灯台守(とうだいもり)とは、有人灯台に滞在して灯台等を維持・管理する職、またはその職にある者のことである。灯台員(とうだいいん)ともいい、身分によっては灯台職員(とうだいしょくいん)ともいう。
灯台守は、灯台が常に航路標識としての役割を果たせるように維持管理をするため、灯台に併設された家もしくは灯台の近くに建てられた家に滞在している。家には灯台守だけでなく家族も一緒に住んでいる場合もある。灯台守が公務員の場合、灯台と併設の家屋または灯台の近くに建てられている家屋は、たいてい官舎である。
日本において、国が管理してきた有人灯台はすべて公務員が直接に維持・管理を行ってきており、第二次世界大戦前は逓信省灯台局などが業務を所管していた。大戦中、連合国軍の攻撃によって殉職した灯台守もいる。
戦後の海上保安庁の創設により、灯台業務は海上保安庁に統合された。
長崎県五島市の男女群島の女島にある女島灯台が最後の有人灯台であったが、2006年(平成18年)12月5日に無人化され、国内の灯台守は消滅した。
灯台守とその妻と長年の生活について、映画「喜びも悲しみも幾歳月」で描かれている。
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