、自身のパルマ在籍時の背番号が由来)というレストランの経営に携わっている。
1990年のFIFAワールドカップ・イタリア大会直前にスウェーデン代表に招集されると同年4月25日のウェールズとの親善試合で2得点の活躍、そのまま代表へ定着した。本大会では1次リーグ敗退に終わるが、ブラジル戦で1得点を挙げた。
スウェーデン代表として地元開催の1992年の欧州選手権では3得点を挙げて、大会得点王を獲得するとともに、チームはベスト4進出した。
1994年のワールドカップ・アメリカ大会ではダーリンとアンデションへ度々好パスを供給するなど、合計で4つのアシストを決め、3位入賞に貢献した 。1994年11月16日の欧州選手権予選ハンガリー戦で足首に重傷を負い、その後は一気に下降線を下った。また本人の太りやすい体質もあってか以前の鋭さを失い、代表からも外れクラブを転々とするようになり1998年に28歳で現役を引退した。
前述のようにパルマやスウェーデン代表として数多くの成功を収め、選手として絶頂期にあった1994年に負った怪我は、ブロリンの選手生命を左右するものとなった。1995年に移籍したリーズ・ユナイテッドや1998年に移籍したクリスタル・パレスでは殆ど結果を残すことが出来ず、2007年にタイムズ誌が発表したプレミアリーグで最も期待外れに終わった選手50人の第2位にランクされている。
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