ゲアン省(ゲアンしょう、ベトナム語:Tỉnh Nghệ An / 省乂安 発音)は、ベトナムの省(地方自治体)の一つ。省都はヴィン市。
クアロー海岸 | |
地理 | |
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省都 | ヴィン |
地方 | 北中部地方 |
面積 | 16,487 km² |
統計 | |
人口 人口密度 | 3,003,200 人(2004年) 182 人/km² |
民族 | キン族, コム族, タイ人, トー族, ミャオ族 |
その他 | |
市外局番 | 238 (2017年6月まで 38) |
郵便番号 | 46xxxx - 47xxxx |
ISO 3166-2 | VN-22 |
公式Webサイト | http://www.nghean.gov.vn/ |
ゲアン省は、以下の行政単位に区分される。
台風の到来が多く、夏は暑く冬は寒いので「ベトナムで最も過酷な気候の地域」の一つとされている。そのためか貧困ながら忍耐強く上昇志向の強い土地柄と言われ、王朝時代には科挙の合格者を、フランス領インドシナ時代には抗仏運動に身を投ずる民族主義者を多数輩出した。ベトナム独立の父ファン・ボイ・チャウ(潘佩珠)とホー・チ・ミン(胡志明)の出生地でもある。
歴史的にも、紅河デルタと南シナ海の海上交易網を結ぶため、戦略的に重要視された(この地域より北の地域は、宋代以降になると船舶が海南島を経由することが多いため、海上における交易ネットワークから外れることになっていた)。そのため、ベトナムの李朝が幾度か遠征を試みたほか、真臘(アンコール朝)のスールヤヴァルマン2世や、ジャヤヴァルマン7世なども侵入した。
1930年にゲアン省とハティン省でゲティン・ソヴィエト(ベトナム語: Xô Viết Nghệ Tĩnh、Nghe-Tinh soviet)の蜂起が起こった。
西部はユネスコの無形文化遺産に登録されているベトナム中央高原におけるゴングの文化的空間の本拠地であり、現地の多数民族はタイ族系民族である。他にはコム族、キン族、モン族、オドゥ族なども住んでいる。
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