ふなばしアンデルセン公園(ふなばしアンデルセンこうえん)は、千葉県船橋市にある総合公園である。トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス 世界の人気観光スポット2015」の「テーマパーク部門」にて東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに次ぐ日本国内3位。年間来場者数は約90万人。名所として房総の魅力500選に選定されている。
ふなばしアンデルセン公園 Funabashi H. C. Andersen Park | |
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公園内メルヘンの丘ゾーンにある風車 (船橋市景観重要建造物) | |
施設情報 | |
前身 | ワンパク王国 (園内にゾーンの一つとして現存) |
事業主体 | 公益財団法人船橋市公園協会 |
管理運営 | 公益財団法人船橋市公園協会 |
面積 | 約39万平方メートル |
開園 | 1996年(平成8年)10月25日 (ワンパク王国は1987年(昭和62年)11月15日) |
所在地 | 〒274-0054 千葉県船橋市金堀町525番 |
位置 | 北緯35度45分35.97秒 東経140度3分46.58秒 / 北緯35.7599917度 東経140.0629389度 東経140度3分46.58秒 / 北緯35.7599917度 東経140.0629389度 |
公式サイト | ふなばしアンデルセン公園 |
船橋市の市制50周年を記念し、 1987年(昭和62年)11月15日に「ワンパク王国」として開園した。
開園当初から公立の公園としては珍しく、友の会を持つなど集客面でも工夫を図り、開園1年で約33万人が入園者を集めた。
船橋市の平和都市宣言記念シンボル像として入口付近に、1988年(昭和63年)10月15日に岡本太郎作の「平和を呼ぶ」像を除幕。
やなせたかしの協力を得て、1990年(平成2年)9月2日に「アンパンマン」の銅像を除幕など銅像の建立を進めた。
また、1990年(平成2年)7月に雨天時にも楽しめるようにドームを開設し、同年9月30日に「ミニSL」の運行を開始、1992年(平成4年)11月に長さ50mの巨大な滑り台を開設など娯楽設備の拡充も進めた。
この他、1989年(平成元年)2月に昔行われていた古い遊びを集めた図鑑を発行し、同年7月には身近にいる虫についてまとめた昆虫図鑑を発行するなど子供たちが日常生活で楽しめる身近なものについての本も出版した。
1989年(平成元年)7月31日に50万人目の入園者が来園、1991年(平成3年)5月26日に100万人目の入園者が来園、1994年(平成6年)11月3日に200万人目の入園者が来園と集客を伸ばし、自然と触れ合いながら楽しめる公園と評されるようになった。
船橋市は1989年(平成元年)4月6日にデンマークのオーデンセ市と姉妹都市提携を調印し、1992年(平成4年)7月29日に姉妹都市提携3周年を記念した記念碑を除幕した。
それを受けて、1993年(平成5年)に「ワンパク王国」隣接地に「子ども美術館」やオーデンセ市の出身である童話作家・ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話の世界を具現化した施設を整備し、「アンデルセン公園」を開設することになった。
1994年(平成6年)10月20日に起工式を行って建設に着手し、オーデンセ市の姉妹都市が全面協力で19世紀のデンマークを再現するように工事が行われた。
1996年(平成8年)10月25日に「ふなばしアンデルセン公園」として新装開園した。
開園に際しては、日本人で初となる本場デンマーク認定の「風車守り」がいる本格的なデンマーク式風車で小麦粉を挽いてパンを作るなどなどデンマークの田園風景が忠実に再現された。
1998年(平成10年)10月24日に「アンデルセン童話館」を開館し、初版本を含めて約1300冊の蔵書を揃えてアンデルセンの世界を味わえるようになった。
こうした公園運営がアンデルセンを広めたと評価されて、 2000年(平成12年)4月にオーデンセン市から船橋市に「アンデルセン賞」が授与され、同年末にはオーデンセン市から船橋市に記念にブロンズ像が寄贈された。
それを受けて、アンデルセン賞受賞記念のブロンズ像が当園内に設置されて2001年(平成13年)2月10日に除幕された。
1999年(平成11年)8月15日に「ふなばしアンデルセン公園」としての新装開園後100万人目の入園者が来園。
2002年(平成14年)には冬季に半額とする季節割引を導入したのを皮切りに、年間パスポート券発売を行うなど入場料を弾力化することで集客力を強化。同年6月3日に「ふなばしアンデルセン公園」としての新装開園後200万人目の入園者が来園した。
2003年(平成15年)10月に千葉県内初となる公共のドッグランを開設したほか、2007年(平成19年)10月に「全国都市緑化ふなばしフェア」を開催するなどデンマークやアンデルセン以外の誘客施設やイベント開催も進めた。
その結果、2010年(平成22年)5月23日に「ふなばしアンデルセン公園」としての新装開園後600万人目の入園者が来園した。
2011年(平成23年)1月には「花の城ゾーン」の造成を開始して公園の再拡張を開始し、同年8月19日にはキッズガーデンなどを含む「花の城ゾーン」を開設したが、同年10月13日には東日本大震災の影響で発生した福島第一原子力発電所の事故に関連して55マイクロシーベルトの放射線量が測定され、立ち入り禁止が取られて除染の後に安全性が確認され再開。
2014年(平成26年)1月19日に「ふなばしアンデルセン公園」としての新装開園後800万人目の入園者が来園、2015年(平成27年)8月2日に「ふなばしアンデルセン公園」としての新装開園後900万人目の入園者が来園した。
2015年(平成27年)7月にトリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス 世界の人気観光スポット2015」のテーマパーク部門で東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに次ぐ日本国内3位、「2015年アジアの人気テーマパーク」でも10位にとなり、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを上回った。
園は5ゾーン(ワンパク王国ゾーン、メルヘンの丘ゾーン、自然体験ゾーン、子ども美術館ゾーン、花の城ゾーン)からなる。また、園外施設もある。
以下の施設、遊び場、オブジェを含む。
以下の施設、遊び場、オブジェを含む。
以下の施設、遊び場、オブジェを含む。
以下の施設、遊び場、オブジェを含む。
2011年(平成23年)1月には「花の城ゾーン」の造成を開始。 以下の施設、遊び場、オブジェを含む。
3月3日 | ひなまつり | 中学生以下 入園無料 |
4月2日 | H.C.アンデルセンデー (H.C.アンデルセンの誕生日) | |
5月5日 | こどもの日 | |
6月15日 | 千葉県民の日 | |
10月第4日曜日 | 市民無料開放デー (ふなばしアンデルセン公園開園記念) | 入園無料 |
園内はバリアフリー化されており、設備的には段差や傾斜などがほぼ解消され車椅子での利用が十分に配慮されている。
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