『NHKスペシャル・最後の戦犯』(エヌエイチケイスペシャル・さいごのせんぱん)は、NHK総合テレビで、2008年12月7日の21:00-22:30(JST)に放送されたテレビドラマの特別番組である。NHK名古屋放送局制作。視聴率9.9%。第46回ギャラクシー賞奨励賞受賞。
終戦のわずか5日前に、アメリカ兵を1人処刑し、4年の逃亡生活後、戦犯として国内最後の戦争裁判にかけられた陸軍士官の佐田野修の手記が基になっており、戦争の罪悪感を問うヒューマンドラマとなっている。
昭和20年(1945年)8月、見習士官の吉村修は、三園少佐の命令で、米兵を1人処刑する。終戦後、戦犯とされた吉村は、元上官の加藤大佐の命令で拳銃を所持して逃亡する。逮捕の恐怖と自殺への衝動とにさいなまれながら、岐阜県多治見で偽名で生活する。その頃、郷里の福岡に住む修の母である波江ら家族は、拷問のような取り調べを受けていた。やがて、早々に逮捕された加藤大佐や元同僚の篠崎に死刑判決が下される。逃亡して4年、吉村は逮捕され、軍事裁判にかけられる。
NHK総合 NHKスペシャル終戦特集ドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜 (2007年) | 最後の戦犯 (2008年) | 気骨の判決 (2009年) |
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