下飯田駅(しもいいだえき)は、神奈川県横浜市泉区下飯田町にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線)の駅である。駅番号はB02。
下飯田駅 | |
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駅舎(2023年7月8日) | |
しもいいだ Shimoiida | |
◄B01 湘南台 (1.6 km) (2.1 km) 立場 B03► | |
所在地 | 横浜市泉区下飯田町829番地1 北緯35度24分12.5秒 東経139度28分59.5秒 / 北緯35.403472度 東経139.483194度 東経139度28分59.5秒 / 北緯35.403472度 東経139.483194度 |
駅番号 | B02 |
所属事業者 | 横浜市交通局(横浜市営地下鉄) |
所属路線 | ■ブルーライン(1号線) |
キロ程 | 18.1 km(関内起点) 湘南台から1.6 km |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 5,864人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1999年(平成11年)8月29日 |
備考 | 業務委託駅(京王設備サービス) |
横浜市泉区の南西部に位置し、和泉川と境川に挟まれた台地の上にある。市街化調整区域になっていることから、周囲は畑地や山林を多くの残す田園地帯である。近隣の相鉄いずみ野線のゆめが丘駅とは直線距離で250m離れており、当駅前から高架上のゆめが丘駅を見ることができる。
駅舎のデザインコンセプトは「自然活況と調和した落ち着きのある駅」を基本とし、隣接するゆめが丘駅のハイテクなイメージと対比し、フォーマルなものになっている。コンコースの壁にはガラスブロックが、天井にトップライトが設けられ、開放感・軽快感が表現されている。ガラスブロックの壁の前には、駅周辺をイメージしたオブジェ「芽吹きの空間」(高橋浩史 作)が設置されている。またプラットフォームの中央部はドーム状になっており、間接照明によって圧迫感が和らげられる作りになっている。
地名から採られた。同一仮称駅名であった相鉄いずみ野線のゆめが丘駅とは異なり、仮称駅名がそのまま正式駅名となって開業した。
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札階は地上1階、ホーム階は地下1階であり、エレベーター、エスカレーターが設置されている。
番線 | 路線 | 行先 |
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1 | ブルーライン | 湘南台方面 |
2 | あざみ野方面 |
2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は5,864人(乗車人員:2,957人、降車人員:2,907人)である。2003年度まで相鉄いずみ野線ゆめが丘駅の乗降客数が減少し、減少した分を当駅に移行していた。しかし、翌2004年度からゆめが丘駅の乗降客数が増加している。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
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1999年(平成11年) | 1,456 | 757 | |
2000年(平成12年) | 2,888 | 1,458 | |
2001年(平成13年) | 3,151 | 1,605 | |
2002年(平成14年) | 3,438 | 1,762 | |
2003年(平成15年) | 3,704 | 1,878 | |
2004年(平成16年) | 3,935 | 1,965 | |
2005年(平成17年) | 4,076 | 2,073 | |
2006年(平成18年) | 4,683 | 2,406 | |
2007年(平成19年) | 4,927 | 2,509 | |
2008年(平成20年) | 5,097 | 2,583 | |
2009年(平成21年) | 5,321 | 2,697 | |
2010年(平成22年) | 5,591 | 2,833 | |
2011年(平成23年) | 5,508 | 2,789 | |
2012年(平成24年) | 5,540 | 2,805 | |
2013年(平成25年) | 5,958 | 3,018 | |
2014年(平成26年) | 6,020 | 3,043 | |
2015年(平成27年) | 6,222 | 3,145 | |
2016年(平成28年) | 6,417 | 3,240 | |
2017年(平成29年) | 6,494 | 3,277 | |
2018年(平成30年) | 6,591 | 3,321 | |
2019年(令和元年) | 6,570 | 3,314 | |
2020年(令和 | 2年)5,046 | 2,544 | |
2021年(令和 | 3年)5,279 | 2,665 | |
2022年(令和 | 7年)5,864 | 2,957 |
駅前は開発途上であり、タクシーロータリがあるが常駐はしてないため、呼び出しが必要。また、発着する路線バスは開業から久しくなかった(下和泉団地行の自治会運営バスは以前から発着していた)が、2007年12月16日に路線バスが開通した。また、商業施設も駅から離れた位置にある。今後は当駅および相鉄いずみ野線「ゆめが丘駅」の周辺に位置する「泉ゆめが丘地区」において、再開発が行われる予定である。
当駅及びゆめが丘駅の周辺(泉ゆめが丘地区)は、「都市計画マスタープラン・泉区プラン」において「都市基盤施設と一体となった計画的な開発を誘導し、良好な居住環境を備えた市街地の形成を図る」地区として位置付けられている。
周辺エリアの市街地の形成に向け、1999年に地元地権者が中心に発足した「いずみ田園第一地区土地区画整理準備組合」を2007年末に解散し、新たに「泉ゆめが丘土地区画整理組合設立準備会」が発足した。2008年度に横浜市都市整備局は「泉ゆめが丘土地区画整理組合設立準備会」の支援を表明、泉ゆめが丘地区(25.1ヘクタール)の市街化区域への編入を視野に協議を促進し、早期の事業化を目指すと発表している。その後、2014年6月に市街化区域への編入および土地区画整理事業の都市計画決定などが行われ、同年8月には「泉ゆめが丘土地区画整理組合」の設立認可、2016年3月には「泉ゆめが丘地区地区計画」が決定された。再開発事業(土地区画整理事業)の施行期間は2014年度〜2024年度(清算期間を含む)を予定、総事業費は約109億円を見込む。
前述の都市計画決定に際し、導入機能やゾーニングなどの検討が進められ、交通広場や駅へのアクセス道路とともに、駅周辺への商業施設の集積、都市型住宅の整備(地区全体の計画人口は約5,200人)などを行う方針が定められた。また公共施設整備では、下飯田駅の駅前広場設置、幹線道路、区画道路、公園などの整備を予定している。2020年9月、両駅に挟まれたセンター地区(駅前大街区、街区面積: 42,861m2)の集客施設開発事業者として相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントが選定され、地上3階建ての大規模集客施設(延べ床面積: 約118,000m2)を開発する計画が公表された。同施設は2022年10月に着工し、2024年春に開業する計画で、テナントの詳細は同時点で不明だが約170店舗を予定しており、スーパーマーケットや専門店のほかに地元農家とも連携した「食」に関する体験型施設(食品マルシェ)、シネマコンプレックス(映画館)、屋上遊具公園などの導入も検討されている。2023年8月、施設名がゆめが丘ソラトスと発表され、2024年7月に開業する予定である。
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