御前崎(おまえざき)は、静岡県御前崎市御前崎に属し、東に駿河湾を、南に遠州灘を望む岬。静岡県では島嶼を除けば最南端である。
御前崎 | |
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北緯34度35分49.58秒 東経138度13分34.39秒 / 北緯34.5971056度 東経138.2262194度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 静岡県 |
市町村 | 御前崎市 |
人口 | |
• 合計 | 4,785人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | 437-1621 |
市外局番 | 0548 (榛原MA) |
ナンバープレート | 浜松 |
東へ突き出る形で伸びる岬で、遠州灘側は強い湾岸流により砂丘が続くが、近年では海岸侵食が激しく、海岸線が後退している。一帯は風が強く、殊に10月から4月にかけて「遠州のからっ風」と呼ばれる偏西風が吹く。東岸には御前崎港、その北側には地頭方漁港が立地する。海岸線に沿った県道が整備されて眺望が楽しめる。
一帯は静岡県立御前崎遠州灘自然公園に指定されており、また岬近辺を御前崎ケープパークと称して整備している。
「御前崎のウミガメおよびその産卵地」は、国の天然記念物に指定されている。毎年6月〜8月にアカウミガメの産卵が見られ、一定個体数以上の産卵地としては日本最北限である。
最南端には御前埼灯台が立つ。海抜53m、光達19海里。多くの灯台を手がけた英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンにより設計され、1874年に初点灯した。映画『喜びも悲しみも幾歳月』の舞台の一つともなった。参観灯台で、一般人も有料で見学できる。
御前埼灯台の東南東3kmほどの海中に御前岩と呼ばれる暗礁がある。この海域では1953年から1957年までの間に17隻の海難事故が発生する危険な海域であった。この海域に船舶が近寄らないようにするため、1958年に御前岩灯標(2013年10月より御前岩灯台)が設置された。
2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
大字 | 世帯数 | 人口 |
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御前崎 | 1,507世帯 | 4,785人 |
なお、御前埼灯台の近くには1992年に開店した「紀行茶屋」があったが2021年8月31日に閉店した。
町内の警察の管轄区域は以下の通りである。
番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
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全域 | 菊川警察署 | 御前崎交番 |
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