i8(アイ エイト)は、ドイツの自動車メーカーであるBMWが製造・販売していたプラグインハイブリッドカーである。モデルコードはクーペがI12、ロードスターはI15。
BMW・i8 I12/I15 | |
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クーペ(I12) | |
ロードスター(I15) | |
クーペ(I12)リア | |
概要 | |
製造国 | ドイツ ライプツィヒ |
販売期間 | 2014年 - 2020年 |
ボディ | |
乗車定員 | 2+2(I12) 2(I15) |
ボディタイプ | 2ドアクーペ 2ドアロードスター |
駆動方式 | 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | 1.5L直列3気筒ガソリンエンジン+PHEV |
変速機 | 6速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,800mm |
全長 | 4,690mm |
全幅 | 1,940mm |
全高 | 1,300mm |
車両重量 | 1,500kg(I12) 1,595kg(I15) |
スーパーカーを思わせるエクステリアデザインではあるが、エンジン排気量は1.5 Lと小さく、タイヤもエコタイヤを履く燃費を重視したエコカーとなっている。デザインに見合うスポーツカー的な演出として、アクセルを開けると6気筒エンジン風の電子音が室内のスピーカーから流され、車体下にあるスピーカーから周囲に発せられるメカニズムが組み込まれている。
コンセプト面で関連のあるi3等と同じくドイツ・ライプツィヒ工場で組み立てられるものの、i8向けの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)部品に関しては同国ランツフート工場が製造を担当する。また、乗降ドアにはBMW車で初となるバタフライドアを採用している。
CFRP製ボディの基礎となるシャシにはバックボーン構造によるセパレートフレームが採用され、バッテリーケースを兼ねるとともにアルミニウム合金製とすることで軽量・高剛性化も実現している。
パワートレインは、基礎構造がミニと共通である1.5 L 直列3気筒ターボの新世代モジュラーエンジンをリアミッドシップに搭載し、フロントには電気モーターを配置するプラグインハイブリッドシステムが搭載される。システムトータルで最高出力362 PS、最大トルク58.1 kgmを発生し、これに6速ATが組み合わせられる。0-100 km/h加速はクーペが4.4秒、ロードスターが4.6秒で、最高速度は250 km/hでリミッターが作動。モーターのみでの航続距離は最大35 kmである。
I12/I15(2013年 - 2020年) | |||||||
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グレード | 型式 | 排気量(cc) | エンジン | 最高出力(PS/rpm) | 最大トルク(kgm/rpm) | 変速機 | 駆動方式 |
i8 | B38K15A | 1,498 | 直列3気筒DOHCターボ | 231/5,800 (システムトータル: 362) | 32.6/3,700 (システムトータル: 58.1) | 6速AT | 四輪駆動 |
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