プレイディア(Playdia)とは、1994年にバンダイより発売された家庭用ゲーム機。ゲームを通して子どもの自発的な学習意欲を促す「学習応援機器」である。定価は24,800円(税別)で正式発表前の仮称はBA-X。
メーカー | バンダイ |
---|---|
種別 | 据置型ゲーム機 |
世代 | 第5世代 |
発売日 | 1994年9月23日 |
CPU | TMP87C800 |
対応メディア | QIS規格CD-ROM |
コントローラ入力 | 無線(赤外線) |
売上台数 | 12万台 |
前世代ハードウェア | アルカディア |
次世代ハードウェア | ピピンアットマーク |
本機は発売年から第5世代のゲーム機に相当するが、当時の競合他社製品が軒並み32ビットCPUや64ビットCPUを搭載したため、第5世代ゲーム機としては唯一の8ビットである。
ターゲットとなる年齢層は小学生をメインとして設定されており、当時の家庭用ゲームとしてはハード・ソフト共に安価であった。
イメージキャラクターは、子役当時の安達祐実。安達は、本機そのものの関連CMはもとより、本機用の非売品ソフトにも出演していた。安達の代表作として知られるテレビドラマ『家なき子』はソフト展開当時に放送されたため、番組自体(土曜グランド劇場)はバンダイがスポンサーでなかったのにもかかわらず、『テレビシリーズ 家なき子 〜すずの選択〜』のタイトルかつ唯一のサードパーティー製タイトルとして本機でゲーム化された。
当初は29,800円(税別)で発売される予定であったが、発売前の8月に24,800円(税別)に値下げされた。初年度の目標は本体出荷台数20万台、ソフト出荷本数30万本。1995年度に入ると出荷台数20万台、ソフト出荷本数40万本を目標に、アニメファンと知育需要に特化したソフト展開にシフトした。。
CD-ROMドライブを装備し、ソフトウェアはCD-ROMで供給された。音楽CDの再生も可能で、再生中の画面はブルーバックで再生状態やトラックナンバーなどは表示されない。コントローラは赤外線によるワイヤレス方式で単4電池2本を使用し、使用しない際には本体にはめ込んで格納することが可能である。
本体やソフトウェアのパッケージには、「QIS」というロゴと、「このソフトはQIS規格専用ソフトです」という表記がされている。QISとは、「Quick Interactive System」の略であり、CD-ROMへの高速アクセス機能を指す。
遊んで学ぶことを目的とした「IQKIDSシリーズ」と乗り物や動物が主内容の「映像図鑑シリーズ」が存在する。
なおバンプレストから1996年に稼働した業務用筐体の『みちゃ王』は、内部に本機を改造して搭載したため、みちゃ王用のディスクは本機でも利用可能である。
This article uses material from the Wikipedia 日本語 article プレイディア, which is released under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 license ("CC BY-SA 3.0"); additional terms may apply (view authors). コンテンツは、特に記載されていない限り、CC BY-SA 4.0のもとで利用可能です。 Images, videos and audio are available under their respective licenses.
®Wikipedia is a registered trademark of the Wiki Foundation, Inc. Wiki 日本語 (DUHOCTRUNGQUOC.VN) is an independent company and has no affiliation with Wiki Foundation.