エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)は、イギリス・ロンドンのイズリントン区にあるサッカー専用スタジアム。アーセナルFCがホームスタジアムとして使用している。現在の収容人数60,704人は、イングランドにおいて5番目に大きなスタジアムとなっている。
エミレーツ・スタジアム Emirates Stadium | |
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施設情報 | |
所在地 | イングランド ロンドン |
位置 | 北緯51度33分24秒 西経0度6分22秒 / 北緯51.55667度 西経0.10611度 西経0度6分22秒 / 北緯51.55667度 西経0.10611度 |
起工 | 2004年2月 |
開場 | 2006年7月22日 |
所有者 | クロエンケ・スポーツ&エンターテインメント |
運用者 | 同上 |
グラウンド | グラスマスター |
ピッチサイズ | 105m × 68m |
建設費 | 3億9000万ドル |
設計者 | POPULOUS |
建設者 | Buro Happold |
使用チーム、大会 | |
アーセナルFC(2006年-) | |
収容人員 | |
60,704人 | |
アクセス | |
#アクセスを参照。 |
アーセナルの以前のホームスタジアム、ハイベリーからわずか0.5マイル(約800m)足らずの距離に位置し、最寄り駅も地下鉄ピカデリー線・アーセナル駅のまま変わっていない。なお、UEFA主催試合の場合は公式スポンサー以外での広告露出が禁止されているため、アーセナル・スタジアムと呼ばれる。
1997年、それまでクラブのホームスタジアムであったハイバリーの拡張を行うため、イズリントン議会へ拡張工事の申請を行なったものの否決されたため、ウェンブリー・スタジアムの購入などを含めて議論した結果、ハイバリーから0.5マイル離れた産業廃棄物処理場跡地を2000年に購入した。2002年から新スタジアムを含めた周辺の工事が開始され、2004年からスタジアム本体に着工した。総工費3億9000万ポンドを投じて行われたこの計画は2006年に竣工し、旧スタジアムのあったハイバリー跡地には集合住宅が建設された。建設費用は全てクラブが負担したため、クラブは資金調達に奔走することとなった。当時の主力選手だったニコラ・アネルカやマルク・オーフェルマルスらの売却などで資金を積み重ね、クラブの株式売却などによって苦労しながらも資金をかき集め、2004年末には新スタジアムの命名権売却や新たな大口スポンサーを獲得した。
こけら落しはアーセナルのレジェンドデニス・ベルカンプの引退試合として、2006年7月22日に彼がかつて所属したアヤックス・アムステルダムとの試合が行われた。また、約3ヶ月後にはエディンバラ公フィリップを招いての落成式が開催され、翌年2月にはクラブの監督や選手らがバッキンガム宮殿へ招待された。
1999年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
試合日 | 国旗・スコア | 得点者(数字の単位は分) |
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2006年9月3日 | 3-0 | 3 エラーノ、67 エラーノ、89 カカ |
2007年2月5日 | 0-2 | 82 シモン・サブローザ、90 Rカルヴァーリョ |
2008年3月26日 | 1-0 | 72 パト |
2009年2月9日 | 2-0 | 13 エラーノ・ブルメル、27 ロビーニョ |
2010年3月2日 | 2-0 | 44 Keith Andrews(OG)、76 ロビーニョ |
2011年3月27日 | 2-0 | 42 ネイマール、77 ネイマール |
ピカデリー線アーセナル駅が一番近い駅(ハイベリー時代と同じ駅)。試合後は混雑する。他にもスタジアムまで徒歩圏内の駅がある。チューブが主な交通手段であるため、チューブのストライキ(ボクシング・デーなどに決行されることが多い)が行われると試合が延期になることがある。
主なバス停はホロウェイロード、ナッグズヘッド、セブンシスターズロード、ブラックストックロード、ハイベリーコーナー。全てのバス停にはスタジアムから徒歩5-10分。これらのバスで北ロンドンやロンドン中心部へ行く事ができる。
スタジアム周辺には駐車場がほとんどなく、クラブではサポーターに自家用車での来場を控えるようアドバイスをしている。居住者許可証を持たないドライバーが路上に違法駐車した場合は、どのような車でもレッカー車によって強制的に移動させられる。
エミレーツ・スタジアム:
2009年までの最大観客数は60,161人で、2007年11月3日のマンチェスター・ユナイテッドとの試合であった(2対2の引き分け)。
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