スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)は、イギリス・ロンドン南西部のハマースミス・アンド・フラム・ロンドン特別区に位置するサッカースタジアムである。
スタンフォード・ブリッジ Stamford Bridge The Bridge | |
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施設情報 | |
所在地 | イングランド ロンドン |
位置 | 北緯51度28分54秒 西経0度11分28秒 / 北緯51.48167度 西経0.19111度 西経0度11分28秒 / 北緯51.48167度 西経0.19111度 |
起工 | 1877年 |
開場 | 1877年4月28日 |
修繕 | 1904年-1905年、1998年 |
所有者 | チェルシー・ピッチ・オーナーズ |
運用者 | チェルシーFC |
グラウンド | グラスマスター |
ピッチサイズ | 103m × 68m |
大型映像装置 | infiLED EM |
設計者 | アーチボルド・リーチ |
使用チーム、大会 | |
チェルシーFC (1905年-) | |
収容人員 | |
40,431人 | |
アクセス | |
フラム・ブロードウェイ駅より徒歩3分 |
プレミアリーグに所属するチェルシーFCのホームスタジアムであり、サポーターからは"The Bridge"と呼ばれている。
スタンフォード・ブリッジは、1876年に設立され1877年に開場した130年以上の歴史を持つスタジアム。初期は陸上競技用のトラックも備わっていた。[要出典]フラムFCのホームスタジアムとして提供されたが金銭面からフラムがそれを拒否してしまったため、1905年にホームチームとしてチェルシーFCが設立されホームスタジアムとして使用している。1970年代、財政難に陥ったクラブはオーナーによってスタンフォード・ブリッジを銀行の管理下に置かれた。その窮地にサポーターたちが立ち上がり、ファンによって結成された非営利団体、「チェルシー・ピッチ・オーナーズ」が今後このような事が起きないようにと、スタンフォード・ブリッジの競技場と自由保有権、回転式改札口、チェルシーのネーミングライツ(命名権)を買い占めている。チームの成功とともに、それを支えるファンも急増を続けている。スタンフォード・ブリッジの収容人数を5万人以上にする拡張工事計画も予定されていたが、自治体の反対により今以上の拡張工事は不可能と判断した。そのため2013年にチェルシーは集客人数の増加や財政健全化のために新たなスタジアムへの移転計画を発表したが、スタンフォード・ブリッジの所有権を持つチェルシー・ピッチ・オーナーズは総会にてこれを否決した。2015年にも同様の計画が発表され、2017年には自治体の認可を得たものの、近隣住民の反発に加え「現在の投資環境が好ましくない」として翌年その計画を無期限凍結した。
ロンドン西部の高級住宅街に位置しているスタンフォード・ブリッジであるが、80年代は古びたスタジアムであった。90年代に入りケン・ベイツ会長が就任すると、スタジアムを中心に再開発が行われた。周囲は「チェルシービレッジ」となっており、高級ホテルやショッピングセンターやレストランなどが建っている。南側スタンド下には巨大なグッズショップ「チェルシーメガストア」も完備。試合がない時でも楽しめる複合的なスポーツ施設となっており、現在ではロンドン西部の観光名所の一つにもなっている。スタンドからピッチまでの距離が非常に近く臨場感が高い。
ボックス型スタジアムであるため、4つの独立したスタンドを構える。そのうち北と南スタンドには特別に名称が存在し、北スタンドにはヘリコプター墜落事故で事故死した1990年代初期のクラブ副会長マシュー・ハーディングの名を冠して「マシュー・ハーディング・スタンド」。南スタンドはサポーター考案の「シェッド・エンド」という愛称が用いられている。
地下鉄ディストリクト線のフラム・ブロードウェイ駅がすぐ近くにあり、交通の便は良い。駅より徒歩3分程度。最寄空港はヒースロー国際空港。
先代 オールド・トラッフォード マンチェスター | FAカップ 決勝会場 1920年–1922年 | 次代 ウェンブリー・スタジアム ロンドン |
先代 ミュンヘン・オリンピアシュタディオン ミュンヘン | UEFA女子チャンピオンズリーグ 決勝会場 2013年 | 次代 未定 リスボン |
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