爆雷 概要

爆雷（ばくらい）は、水中で爆発する水雷兵器の一種で、水上艦艇や航空機から海中に投下して潜航中の潜水艦を攻撃する。かつては主力対潜兵器として小型艦艇や航空機が装備していた。 第二次大戦後は対潜魚雷やそれを投下する対潜ミサイルの登場によって主力兵器ではなくなったが、機雷の処分や警告用など補助的に使われている。…

ヘッジホッグは、単純に海中投下するそれまでの対潜爆雷とは異なり、発射器より一度に24個の弾体を投射する、多弾散布型の前投式対潜兵器である。 「対潜爆雷」の一種とされることが多いが、厳密にはもっとも初期の対潜迫撃砲というべきものである。起爆も爆雷とは異なり、水圧ではなく接触によって行われる。…

瀬名堯彦「水雷艇(千鳥型・鴻型) 艦尾＆後甲板」#軍艦メカ4日本の駆逐艦pp.160-161 ^ #海軍造船技術概要(1987)上巻p.442 ^ a b #岩重(2012)p.40 ^ #岩重(2012)p.40『新造時の爆雷投射機はどの資料でもY砲としているが、写真を見る限りK砲だったようで、(以下略)』 ^ a b…

兵器（または対潜兵器、Anti-Submarine Weapon、ASW）の1つである。 水上艦もしくは潜水艦から発射される対潜兵器としては、魚雷や爆雷がある。しかし、航走距離（こうそうきょり）の限界から、これは艦の近辺でのみ用いられる。ソナーの発達や航空機を用いた潜水艦探知技術の発展により、比較的…

九九式破甲爆雷（きゅうきゅうしきはこうばくらい）は、大日本帝国陸軍の対戦車兵器である。1939年より就役し、日中戦争と第二次世界大戦で使用された。 敵戦車に向かってこれを投擲、あるいは肉薄して自らの手で装甲に貼り付けて爆発させる。その形状から亀の子などと呼ばれる。 中央部の円形麻布製の袋が爆雷…

ブームが設けられていたが、帆走は建造途中で断念するに至った。 兵装は船首に機銃台を設置し25mm連装機銃1基を搭載した。船尾には4個載の爆雷投下軌道2組を設置、爆雷8個を搭載する計画だった。電探は24号電探の搭載を計画していたが、実際には13号電探が船橋の後部、煙突の直前に搭載された。逆探は船橋トップの舷側部に設置が確認される。…

は22号電探1基を装備した。「怒和島」では22号電探に代わり13号電探を装備したという。「怒和島」は九四式爆雷投射機も1基から2基に増備しているという。 「一般計画要領書」や『海軍造船技術概要』では平島以降の10隻(うち1隻は建造取り止め)を平島型としている。…

7mm)となっている。 9隻とも艦尾には一号機雷敷設軌道が設置され、「朝風」「春風」「松風」「旗風」の4隻には爆雷投射機、同投下台の他パラベーン、ウインチなどの掃海設備が追加された。 また「追風」以下の後期艦には爆雷投射機、投下軌道が追加された(後述)。 艦橋の基本形状は峯風型と変化無い。…

るDビット（ディフェンスビット）を6基装備、ビームマシンガン、2門の60mmマシンガン、強敵の奇襲に有効な爆雷を放出できる拡散爆雷ポッド、ビーム撹乱膜を形成する爆雷を放出できるアンチビーム爆雷ポッド、バスターホークIIとのドッキング用パーツだが武器としても強大なパワーを誇る2基の肩部クロー、通常の…

0ノット 航続距離：18ノットで10,000海里 燃料：重油3,240トン（満載） 兵装 12.7cm高角砲連装2基 25mm機銃3連装2基、連装1基 爆雷8個 カタパルト：一式二号11型射出機2基 航空機：十六試艦攻（後の流星）14機（補給物件として） 乗員：264名（＋101名）計365名 補給物件…

NET系列で放送されたテレビ時代劇。全39話。 「荒野の素浪人」（第1シリーズ）の続編。 時は天保年間。新型の連発式ライフル銃の名手・秋月左馬之介、爆雷の使い手・速見雷蔵、剣の達人・谺鬼十郎（こだま・きじゅうろう）ら三人の浪人と、行く先々の宿場や村で彼らを用心棒として売り込むマネージャー役・すっぽん…

Mk44魚雷 73式魚雷 (G-9) 73式魚雷(B) (G-9B) - 上記の73式魚雷の改修用キット付与型 67式150kg対潜爆弾 ※退役 Mk6爆雷 Mk9爆雷 固定式対潜弾投射機Mk10/68式対潜弾投射機 旋回式対潜弾投射機Mk15 マウストラップ4連装発射機Mk20…

本型に対する軍令部の要求は以下の通りだった。 基準排水量:280英トン 速力:20ノット以上 航続距離:2000カイリ/14ノット 兵装 40mm機銃 連装1基2挺 爆雷 36個 投射機 2組 これに対し、だいたい第3号に似た艦型にまとまり、主機はディーゼル、出力2,600馬力で計画速力20ノットとなった。…

。1941年（昭和16年）の開戦前までに九三式魚雷（いわゆる酸素魚雷）搭載に改装されたと思われる。 爆雷は九一式爆雷36個を搭載、九四式爆雷投射機(Y砲)1基、爆雷投下台6基を設置した。白露型では爆雷投射機2基、投下軌道2条であり、対潜兵装はいくらか後退した。…

9時49分、「那珂」は距離1000mから発射された魚雷3本を回避し、爆雷6個を投下して撃沈確実を報告した。シーウルフは「将旗を掲げた名取級巡洋艦」に魚雷4本を発射し、1本命中と判断した（実際は命中せず）。シーウルフは爆雷攻撃に耐えながら、次の襲撃機会をうかがった。20時30分、駆逐艦「天津風」…

、直径310㎜の振動板で挟んだもので､衝撃に対して極めて弱いという欠点があった。そのため水上艦艇では爆雷攻撃前に送受波器を上昇させて艦内に収容し、昇降用の艦底開口部に設けた堰戸弁を閉じることにより爆雷攻撃時に送受波器内の水晶圧電体の破損や剥離などの事故を防止した。…

後甲板にある爆雷兵装、掃海具などは千鳥型に準じている。 ただ爆雷投射機は千鳥型の片舷砲(K型砲)2基から本型では九四式爆雷投射機(両舷砲、Y型砲)1基になった。また爆雷投下台は千鳥型の4基から本型では6基に強化された。爆雷は千鳥型と同数の18個を搭載する。太平洋戦争中に掃海具を撤去、爆雷投射機と爆雷投下軌道を増設し、爆雷は48個に増載した。…

53cm3連装魚雷発射管2基 六年式改二魚雷12本 八一式爆雷投射機1基(または2基) 爆雷投下台4基 爆雷投下軌道2条 九五式爆雷18個 須式90cm探照灯2基 舷外電路装備 開戦以後の変遷は以下のとおり。 トラック停泊中の1942年(昭和17年)1月3日から13日に爆雷投下台4基を増備と推定。…

その他に対潜用機雷12個、爆雷9個を搭載、機雷を搭載しない場合は爆雷18個搭載可能。艦尾には機雷敷設用の投下軌条が設置され、その内側に爆雷用軌条も設けられていた。 砲熕兵装としては後甲板に8cm高角砲1基、後部マスト直前の上構上に13mm連装機銃1基を搭載した。 開戦後には九三式探信儀を装備、大戦後半には爆雷…

その他戦後撮影の写真から逆探の装備も確認出来る 対潜兵装としては九四式投射機は2基のまま、 爆雷投下軌道は改正された。 従来は爆雷を縦置きしていたが、爆雷庫内の搭載数を増加した時に横置きの軌道に改められた。 あ号作戦後の調査では投下軌道は1条のままであるが、 2条に強化されたとする文献もある。…