『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』(ゲート じえいたい かのちにて かくたたかえり)は、柳内たくみによる日本のライトノベル。
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | 異世界、ファンタジー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者 | 柳内たくみ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イラスト | Daisuke Izuka(単行本) 黒獅子(文庫版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | アルファポリス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
掲載サイト | Arcadia | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
連載期間 | 2006年4月 - 2009年6月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
刊行期間 | 2010年4月12日 - 2015年6月25日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | 全10巻(本編5巻+外伝5巻) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他 | 文庫版:全20巻(本編10巻+外伝10巻) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小説:ゲートSeason2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者 | 柳内たくみ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イラスト | Daisuke Izuka | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | アルファポリス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
刊行期間 | 2017年7月21日 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | 既刊5巻(2020年11月現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他 | 文庫版:既刊10巻(2022年9月現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小説:ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者 | 柳内たくみ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イラスト | Daisuke Izuka | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | アルファポリス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行日 | 前編:2021年12月31日 後編:2022年8月22日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | 全2巻 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アニメ:GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | 柳内たくみ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 京極尚彦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 浦畑達彦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚本 | 浦畑達彦、砂山蔵澄、鈴木貴昭 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 中井準 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 藤澤慶昌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | A-1 Pictures | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | ゲート製作委員会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | TOKYO MXほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 第1クール:2015年7月 - 9月 第2クール:2016年1月 - 3月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全24話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
2006年4月から2009年6月にかけて、柳内が「とどく=たくさん」名義で小説投稿サイト「Arcadia」に掲載していたweb小説『自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』が元になっている。2010年にアルファポリスから単行本化された。単行本第1巻・第2巻は、「Arcadia」掲載のweb小説版(以下、web版)から作中の一部表現を修正したものとなっている。また、第3巻以降も大幅に改訂されており、単行本とweb版で結末が異なる登場人物もいる。本記事では特に記述がない限り、単行本及び文庫版の内容に基づいた記述とする。
本編は当初の予定では第3巻で完結の予定だったが第4巻まで延長され、さらに内容が東日本大震災を連想させることを配慮して第5巻まで延長された。本編完結後も、後日談や本編の挿話、前日談などが収録された外伝が刊行されている。
この他に、web版には『湯煙温泉編』『商売繁盛編』という番外編があり、「Arcadia」においてサイト管理者の了解を得た上で掲載されている(『商売繁盛編』は未完)。他にも『混家冬の陣編』が同所で掲載されていたが、これは削除されている。
2017年夏に続編となる海上自衛隊を主役とした『ゲートSeason2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり』の刊行が始まった。
2023年12月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は700万部を記録している。
突如銀座に「門」(ゲート)が開き、 モンスターを引き連れた軍勢が現れた。彼らは民間人を無差別に殺害し屍の山を築くが、自衛隊や警察の応戦により敵軍勢は壊滅、兵の1割を捕虜とすることで事態は収束を迎えた(銀座事件)。
特地(特別地域)と名付けられた門の向こうに膨大な資源が存在する可能性を知った日本国政府は、自衛隊を特地に派遣。特地派遣部隊は門を確保し、そこに大規模な陣を築きあげた。特地の軍勢は門(聖地アルヌス)奪回のため進軍してくるが、一方的な殺戮に近い状態で軍勢は撃退される。
軍勢を撃退した自衛隊は、特地調査のため1部隊12名から成る偵察隊6個、深部偵察部隊を臨時に創設する。主人公の伊丹耀司率いる第三偵察隊(3Rec)は、植生や動物・地質等よりも人々との交流に重点を置くことで、自衛隊にとくに警戒心や敵意を抱いていない現地の住人と良好な関係を築いていく。
ある日、門近辺の人間族の村、コダ村の紹介で訪れようとしたエルフ族の集落が、火を吐く巨大な龍、炎龍によって襲われているのを発見する。集落の唯一の生き残りテュカ・ルナ・マルソーを救助した第三偵察隊は、炎龍が出現したと知るや否や家財をまとめて避難しようとするコダ村の住人に協力を申し出る。コダ村の住人である魔道士レレイ・ラ・レレーナ、亜神のロゥリィ・マーキュリーも加わり、伊丹ら第三偵察隊とコダ村の住人は行くあてのない逃避行を続けるが、不運にも炎龍が伊丹たちの目の前に舞い降り、両者は戦闘状態に突入する。
死闘の末、左腕を撃ち落としてなんとか炎龍を撃退することに成功した伊丹たちだが、避難民の4分の1を失う。やがて生き延びたコダ村の住人たちと無事に別れた伊丹は、炎龍によって家族をなくした子供たちや行くあてのない老人たちに向かって、自分たちを信用するように言う。
最初の帝国皇族との接触はピニャ・コ・ラーダ第三皇女で、麾下の騎士団と離れていたおり、イタリカ防衛のため、伊丹らと共闘しなければならなかったが、第四戦闘団(空中機動=ヘリコプター部隊)の威力を目の当たりにし、ピニャは講和できなければ帝国が滅ぶと考え、講和派として最も積極的に動くことになる。
ほとんど誰からも馬鹿だと思われているゾルザル・エル・カエサル第一皇子は、自分では馬鹿を演じていると思い、他人の意思に操られている自覚はない。日本人拉致被害者を奴隷にしていたこと、レレイ(炎龍退治者中唯一の帝国民のヒト種、ただし本人に帝国民としての自覚はない)に対し嫉妬し、暗殺者を向けるなど、日本にとって講和の最大の障害となる。
伊丹と3人娘+1(ダークエルフ、ヤオ・ハー・デュッシ)は、炎龍退治、迷宮での探索、魔法都市ロンデルでの刺客撃退とレレイの導師号合格を経て、ハーディの神殿に至る。そこでハーディより、地震と更なる多大なる被害が門を開け続けている所為だと教えられ、門の開閉の技を与えられる。
このことにより、伊丹と3人娘ら(日本国政府も同意見)は門をいったん閉じた後に開閉をしようとするが、アルヌス生活協同組合(の一般の者)は閉じたままになることを懼れ閉門反対に、帝国首脳部は自衛隊の戦力を恐れて閉門したままにしようと考える。更に自国に門を開けたい中国などが絡み、互いの勢力が相手の邪魔をするなか、ゾルザルが皇帝不予に際しクーデターを起こして帝国の実権を握り、元老院主戦派とともに恐怖政治を断行する。
自衛隊によりゾルザルの手から救出された皇帝モルトは、ともに救出されたピニャを皇太女(ゾルザルの皇太子位は剥奪)とし、イタリカで帝国正統政府を宣言する。この宣言には亜人厚遇も示され、イタリカには亜人、講和派貴族と返還捕虜第二陣、諸王国と軍が集まってくる。
自衛隊と講和派貴族、諸王国軍は帝都奪還を目指し圧倒的快進撃をするが、ゾルザルは正統政府の根拠地であるイタリカを攻め、時の内閣総理大臣森田の弱腰(特に対中国)で特地撤退が間近に迫る。ピニャはゾルザルを逃がさぬように、不利を承知で麾下の薔薇騎士団と亜人の混成軍で野戦に挑むが、ゾルザル配下のボウロは皇帝暗殺の刺客を大量に放ち、皇帝死守を命じられたシャンディーやスィッセスら薔薇騎士団幹部が倒されていく。
それでも、森田を内閣総理大臣の座から追い落とすことで特地撤退を回避し、ピニャは何とかイタリカを守りきり、自衛隊は中国の妨害により残留予定者以外も残留した状態ながら門を閉じることに成功し、大団円を迎える。
皇太女ピニャは、敵対勢力もいなくなり帝国を纏めることを考え、自分の配偶者も新貴族たる亜人受けが良い者をと、他人事のように考えていた。自分の幸福はせめて趣味の芸術に浸りたいと考えていたが、日本との連絡つまり新たな芸術の供給も絶たれ、自ら筆を執るがその画力の無さに絶望していた。
帝国の権威を貶めようとしたズフムートの神官の暗躍で、シーミストの領主たちは、国境を越えてエルベ藩王国を荒し、戦争直前となっていた。それを止めるため外交官菅原らは日本と帝国の外交使節をシーミストに送る手筈となる。
ピニャの秘書官ハミルトンは、亜人受け、趣味に理解、権威はあるが権力に興味はないというピニャの望む皇配としての条件にあてはまるのは、伊丹しかいないことを理解する。そこで伊丹とピニャを二人きりの状態で媚薬を飲まし、既成事実をつくるという為に、シーミストに赴く使節に二人を入れ、ピニャにも自覚を促す。
船の座礁で、伊丹とピニャはハミルトンが用意していた媚薬入りのウイスキー(10リットル樽)と共に漂流するが、アクアス族の人魚ケミィに助けられる。お礼にウイスキーを渡すが、飲まなかった伊丹と彼に守られたピニャ以外は乱交となり、アクアス族の女7人男5人の多夫多妻の結婚となる。
国としては重要な、シーミストとの外交(シーミスト側としてはピニャを人質にしたかったが)は、シーミストが挫けてあっさり終了。伊丹とピニャの仲も少しは親密になった程度で、大して進展はなかった。
アルヌスでは外伝2以降で(それなりに)重要となるサブキャラが登場する。ロゥリィ関係ではエムロイの神官(司祭、助祭、見習い)でいろいろあるがいずれもロゥリィに対して実直である。レレイ関係ではレレイに学ぶために組合に就職した魔導師。こちらはそれぞれ名誉欲・金銭欲・レレイへの独占欲が強く、レレイにとっては望ましくない人物たち。
元黄薔薇隊隊長ボーゼスは富田との子供・舞を出産するが、父パレスティー侯爵は、元敵国のしかも下士官ごときとの結婚など認められない。業を煮やしたボーゼスは皇太女ピニャよりアルヌス駐在武官の職を得て、アルヌスの街の近くに小さな家(居室10室)を建て、母娘二人(執事、メイドは複数、子守専用メイド付)で住むことにする。
伊丹は江田島の勧めで新たな娯楽を模索しつつボーゼスの不安を解消する為、ナッシダ(誕生披露宴)と結婚式と祭典を企画する。ロゥリィのおかげで、歴代皇帝でさえ成し遂げられない、亜神勢揃い(ワレハルン、モーター、グランハム、ジゼル)というナッシダ開催と、ディアボの思惑により娯楽を大々的に行う自衛隊祭「大祭典」となる。規模の拡大により実行委員長は伊丹二尉から江田島二佐に変更。
ランドール公爵の娘レディは、自分に従う者は取り巻きとして優遇するが、逆らう者は迫害している。レディはピニャ自体も気に入らないが、皇太女に対し皇姪である自分が嫌がらせもできず、ピニャの寵臣の一人であるボーゼスに嫌がらせが向かい、「敵に身を任せた女」との噂を流し、ナッシダの出席者の妨害なども合法的な範囲で行う。
そしてその裏には、ズフムート神の使徒・亜神メイベル・フォーンがおり、その理由はズフムート教の神官が代々伝えてきた間違った偏見と誤解による。偏見とは時の王が一族の娘を犠牲にしてしばらくの間得られる血剣ディーヴァを使用しない様にとズフムート教を禁教にしたことを、エムロイの陰謀扱いとしたこと。誤解とは、ベルティ以降一族が誰もまともな結婚が出来なかった事を結婚を邪魔したロゥリィの呪いであるとし、ベルティがカストーリとの玉の輿婚を望んでいたとしたこと。結婚相手にディーヴァのことが知られたら、本人はともかくその一族に剣と命を狙われるから逃げろと伝わっているから結婚できないのである事を理論的に説明しても納得しない状態である。
祭り自体は大成功で、結婚式に異議を唱える者を訊いたロゥリィに、メイベルが立ち上がり、眷属を入れた2対2の対決(代理で、炎龍を倒した男と戦いたいグランハムの眷属ユエルに根回し済み)を要求。伊丹の力とは個人の武勇ではなく、人徳・指揮を含めた力であり、江田島の提案で150対150の棒倒し勝負となる。ロゥリィの黒軍には自衛官、薔薇騎士団、アルヌス協同組合が参加、メイベルの蒼軍には、レディ関連の者やゴロツキたちと勝ったら娘を連れて帰れるという事でパレスティー侯爵も加わる。
棒倒しは引き分けで、結局亜神同士の一騎討ちとなる。ベルティと瓜二つの顔でやりにくい為 拮抗しているが、グランハムの示唆でジゼルが(ズフムートへの嫌がらせになると)ハーディに依頼し、ベルティの魂を呼び出し、真実をメイベルに告げる。そこで呆然となっているメイベルを、ロゥリィは吹っ飛ばして血剣ディーヴァを残し退場させる。
ロゥリィがエムロイ教団フェブロン神殿の見習い神官で、亜神になったことを自覚した頃、歳の近い4人の親友(ベルティ、ビムリコ、ホロン、メグルいずれも見習い神官)とズフムート信者との活劇話。
ベルティはズフムートの祝福(という名の呪い)により、心臓に血剣ディーヴァを宿し、それを摂政メタノール・ズフ・カストーリに名目上の結婚の後奪われ(殺され)ようとしていた。昔からベルティを守ってきたビムリコと摂政家と同格な将軍家のホロンは先に捕まり行方不明。メグルが桃色浪漫物語の際に、下級生達が聞いた声を頼りに捜したところ、ロゥリィはベルティを見つけ事情を知る。だが家の格が違い過ぎ、確たる証拠が無いと結婚阻止は出来ないと、証拠集めをするが捗らない。
結局、ロゥリィは亜神であることを公にした力技と、ロゥリィの父から情報を得た宰相メイダル家の権威でメタノールを成敗し、ベルティ、ビムリコは神殿を離れて生きる事となった。
父ホドリューが生きているという話をグランハムから聞いたテュカは、ジゼルから借りた飛龍(翼竜より大型)に乗り、感情抑制の精霊魔法で(高所恐怖症の)恐怖を感じなくなった伊丹と共に遊牧民パルミアのルルドを訪ねて北の地へ向かう。
その途中で助けたヤルン・ヴィエットの姫シルヴィアを城へ送り届ける。ヤルン・ヴィエットという国は、ソノートの族長がコノート族、フロート族の族長と次々に結婚したことにより、ソノートの族長ザンシアが3つの部族の長の権限を持つことで女王となり、それにより作られた国であった。女王ザンシアは3族均衡を図ろうとしているが、ソノート族の民の多くは征服側のソノートが他の部族と税等で同じ扱いなのに不満で、他の2部族は共同君主による合併なのだから対等なはずなのにまるで征服者のように振る舞うソノート族の態度に不満で分裂の目はあった。
まだ刈り入れの済んでいないコノートの土地を、遊牧民のパルミア族は通ろうとしており、これを阻止するためにザンシアはアカバ・ケンタウロスと軍事同盟を結ぶ約束をする。その代償として娘シルヴィアをアカバの族長スマグラーの愛妾として与える。それは自分の跡継ぎにフロート族の血も引いている息子にする為、邪魔なシルヴィアを国から放逐する事を意味した。
伊丹たちはシルヴィアを単なる使者としてアカバ族へ送り届けたが、スマグラーの「所有者のいない物や女」は、強い奴、つまり自分の物という思考で、テュカまで自分のものにしようとする。3人はアカバ族の村から脱出して、当初の目的地、遊牧民パルミア・ルルドの停泊地につき、そこには話の通りホドリューがいた。パルミアの女首長ゼノヴィアから「昔はパルミアとコノートは仲が良く、今回の様にパルミア族の通過時に刈り入れが済んでいない時など、パルミアが手伝っていた」と聞く。
まだヤルン・ヴィエット国が成立前に、ソノート族長であったザンシアとフロート族の族長ウーゾの妻メイヴが、どちらが高価な物を持っているか張り合い、帝国の総督を判定者として財産の半分を賭けた。総督としては引き分けを願って判定していたが、最後の雄牛勝負ではっきりザンシアの勝ちとなり、メイヴは見栄と財産の半分を失った。だが、その雄牛にはゼノヴィアの烙印があり、勝負は無効と訴えて裁判でゼノヴィアが証言することになった。裁判前にザンシアとメイヴは自分に有利な証言をするよう贈り物つまり賄賂をゼノヴィアに送り、ゼノヴィアは二人の贈り物を受け取り(特にメイヴの黒い毛皮が気に入った)本当のことを言うと宣言した。実際雄牛はザンシアに譲った物であったが、裁判で証言する本当の事とはザンシアとメイヴにとって「言った事が真実となる。」と思えるなか、原告メイヴが行方不明で出廷せず、裁判は訴訟取消しで終了となった。その後、ザンシアとウーゾは再婚し、ザンシアを恐れたゼノヴィアはヤルン・ヴィエット通過を避けていたが、今回その道が早い冬で通れなくなり今に至った。
ホドリューは、「女性を口説くために嘘をついたとしても最後まで欺き信じさせることが男の誠意」という、ある意味柔らかいスマグラーのような男で、パルミアの中に自称妻は5人、自称恋人は10人(ゼノヴィアもどちらか)、愛人・行きずりの関係なら無数とパルミアの男たちには恨まれ、罵られていた。テュカは父親がそういう男であることを知っていたが、やはりそうであったと溜め息ものであった。
そのあと、副首長ピムスたちによってアカバに売られたシルヴィアとテュカだったが、脱出の際に置いてきたシルヴィア付きのメイドのココモを愛妾第一位に据えるほどスマグラーが気に入り、二人は自由にされアカバ族とヤルン・ヴィエットとの同盟成立を宣言した。
テュカは、ホドリューに勝ち目のないパルミアを離れてほしいと思っていたが、離れられない理由も分かるし、それに伊丹を突き合わせる気もなかった。しかし異母妹セランがいることで、伊丹はテュカと共にパルミアを守ることにして、まずはアカバの強襲を防いだ。
一方ホドリューとシルヴィアは、メイヴ殺害犯(ザンシアとゼノヴィアはお互いが犯人だと思っている)を探して、実はウーゾが監禁していたことを突き止める。メイヴを解放し、ザンシアがソノート純血の自分をアカバに売った事と結婚が無効でザンシアにフロートの族長権限が無い事を公開して、ザンシアからソノートの族長権限を奪い、フロート、コノートは再分裂し、戦争の主体となるヤルン・ヴィエットが消えたことで、戦争も終結した。
伊丹は精神抑制の魔法終了後の後遺症に魔薬が加えられ(ゼノヴィアの策謀)、英雄症候群となり、アカバ撃退時にスマグラーと一騎討ちを約束するなど普段の伊丹からはあり得ない行為をしたが、それから覚めると竜槍を「約束の証」として遺し、さっさとアルヌスに帰って行った。
それから数年後…。パルミアの幼いハーフエルフの女の子に「黄昏の龍騎士伝説」という物語が語られていた…。
特地と日本との門が破壊により閉鎖され1年以上経つ。ガソリン・ジェット燃料等の燃料を得る分溜の原理的な実験は成功しているが、量産の為の工業的原油分溜プラントは何度目かの実験失敗で黒煙を上げ破壊された。実験の指揮をする江田島は、失敗の原因は管の強度不足によると考え鋳造技術の一部公開を考えるが、管の外側から鋭利な傷も入れられていたことで妨害工作も認識し、帝国主導の可能性を含め、対策も必要と考えていた。
前巻で伊丹が北の地の紛争で一方に加担したことは、通常許されることではなく諭旨免職(辞職勧告)に当たると判断されそうであった。そこで江田島は紛争地域に開門の為に必要なガラスの製法があり、それを得るためには紛争から逃げるより、自主的に解決に手を貸した行為が「門を開ける為に最善を尽くせ」という訓令の実行であるという理論であり、その傍証としてフロート族長シルヴィアの感状を見せた。狭間陸将は詭弁と知りつつもそれを認め、処分は日本と連絡が取れた後とした。
これを江田島は「伊丹の罪は、日本との門を繋げる為に役立った功績で相殺される。」という考えをレレイに仄めかすことで、開門を促進する。
「門」には今までの門より巨大な真白な柱とアーチ構造の梁が必要でこれを「高貴の白」と呼ばれる大理石で作る。その表面には回路のような働きとなる紋様を施し、それにダイオードやトランジスタのような意味を成す宝石と、ディスプレイとなるような無色透明な板としてガラスをはめ込む。そして繋ぐ世界を特定する為に、伊丹がダークエルフからもらい2つに割った巨大金剛石の片割れ(もう一つは日本にある)を取り付ける事で完成する。それを目指して、レレイは自分と組合の全精力を傾けて邁進する。
一方、レディは大祭典の棒倒しの負け(それ自体は引き分け)以来、落ち込んでいた。少なくともピニャ皇太女とその側近及びアルヌス関係者は勝ち組であり、自分はその逆と思った。追い打ちをかけるように、父の病死、邸への襲撃と焼失、更に片恋相手の戦死と起こり、髪は白く変わった。
だが、自分がカティ皇太子の遺児で、皇位継承順位はピニャ以上である事を自覚すると行動に出た。元老院の根回しはヴェスパー男爵にまかせて、ピニャの力は自衛隊つまり日本の力による事が大きく、自衛隊の力を削ぐため門の開通阻止を始めた。
イタリカ支配と経済路の破壊による大理石価格高騰、宮石工(メソン)・石工の家族拉致による脅迫で工事中断、賠償金(自衛隊の唯一の収入)の支払い停止。それらを伊丹やレレイが奇策で乗り越えると、レディは宮石工頭ドムによる門の構造物自体の破壊を指示し成功させる。
レレイたちに大きな怪我こそなかったが、大理石は割れて新たな大理石を購入する費用も時間もなく、万事休すの中雪が降り積もる。門の構造物は真白ならば大理石でなくて良い、ガラスは無色透明なら氷で代用できるとわかり、情報を秘匿した自衛隊による突貫工事(雪まつりの雪像を作る要領)で門は完成した。
最後の妨害として亜神メイベルを使って(大祭典の時とメイベルとの立場が逆)接続媒体となる金剛石を砕き、日本のある世界との接続を阻止するが、紋様を記憶していたほどの伊丹の記憶力を用いて、レレイは伊丹と記憶・意識を共有することで、「門」はめい☆コンのあるコミック即売会会場へと繋がる。
レディにとっては元老院の根回しができれば、二の次と思っていた開門妨害であったが、肝心の根回しをするはずのヴェスパーは皇帝の意思で動いており、元老院からは帝国の安定には「門」は必要、自衛隊を怒らせる行為をしたと非難され、遠国の島国の王への降嫁が決められた。
時間的には3巻冒頭直後の話で、ヤオが伊丹にチョットは理解してもらえた話。
ロンデルへ向かう途中の伊丹と3人娘+1は、西の砂漠から吹く強風(シロッコ)の吹き荒れる町に立ち寄る。そこは女性、特に若い女性が多く罹る致死率の高い流行り病が蔓延し、多くの女性は町から出ていた。早く町から出ろと奨められるが、時遅くレレイが発症し高熱で倒れる。
町唯一の医者は正式に医学を学んでいない為、薬の知識も乏しく、他の街の医者とのコネが無く薬入手方法も持っていない。日本の薬で一時的に熱が下がったレレイが、薬としてロクデ梨が有効と診断し、テュカを看病に残し、古の薬草園(かつて帝国に侵略された王国の物だが、放置されている)に取りに行く。
この薬草園は盗難防止の迷路に囲まれており、しかもこの病で死んだ者は生ける屍となって生者を襲うため、町の近くに葬う事が出来ず迷宮に放置されていた。伊丹は迷宮の最短路つまり壁をぶち破って進み、女性(生きているように上気している)やコカトリスのゾンビを倒し、焼いて進んだ。
迷路を過ぎると、感圧解放型(一度圧力が掛かり圧力が無くなると作動)の罠にヤオが掛かる。金貨の入った袋を重しにして罠の発動を抑えるが、ヤオはその袋に紐を結んで引っ張り罠を発動させる。ヤオを救う反動で、ロゥリィはただでは済まない高さをミノタウロスのいる地下に落ちて行く。
伊丹達二人は地下に降りてロクデ梨を見つけ、次にロゥリィの救出に向かおうとするが、レレイの為にヤオだけでも帰そうとする。しかし、ヤオは奴隷という関係を持つことで伊丹と繋がっていたいという心情を伊丹に伝える。
更にロゥリィの服を見つけ、ロゥリィがゾンビ女性と同様に服を剥かれ食われた事を確信する。ヤオにそれでも亜神は死なないかも知れないと励まされ、ミノタウロスを高木から転落死させ、腹を裂くと無事なロゥリィが裸で出てきた。食われてすぐに再生されたが、ハルバードもなしで圧迫された胃の中では、助けを待つか自然に出るのを待つしか出来ず、後者では精神的に死にかねないところだったと、感謝は一入だった。
特地第3偵察隊に配属の決まった女性自衛官、栗林と黒川はまだ見ぬ「二重橋の英雄」という二つ名を持つ偵察隊隊長に畏敬の念を抱いていた。それまでに見た伊丹をその人物とは思わず軽蔑の眼差しを送っていた二人が隊長としての伊丹に会うまでのショートストーリー。
皇女ピニャは騎士団を開き、筆頭百人隊長(下士官最上位)であったグレイは、半ば強制的に指導官として騎士団に迎えられた。座学、演習をこなす中、第一隊隊長ボーゼスはピニャの指示に従わずに髙い評価を得、ボーゼスの行動を正しく掣肘出来ないピニャとピニャに評価されないボーゼスはギクシャクしていた。
騎士団への評価は、軍隊ごっこ→軍隊風な教育の場→(士官学校の)幼年学校と徐々に上がっていたがピニャは満足せず、保護者のいない場での本格的露営演習を実施する。小雨の中グレイに従わない隊は着替えを濡らしたり、味痢飯という極不味い軍隊食を食べたりと失敗しながらも、なんとか過ごしていた。
1000匹程のゴブリン集団の先遣隊(50匹程度)から三日間村を村を守るという演習も終わろうと言う時、堤防の決壊しそうなところを見つけピニャの采配が功を奏し、騎士団・村人総出で決壊は阻止できそうになるが、グレイが川に流される。
幸い生きて川から上がったグレイであったが、村の奴隷であり逃げた2体のゴブリンは、村にいるゴブリンの檻を抉じ開け、大群で襲ってきた。グレイを追ってきたピニャ、ボーゼス、助教のワルドと合流したが、ゴブリンをこのまま決壊阻止作業をしている村人の所へ行かせるわけにはいかないと演習の想定のような事態となる。
グレイとワルドが互いに信頼して橋の上のホラティウスのようであったことに、ピニャとボーゼスは二人に男の友愛を感じて、互いの蟠りを解く。
ゲートの再開通から数年が経過。空間の歪みを抑えるため、特地側からゲートを定期的に開閉する形で日本と特地との交流が続く中、海上自衛隊は活動圏を確保するべく潜水艦やミサイル艇を特地に持ち込んでの海洋調査や海賊対策を進めていた。
だが、民間人に紛れて特地に入り込んだ諸外国の工作員によって地球の兵器に関する知識が流入、海賊や軍隊は魔法を応用した大砲を使うようになっていた。そのような情勢の中、調査を進める江田島一等海佐と部下である徳島甫二等海曹はファルマート大陸東側に広がる海・碧海にて任務に就いていた。
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一部の人物はweb版から姓名を変更された。()内に表記。
栗林、桑原、黒川の人物像は、作者が自衛隊に勤務していた頃の知人をモデルにしている。
その他、的射(まとい) / アーチャー、忍野(おしの) / アサシン、槍田(うつだ) / ランサー、ライダー(本名不明)が登場する。
この地の人名は、その者が信仰する神に由来するミドルネーム(名前の頭の部分で「頭名(かしらな)」と呼ぶ)を持つという命名則がある。信仰する神を変えるとミドルネームも変える。漫画版10巻の番外編によると、特に信仰する神を持たなければ名乗らないこともあるらしいが、平民ならともかく貴族・王族や裕福な商人などは社交の場でネタにされて煩わしいため、適当な神の頭名を名乗っている。
種族を言及しない限りは基本的に「ヒト種」。
外伝弐『黒神の大祭典編』作中の回想に登場した人物。
ここでは作中で登場、ないし名前を挙げられた者を述べる。神(正神、亜神)という「存在」に関しては後述の用語を参照。
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「門」を介して地球と繋がった異世界。ヒト種やエルフ、さらに多種多様な種族が暮らす大陸・ファルマート。「帝国」を中心としていくつかの都市国家が存在している。大陸内では帝国語が大抵の土地で共通語として通用するが、ごく限られた土地や辺境と言われるほど帝国から離れた土地だと訛りや聞きなれない単語が多くなる。大陸内や海洋部でもドラゴンを始めとして人間を食料と認識して襲う害獣も多く生息しているため、大抵の知的種族は防備を固めた集落などを作って一か所にまとまって暮らしている。ヒト種が都市国家を作り出すも都市間の行き来は危険が伴う。
特地での1年は389.3日で、地球の1年より少し長く、逆に1日は少し短い。地盤が安定しており、火山性のものを除いて地震は滅多に起こらない。そのため、一度地震が起こると「この世の終わりだ」というレベルの騒ぎになる。地球の欧州などと同様に水質は硬く、入浴剤などを使用しないで洗うとかえって肌や髪が荒れる。そのため自衛隊が設営した入浴設備「アルヌス温泉」は非常に好評。
全体的に支配階級や必要とされる職業を除いて識字率は低く、読み書きが出来ない者は「自身を表す簡単な絵」を署名代りにする。計算に関しても数学レベルは学者に限られ、商人でも大半は道具を使った計算は出来ても「暗算」は出来ない(天才のレレイも「日本人の特殊能力」と評している)。書籍なども手書きの物が一般的で非常に高額。奴隷制も存在するため、「人件費」という概念が無い。当然「有給休暇」などという待遇は異様であり、メイアは当初食べ物だと誤解していた。医療水準も庶民のレベルだとあまり高くはなく、傷病者も肺炎や敗血症などに症状を悪化させて亡くなることが多い。流行り病が疑われる場合は患者やその関係者を町から追放することもある様子である。ほかに妊産婦や新生児の死亡率も高いため、誕生後の数カ月を無事に過ごした赤ん坊には、ナッシダという「入信式」を行う。生後数ヶ月を過ごした子を連れて、入信する神の神殿に行き、貴族の場合はここで正式な名前を与えられて公に公表される。特地ではこの日を公式な誕生日とする風習がある。
資源に関しては金・銀・銅・鉄などの古代から利用されていた物以外は完全に手つかずで、原油を始め、地球の技術産業で必要とされる資源や希少鉱物も「もうレアなんて呼べない」ほどの埋蔵量が確認されている。また、特地独特の鉱物として「神銀(ミスリル)」や「神鉄」と呼ばれる物も存在する。
地図に関しては衛星を打ち上げられないため実際の世界地図は把握できないが、ファルマート大陸に関しては空自組による航空写真からの測量に加え、アルヌスへ流れ着く移民達の情報によりほぼ緻密な大陸地図が完成している。当然軍事機密であり、特地側だけではなく地球側でも公開はされていない。PXで特地で作られた一品物の大陸地図が日本円で38万という値段で販売されていたのが発見された際に地球側各国の視察団がカードで購入しようとしたが、まだ大きな商会間の高額取引で為替が運用され始めたばかりの特地では当然カードは使用できず、原作では現金を融通出来たドイツ人視察団が手に入れ、アニメでは自衛隊ガイドが隊員達から金をかき集めて購入し死守した。
ヒト種は当然として、亜人や怪異、それ以外の生物も、完全ではないが地球側の常識や伝説と一致する部分もあり、漫画版ではサブカルチャーから得た知識をもつ伊丹や日本人が、特地の人間(ロゥリィやヤオ)から「こちらのことに妙に詳しい」と言われている。
特地側の人類。「門」を通じて特地に漂着した種族の中では一番新しい種族と言われており、一番勢力があり人口が最も多い種族。元は遥かな昔に「門」を通じて一国家ごと漂着した人々の末裔。平均寿命は60〜70年程度と地球人類と大差は無いが、魔法を使う魔導師が存在する。
ヒト種の主観で「ヒト種と交配可能」で、「ヒト種と交流可能な文化水準と知性」を持ち、「ヒト種の意匠を一部に持つ知的生物」の総称。
それぞれが種族特有の優れた能力を持つ部分(高い戦闘力や体力・生命力)を持ち、ヒト種の「魔法」に対して「精霊魔法」を使う種族も存在するが、ヒト種と違って部族単位の自給自足(狩猟や採集)によって生活しているためか種族それぞれの数は少ない。
種族によってはヒト種との混血や、それを介した他種族との混血化も進んでおり、悪所などでは更に混血が進んだ結果、リニエの様に「外見的にはヒト種と区別できない者」もいる。
漫画版ではヒト種との混血具合によって獣人系だと「体毛分布の多寡or頭髪の有無など」が描かれているほか、11巻収録の特別短編によると尻尾をもつ種族はその手入れを欠かさず、尻尾が汚れたり毛が抜けたりして荒れると人前に出られないほど恥ずかしがる傾向がある。
普通に暮らしていたところをヒト種(特に帝国)などに奴隷として捕らえられる者も多く、こうした場合、耳など二か所以上ある(そして身体機能的には問題のない)種族的特徴部分の片方を切り落とされていることが多い。
オークやオーガ、ゴブリンもヒトの意匠を持つが、知性が乏しく凶暴であるため、亜人には含まれず、「怪異」(いわゆる化け物、モンスター)の範疇で認識されている。
肉体をもたない「正神」と、肉体をもつ「亜神」に大別される。特地では信仰する神の名前の始めをミドルネームにする文化があり、「神」と呼ばれる超自然的存在が明確に存在するため、現在進行形の多神教のような状態で、自分の信奉する神を敬うが他の神を貶めるようなことは「普通はしない」そのため、地球側と違って宗教教義による対立はない。ハーディ以外の神は劇中には登場せず、名前のみ挙げられている。神々による大戦はでてこないが、ある神を信じる教団単位での対立は一部存在した。
肉体を持たない正神は、普段は精神体の状態で存在しており、現世の知的生物とコミュニケーションを行う際には、言葉を聞くのではなく、心を読んで相手の意思を確認する。従って精神体の状態では現世の知的生物に姿をみせることは出来ても物理的な会話が不可能なため、言葉の会話が必要な時は、魂力の高い人や亜人(主に神官)に憑依して、人や亜人の体を借りて言葉のコミュニケーションを行う(憑依した状態の「神」は基本的に亜神と同等の状態になり、その状態では読心力もなくなり、腹も減る)。ただし亜神に対しては精神体の状態でコミュニケーションが可能。
特地において日本人が初めて遭遇した亜神がロゥリィであったために、神道的信仰の下地を持つ自衛官からは全然恐れられてはおらず、目の前で柏手を打たれたり、特地では「聖下」の敬称で呼ばれる存在にもかかわらず、呼び捨てで一緒に酒を飲んで酔っ払ったりと親しみを持って接せられており、イタリカ防衛戦に参加した者に配布される作戦参加章ワッペンにはハルバートを持ったロゥリィの姿がデザイン化されており、マスコット的な意味でも愛されているが、地球での日本以外の各国、特に一神教(キリスト教・イスラム教・ユダヤ教等)を国教としている国からは大変な反発があり、特地のこれらの亜神や正神を「神」と呼称することを酷く忌諱されており、これらの国々では人知外の特殊な生命体として認識されている。伊丹がハーディから伝えられた、クナップヌイで起こっているアポクリフ現象の調査結果を報告した際にも、嘉納たち閣僚とあれこれ呼び方を考えたがかえって胡散臭くなってしまい、公式発表の文章を作成する官僚に丸投げしていた。特地では逆に一神教の考え方がタブーで、過去に一神教を信仰する新興宗教組織と大きな戦争があり、一神教信仰の考え方が廃れたという事が語られている。
正神の神殿に関してはアルヌスに建てられた神殿の名がロゥリア(エムロイ)、ジゼラ(ハーディ)、モタ(ダンカン)となるなど、建立した人物の名が冠される。
特地派遣部隊の武器・兵器は、特地で使い捨てることを想定し、74式戦車やF-4EJのような廃棄・退役予定の兵器や、書類上は廃棄済みだが手続きの遅れにより保管されていた兵器類が優先的に装備されている。使い捨てにできる以外に、敵対勢力にレーダーなどのエレクトロニクス技術が存在しない、自衛隊側も人工衛星がないためにGPSネットワークやデータリンクシステムが一切使えず、最新装備はデッドウェイトにしかならない、という理由もある。ただし、旧式装備が既に廃棄されていて、最新装備である(北部方面隊や教育隊しか配備されていない)87式自走高射機関砲が使用されている。
個人携行火器は7.62mm弾(常装薬)を使用する64式小銃が配備されている。これは銀座事件においてオークやトロルといった巨体を持つ怪異相手に、5.56mm弾を使用する89式小銃では火力不足だったこと、白兵戦において装着した銃剣の鋸刃部分がチェインメイルなどに引っ掛かり、咄嗟に抜けなかったことによる。ただし、空挺部隊は折曲銃床式の89式小銃を、特殊作戦群はM4カービン(アニメ版では、HK416やHK417など)を使用している。軽機関銃も小銃と同様に、7.62mm弾を使用する62式機関銃が配備される予定だったが、隊員達の猛抗議を受け、5.56mm機関銃MINIMIが配備された。
他、同盟国からの供与品、他国とのいざこざで鹵獲した武器や、日本側で購入し持込まれた私物が使用されている。自衛隊で使用する武器類は持ち出しや管理において非常に厳しく管理されており、護身用として常時携帯することができないが、他国との戦闘で得た鹵獲品などは存在しない物として自由に扱うことができるため、貴重な備品として重宝されている。
「Season2」では門の拡張ないし港湾設備の整備がなされたのか、潜水艦やミサイル艇が持ち込まれている。
対して、特地側の武器や兵器は、中世の欧州に存在した剣や弓、弩、カタパルトなどの原始的なものがほとんどで、火器類は存在しない。代わりに魔法や特殊な生物を利用した地球側にはない攻撃手段があり、翼龍といった航空兵力も存在するため、戦術によっては特地の航空兵力でもある程度の戦術的攻撃効果は期待できる。特に帝国主戦派との戦闘が本格化すると難民を盾にされたりして近接戦距離まで詰め寄られ、銃や銃剣だけでは対応が難しい状況が起きた。自衛官側もそういった状況に対応しようと漫画版19巻の4コマでは私物として手斧やマチェットを装備する隊員が増え、中には日本刀を携帯する隊員も現れた。
2011年7月より、「アルファポリス 電網浮遊都市」にてWeb連載中(毎月30日更新)。作画は竿尾悟。コミックスはアルファポリスCOMICSのレーベルで18巻まで刊行されている(2020年12月現在)。
内容は単行本版をベースにしつつ、Arcadia掲載の『湯煙温泉編』『商売繁盛編』の描写も一部アレンジして導入されており、外伝を含めて単行本で時系列が前後する部分の順序が修正されているほか、漫画版独自の「特別短編」や、巻末には番外編という形で4コマ漫画も掲載されている。
作中には『コンビニDMZ』など、竿尾のオリジナル作品のキャラクターも登場している。
巻数 | サブタイトル | 初版発行日 | ISBN |
---|---|---|---|
1 | 接触編 | 2010年4月12日 | 978-4-434-14235-2 |
2 | 炎龍編 | 2010年8月8日 | 978-4-434-14763-0 |
3 | 動乱編 | 2010年12月24日 | 978-4-434-15254-2 |
4 | 総撃編 | 2011年6月30日 | 978-4-434-15720-2 |
5 | 冥門編 | 2012年1月5日 | 978-4-434-16238-1 |
外伝 | |||
1 | 外伝 南海漂流編 | 2012年10月10日 | 978-4-434-17129-1 |
2 | 外伝弐 黒神の大祭典編 | 2013年8月8日 | 978-4-434-18173-3 |
3 | 外伝参 黄昏の竜騎士伝説編 | 2014年4月30日 | 978-4-434-19120-6 |
4 | 外伝四 白銀の晶姫編 | 2014年12月30日 | 978-4-434-20085-4 |
5 | 外伝+ 特地迷宮攻略編 | 2015年7月3日 | 978-4-434-20742-6 |
SEASON2 | |||
1 | 抜錨編 | 2017年8月8日 | 978-4-434-23616-7 |
2 | 謀濤編 | 2018年5月5日 | 978-4-434-24575-6 |
3 | 熱走編 | 2019年1月31日 | 978-4-434-25598-4 |
4 | 漲望編 | 2019年12月3日 | 978-4-434-26791-8 |
5 | 回天編 | 2020年11月30日 | 978-4-434-28126-6 |
0 -zero- | |||
1 | 前編 | 2021年12月31日 | 978-4-434-29725-0 |
2 | 後編 | 2022年8月22日 | 978-4-434-30751-5 |
巻数 | サブタイトル | 初版発行日 | ISBN |
---|---|---|---|
1 | 接触編 | 2013年1月6日 | 978-4-434-17474-2 (上) |
978-4-434-17475-9 (下) | |||
2 | 炎龍編 | 2013年4月2日 | 978-4-434-17702-6 (上) |
978-4-434-17703-3 (下) | |||
3 | 動乱編 | 2013年7月3日 | 978-4-434-17937-2 (上) |
978-4-434-17938-9 (下) | |||
4 | 総撃編 | 2013年9月26日 | 978-4-434-18239-6 (上) |
978-4-434-18240-2 (下) | |||
5 | 冥門編 | 2013年12月27日 | 978-4-434-18575-5 (上) |
978-4-434-18576-2 (下) | |||
外伝 | |||
1 | 外伝 南海漂流編 | 2014年12月28日 | 978-4-434-19944-8 (上) |
978-4-434-19945-5 (下) | |||
2 | 外伝2 黒神の大祭典編 | 2015年4月4日 | 978-4-434-20300-8 (上) |
978-4-434-20301-5 (下) | |||
3 | 外伝3 黄昏の竜騎士伝説編 | 2015年6月28日 | 978-4-434-20647-4 (上) |
978-4-434-20648-1 (下) | |||
4 | 外伝4 白銀の晶姫編 | 2015年12月23日 | 978-4-434-21294-9 (上) |
978-4-434-21295-6 (下) | |||
5 | 外伝+ 特地迷宮攻略編 | 2016年3月30日 | 978-4-434-21753-1 (上) |
978-4-434-21754-8 (下) | |||
SEASON2 | |||
1 | 抜錨編 | 2020年12月4日 | 978-4-434-28114-3 (上) |
978-4-434-28115-0 (下) | |||
2 | 謀濤編 | 2021年6月4日 | 978-4-434-28858-6 (上) |
978-4-434-28859-3 (下) | |||
3 | 熱走編 | 2021年10月31日 | 978-4-434-29482-2 (上) |
978-4-434-29483-9 (下) | |||
4 | 漲望編 | 2022年3月31日 | 978-4-434-30058-5 (上) |
978-4-434-30059-2 (下) | |||
5 | 回天編 | 2022年9月30日 | 978-4-434-30727-0 (上) |
978-4-434-30728-7 (下) |
巻数 | 初版発行日 | ISBN |
---|---|---|
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり | ||
1 | 2012年6月25日 | 978-4-434-16703-4 |
2 | 2013年1月31日 | 978-4-434-17468-1 |
3 | 2013年7月20日 | 978-4-434-18048-4 |
4 | 2014年4月30日 | 978-4-434-19017-9 |
5 | 2014年9月30日 | 978-4-434-19601-0 |
6 | 2015年3月31日 | 978-4-434-20299-5 |
7 | 2015年6月25日 | 978-4-434-20675-7 |
8 | 2015年12月25日 | 978-4-434-21300-7 |
9 | 2016年6月30日 | 978-4-434-21993-1 |
10 | 2016年12月25日 | 978-4-434-22649-6 |
11 | 2017年4月30日 | 978-4-434-23144-5 |
12 | 2017年12月30日 | 978-4-434-23969-4 |
13 | 2018年6月30日 | 978-4-434-24676-0 |
14 | 2018年12月30日 | 978-4-434-25368-3 |
15 | 2019年6月30日 | 978-4-434-26031-5 |
16 | 2019年12月30日 | 978-4-434-26776-5 |
17 | 2020年6月30日 | 978-4-434-27533-3 |
18 | 2020年12月30日 | 978-4-434-28254-6 |
19 | 2021年6月30日 | 978-4-434-29010-7 |
20 | 2021年12月30日 | 978-4-434-29735-9 |
21 | 2022年6月30日 | 978-4-434-30460-6 |
22 | 2022年12月30日 | 978-4-434-31352-3 |
23 | 2023年6月30日 | 978-4-434-32196-2 |
24 | 2023年12月31日 | 978-4-434-32196-2 |
ゲート featuring The Starry Heavens | ||
1 | 2015年12月25日 | 978-4-434-28254-6 |
2 | 2016年6月30日 | 978-4-434-28254-6 |
ゲート 帝国の薔薇騎士団 ピニャ・コ・ラーダ14歳 | ||
1 | 2015年12月25日 | 978-4-434-21280-2 |
2 | 2016年6月30日 | 978-4-434-22000-5 |
めい☆コン | ||
1 | 2015年12月25日 | 978-4-434-21276-5 |
2014年12月19日にはテレビアニメ化が発表され、『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』のタイトルで、2015年7月から9月まで第1クールが、2016年1月から3月まで第2クールがそれぞれ放送された。3部構成となっており、第1話から第10話までが「接触編」、第11話から第18話までが「炎龍編」、第19話から第24話までが「動乱編」と称されている。
テレビアニメ化を記念し、元自衛官でもある柳内の提案で自衛隊東京地方協力本部とのコラボレーションが行われ、2015年の自衛官募集ポスターでは一部地域でテレビアニメ版のキービジュアルが使用された。
アメリカのアニメ評価サイト「Anime Trending」が主催した「第2回 Anime Trending Awards」ではGIRL OF THE YEAR部門でロゥリィ・マーキュリーが10位、OPENING THEME SONG OF THE YEAR部門で「GATE〜それは暁のように〜」が8位、SHONEN OR ADVENTURE ANIME OF THE YEAR部門で4位をそれぞれ獲得している。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
接触編 | |||||
第1話 | 自衛隊、異世界へ行く | 浦畑達彦 | 京極尚彦 | 中井準 | |
第2話 | 二つの軍勢 | 近藤信宏 | 安藤良 | 黒田結花、亘沙結花 | |
第3話 | 炎龍 | 河合滋樹 京極尚彦 松本顕吾(アクション) | 河合滋樹 | 須藤智子、猪口美緒 | |
第4話 | 見知らぬ地へ | 京極尚彦 | 馬川奈央 | 松本昌子、加藤里香 | |
第5話 | イタリカ攻防戦 | 砂山蔵澄 | 田口智久 | 安藤尚也 | 板倉喜代美、山崎輝彦 |
第6話 | 戦女神の騎行 | 鈴木貴昭 | 安藤良 | 細越裕治 | |
第7話 | 皇女の決断 | 砂山蔵澄 | 藤澤俊幸 | 河野亜矢子 | 中原清隆、斎藤大輔 丸山祥子、柴田健児 |
第8話 | 門の向こうのニホン | 伊藤智彦 | 石井俊匡 | 寺田祐一 | |
第9話 | 箱根山中夜戦 | 鈴木貴昭 | 河合滋樹 | 米澤優 | |
第10話 | 絶望と希望 | 浦畑達彦 | 京極尚彦 | 波部崇、市川敬三 猪口美緒、亘沙結花 米澤優 | |
炎龍編 | |||||
第11話 | 来訪者 | 砂山蔵澄 | 藤澤俊幸 | 南川達馬 | 齋藤温子、飯飼一幸 |
第12話 | 伊丹なら | 浦畑達彦 | 京極尚彦 安藤尚也 | 安藤尚也 | 小林理、細越裕治 寺田祐一 |
第13話 | 開宴 | 安藤良 | 猪口美緒、寺田祐一 | ||
第14話 | 帝都激震 | 砂山蔵澄 | 京田知己 | 伊藤祐毅 | 米澤優 |
第15話 | テュカ・ルナ・マルソー | 京極尚彦 | 河野亜矢子 | 井関修一、小林理 | |
第16話 | 炎龍再び | 鈴木貴昭 | 河合滋樹 | 朝井聖子、市川敬三 | |
第17話 | 決戦 | 浦畑達彦 | 藤澤俊幸 | 大久保朋 | 細越裕治 |
第18話 | 魔法都市ロンデル | 京極尚彦 | 猪口美緒、寺田祐一 | ||
動乱編 | |||||
第19話 | 危険な姉妹 | 砂山蔵澄 | 安藤良 | 米澤優 | |
第20話 | こいびと | 藤澤俊幸 | 浅見松雄 | 北島勇樹、冨沢和雄 | |
第21話 | デッドライン | 浦畑達彦 | 古田丈司 | 河野亜矢子 | 斉藤雅和、津熊健徳 成松義人 |
第22話 | 奴隷服を着た皇女 | 砂山蔵澄 | 河合滋樹 | 小林理、朝井聖子 サトウミチオ | |
第23話 | 空挺降下 | 鈴木貴昭 | 藤澤俊幸 | 京極尚彦 | 波部崇、市川敬三 細越裕治 |
第24話 | 斯く戦えり | 浦畑達彦 | 京極尚彦 | 安藤良 | 米澤優、猪口美緒 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年7月4日 - 9月19日 | 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
2015年7月8日 - 9月23日 | 水曜 1:35 - 2:05(火曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | |
水曜 2:30 - 3:00(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメ特区』第1部 | |
2015年7月11日 - 9月26日 | 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 『ANIME+』枠 |
2015年7月12日 - 9月27日 | 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) | AT-X | 日本全域 | リピート放送あり |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2015年7月8日 - 9月23日 | 水曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル | 第1話無料、第2話以降6日半(火曜23:59まで)無料 |
ニコニコチャンネル | 第1話無料、第2話以降6日半(火曜23:59まで)無料 | ||
2015年7月9日 - 9月24日 | 木曜 1:00 - 1:30(水曜深夜) | ニコニコ生放送 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2016年1月9日 - 3月26日 | 土曜 1:05 - 1:35(金曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
2016年1月10日 - | 日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | |
2016年1月13日 - 3月30日 | 水曜 3:30 - 4:00(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメ特区』第3部 |
水曜 23:30 - 木曜 0:00 | AT-X | 日本全域 | リピート放送あり | |
2016年1月16日 - 4月1日 | 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 『ANIME+』枠 |
2016年1月29日 - 4月15日 | 金曜 18:00 - 18:30 | チャンネルNECO | 日本全域 | リピート放送あり |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2016年1月13日 - 3月30日 | 水曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル | 第13話以降6日半(火曜23:59まで)無料 |
ニコニコチャンネル | 第13話以降6日半(火曜23:59まで)無料 | ||
2016年1月14日 - 3月31日 | 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) | ニコニコ生放送 |
巻 | 編 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
BD初回版 | DVD初回版 | |||||
1 | 接触編 | I | 2015年9月30日 | 第1話 - 第2話 | 1000580129 | 1000580145 |
2 | II | 2015年10月28日 | 第3話 - 第4話 | 1000580140 | 1000580146 | |
3 | III | 2015年11月25日 | 第5話 - 第6話 | 1000580141 | 1000580147 | |
4 | IV | 2015年12月23日 | 第7話 - 第8話 | 1000580142 | 1000580148 | |
5 | V | 2016年1月27日 | 第9話 - 第10話 | 1000580143 | 1000580149 | |
6 | 炎龍編 | I | 2016年2月24日 | 第11話 - 第12話 | 1000580144 | 1000580150 |
7 | II | 2016年3月23日 | 第13話 - 第14話 | 1000594830 | 1000594937 | |
8 | III | 2016年4月27日 | 第15話 - 第16話 | 1000594867 | 1000594938 | |
9 | IV | 2016年5月25日 | 第17話 - 第18話 | 1000594868 | 1000594939 | |
10 | 動乱編 | I | 2016年6月22日 | 第19話 - 第20話 | 1000594869 | 1000594940 |
11 | II | 2016年7月27日 | 第21話 - 第22話 | 1000594870 | 1000594941 | |
12 | III | 2016年8月24日 | 第23話 - 第24話 | 1000594936 | 1000594942 |
『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〜アルヌス放送局〜』は、2015年6月25日から2016年3月31日までHiBiKi Radio Stationにて配信されたWEBラジオ番組。パーソナリティは諏訪部順一(伊丹耀司 役)と金元寿子(テュカ・ルナ・マルソー 役)。第1回から第14回までは毎週木曜日、第15回から第20回までは隔週木曜日、第21回から第33回まで再び毎週木曜日更新。全33回。
Vol. | 発売日 | 新規撮り下ろし特別版ゲスト | 過去配信回 |
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1 | 2015年9月30日 | 東山奈央 | 第1回 - 第10回 |
2 | 2016年1月27日 | 戸松遥(ピニャ・コ・ラーダ 役) | 第11回 - 第18回 |
3 | 2016年3月30日 | 日笠陽子(ヤオ・ハー・デュッシ 役) | 第19回 - 第26回 |
4 | 2016年5月25日 | 東山奈央、種田梨沙 | 第27回 - 第33回 |
ネットからパチスロ機「パチスロ GATE」が2018年2月19日に稼働を開始した。
『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 特地行動報告書』が、1期と2期に分け2冊が刊行された、劇中での自衛隊を軍事的な視点から徹底分析したミリタリーガイドブック。
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