トペ・スイシーダ(Tope Suicida)はプロレス技の一種。
プランチャ・スイシーダやトペ・コンヒーロと並びルチャ・リブレの代表的な場外ダイブ技のひとつ。なお「スイシーダ」とはスペイン語で「自殺行為」を意味する。
「トペ」と略される事が多いが、この場合広義ではトペ・コンヒーロなど他の「トペ」を冠する技も範疇に含まれる。
リング上からリング場外にいる相手に向かって助走し、頭部や肩口などの正面から突っ込んで体当たりする技。通常はトップロープとセカンドロープの間をくぐり抜けて飛ぶが、トップロープの上を飛び越えるトペも使用され、ノータッチ・トペと呼ばれる。体当たりの方法だが頭突き、ショルダー・タックル気味、フライング・クロスチョップなど、使用するレスラーによって様々である。また、近年ではDOUKIがトペ・スイシーダからそのままDDTを繰り出すという荒技を披露した。
体重の軽いジュニアヘビー級だけでなくヘビーのレスラーにも多く使用されており、ジ・アンダーテイカーやザ・グラジエーターのような2メートル近い巨漢レスラーまでもが使用する。
日本ではメキシコ遠征から帰国した当時・全日本プロレス所属の百田光雄が最初に公開したとされる。同じくメキシコ遠征から帰国した当時・新日本プロレス所属の藤波辰巳が「ドラゴン・ロケット」の名称でドラゴン殺法の一つとして使用し他の日本人レスラーにも波及した。
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