「視程」の検索結果 - Wiki 視程
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視程(してい)とは肉眼で物体がはっきりと確認できる最大の距離のこと。大気の見通し。 単に視程といった場合、水平方向の視程である水平視程を指すことが多い。 基本的に、視程といった場合、水平方向の最短距離を視程として観測する。ただし、これも国によって、あるいは用途によって定義の仕方が異なる。… |
視程計(していけい, 英:transmissometer)とは、大気の消光率または光透過率を測定し、視程を測るために用いる器具。視程測定に用いるものを視程計、その他の用途に用いるものを透過率計といって呼び分けるが、原理はほとんど同じである。 投光器から、幅の狭い視準化されたビーム(通常はレーザー)… |
吹雪 (カテゴリ 視程) 吹雪(ふぶき)は、強風で地表に積もった雪(積雪)が舞い上がると同時に、雪が降っていて視程が悪くなっている気象状態。 激しい吹雪が起こると、雪が視界を遮ったり太陽光が遮られるなどによって見通しがきかなくなり、極端な場合には視界すべてが真っ白なホワイトアウトになる。見通しがきかないので、自動車の通行や、… |
霧 (水平視程と濃度による分類の節) 霧(きり)とは、地表近くの空気中に細かい水滴が浮遊するもので、気象観測では水平視程 1 キロメートル(km)未満の場合をいう。ふつう、空気が白みがかって見える。 水蒸気を含んだ大気が冷やされるなどして飽和状態に達し凝結、含まれていた水蒸気が小さな水滴となって空中に浮かんでおり、それが地表に接している状態。… |
サイルよりも射程が長い。これは、電波のほうが赤外線よりも大気圏内での透過性が高いためである。このことから、旧西側諸国においては、視程外射程のミサイルにはレーダー誘導を、視程内射程のミサイルには赤外線誘導を採用していることが多い。一方、旧東側諸国においては、標的の回避を困難にして命中確率を向上させるた… |
煙霧 (カテゴリ 視程) 煙霧(えんむ、英: haze)とは、目に見えない乾いた微粒子が大気中に浮遊していて、視程が妨げられている現象。気象観測上は、視程が10km未満になっているとき。また煙霧のとき、湿度は75%未満の場合が多い。発生源は、地面から舞い上がったちりや砂ぼこり、火事による煙、工場や自動車からのばい煙などさまざ… |
光達距離(こうたつきょり)とは、灯台の光が届く距離のこと。単位は海里で表され、以下の3種類がある。 光学的光達距離(こうがくてきこうたつきょり) :光源光度、視程、限界可視照度から算出される。視程を18ないし23海里(透過率0.85)、実効光度(限界可視照度)を2×10-7ルクスとする。最も条件が良いとき(例えば月明かりや霞… |
スモッグ (カテゴリ 視程) スモッグ(英: smog)とは、大気中に大気汚染物質が浮遊しているため周囲の見通し(視程)が低下している状態を指す言葉であり、高濃度の大気汚染の1種である。 Smoke(煙)と fog(霧)を合成したかばん語(混成語)である。1905年にイギリス・ロンドンの医師H. A. デ・ボー(H. A. Des… |
視程での着陸が可能となる。 ただし、これにはパイロットおよび航空機がカテゴリーを満たしている必要がある。パイロットを例にすると、通常は高精度のカテゴリーほど本装置を頼りに悪条件下であってもより低い高度までの降下が可能だが、万が一装置に異常が発生した場合にそれだけ低視程… |
砂嵐 (カテゴリ 視程) METARやTAFでは、「視程障害現象」の欄のDUがちり、SAが砂を表し、「特性」の欄の低いを表すDR、高いを表すBLと組み合わせて用いる。 「その他の現象」欄ではSSがsandstorm、DSがduststormを表す。 日本では、「塵または砂」が強風により空中高く舞い上がっていて、視程1キロメートル未満のときに天気を「砂じんあらし」とする。… |
視程外射程ミサイル(していがいしゃていみさいる、英語: Beyond-visual-range missile, BVR missile, BVRAAM)とは、20 nmi (37 km)またはそれ以上の有効射程を持つ空対空ミサイルである。この射程は2段式ロケット… |
され、ドイツのUボートの艦載偵察機として使用された。 潜水艦は背の高い艦橋やマストをもたず、海上で低位置から見張りを行うため、洋上では数マイル以上の視程は確保できなかった。海上のUボートは非常に脆弱であり、限られた退避警報時間では駆逐艦から逃げられないことが多かった。これを解決するためにドイツ海軍省は、組み立て式の水上機Ar… |
ホワイトアウト (カテゴリ 視程) 対象(前方の車や歩行者など)への最短距離よりも視程が悪いときに、あるはずの視対象の全てが見えなくなって生じる。道路上では雪が降っているときのほか大型車が巻き上げる雪煙が原因になることもある。 がある。 ^ 竹内政夫「吹雪とその対策(2) : -吹雪と視程-」『雪氷』第61巻第4号、日本雪氷学会、19… |
子により見通しが悪くなっている状態で、かつ視程 1 キロメートル(km)以上の場合をいう。ふつう、空気が灰色がかって見える。 靄のとき、相対湿度(湿度)は75%を上回ることが多いが、100%には達しない。これに対して霧は、湿度が100%に近い時に生じ、視程1… |
氷霧 (カテゴリ 視程) 氷霧(こおりぎり、ひょうむ、ice fog)とは霧を構成する水滴が凍り、あるいは空気中の水蒸気が直接昇華して、小さな氷の結晶となって浮かんでいるために視程が妨げられる気象現象である。 気象庁では、視程1 km未満となっている状態を氷霧と規定しており、氷霧を予想するとき、予報では霧とする。細氷(ダイヤモンドダスト)は別の現象。… |
国際気象通報式では上層、中層、下層それぞれ10、計30のパターンが定義されている。 視程 - 大気の見通しの程度。降水や霧、砂嵐、吹雪などによって低下する。航空の分野では重要視される。 各方位の中で最も低い視程を指す最小視程、各方位の平均の視程を指す卓越視程などがある。 日射量 - 太陽放射の量。… |
従来、計器進入の最低気象条件は地上視程またはRVRで(一部の国では雲高も含む)設定されていたが、世界的には周回進入を除き、RVRで設定されることになり、順次改訂されている。日本でも2006年秋以降、順次導入された。(周回進入は地上視程で設定。) しかしながら、RVRが未設置または故障等で利用できない場合には、地上視程(卓越視程… |
視程と雲底高度が大きいことである。ILSを利用できる最低気象条件は、典型的なもので、雲底が地上から200フィート (61 m) 以上、水平視程が1/4マイル (402 m) 以上となっている[要出典]。一方のGPSは、雲底高度が400フィート (122 m) 以上、水平視程が1マイル (1… |
視程も良好であれば「日本晴」と表現されることが多い。 世界気象機関の規定に基づいた気象庁における観測上の定義では、空全体に対して、雲の占める割合(雲量)が1割以下の状態である。ただし、たとえ雲量が1割以下であっても、同時に降水や雷現象が起きていたり霧や煙などによる視程… |
航空機を安全に離着陸させるためには、空港での気象観測データが不可欠である。大小を問わず、ほとんどすべての空港で気象観測が行われている。気温・露点温度・風向・風速・滑走路視距離・雲底高度・視程・天気・気圧などの気象要素が、器械による自動観測、あるいは人間による目視観測、またはそれらの両方により観測されている。これらの気象観測の結果は、主に… |