きつねは、ホリプロコムに所属する日本のお笑いコンビ。2014年4月結成。
きつね | |
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メンバー | 大津広次 淡路幸誠 |
結成年 | 2014年 |
事務所 | ホリプロコム |
活動時期 | 2014年4月 - |
出身 | 目黒笑売塾11期 |
出会い | 小学生時代からの幼馴染 |
現在の活動状況 | テレビ・ライブなど |
芸種 | 漫才(歌謡漫才)、コント |
ネタ作成者 | 両者 |
同期 | パンプキンポテトフライ ニューヨーク 鬼越トマホークなど |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
歌ネタ王決定戦2019 準優勝 歌ネタ王決定戦2020 準優勝 |
大津 広次(おおつ ひろつぐ、1989年7月24日 - )(34歳)
2人とも大阪府出身で、小学校1年生からの幼馴染同士。大阪府立堺西高等学校、桃山学院大学と同じ学校に在籍していた。高校では部員を5人集めて、柔道サークルを創設した。2人で初めて立ったステージは高校の文化祭で、お笑いではなくバンドとしての出演だった。なお、バンドで唯一作ったオリジナル曲は「誰よりも目立ちたい」というタイトルの曲だった。2人ともラーメンズのコントを見てラーメンズについて話し合う「ラーメンズ部」というサークルに所属していた。
柔道サークルの部員5人中4人が同じ大学へ進学し、部員が7回生1人しかいなかった演劇部を乗っ取るような形でコントサークルに変えた。19歳でお笑いを始めた当初は5人組のユニットだった(その中には中国人留学生や、後にシュテンドウジを結成する上田遼馬もいた)。その後、メンバーの1人が留学で脱退。さらに上田がネタ合わせに遅刻したのを理由に脱退させられ、トリオとなる。ユニット名も「100ジャシカ」→「100レノン」→「インベーダーズ」と改名を重ねた。
学園祭でミス・コンテストのMCを担当したことをきっかけにスカウトを受け、大阪の松竹芸能に所属していたがラーメンズへの憧れからトリオで上京して東京に拠点を移す。上京後は改めて養成所「目黒笑売塾」の11期に入り、2014年4月、同塾卒業に伴いホリプロコムへ所属。卒業のタイミングでまた1人が脱退し、現在のコンビとなった。タレントになりたいと思って所属先は敢えてラーメンズと同じ事務所を選ばなかった。バナナマンの影響もあり、吉本興業やワタナベエンターテインメントでは自分たちにチャンスが回って来るかどうかわからないと考えて現在の事務所を選んだという。
地上波テレビ初出演は『PON!』(日本テレビ)の2015年9月7日放送「お笑い数うちゃPON!」のコーナー。当時披露していたのは柔道ネタだった。
現事務所への所属は2014年だが、松竹芸能にスカウトされ養成所に所属したのは大学2年生の頃(2009年)であるため、芸歴はNSCにおいて大阪校32期・東京校15期と同期である。目黒笑売塾での同期にはパンプキンポテトフライなどがいる。
フランス・パリのファッションブランド「MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)」が由来。このブランドがKitsuneというレコードレーベルもやっていることから「そういうハイカルチャーに僕らもなりたい」という考えで名付けた。
同じ事務所の先輩であるサイキック芸人・キックからは「芸能人はキツネが憑くと爆発的に売れるらしい」という助言も受けていた。また淡路のアルバイト先の風水好きのおばちゃんがライブを見に来た際、「(きつねと言えば)稲荷神もあるから、神様の名前を付けるというのはどうなの」と言われたことから稲荷神を祀る稲荷神社へ参拝するようにしている。「2人ともキツネ顔だから」という理由は、コンビ名の由来の説明が面倒臭い時に用いていたという。
かつてはもみ合いになってTシャツを破るコントを演じていた。他に「ギャルおっさん」などのネタがあったがそれらのネタでは事務所ライブで「1ミリもウケなかった」「自分たちが面白いと思っていても、実際ウケるものとはえげつないほどのズレがあった」ということで「今キャッチーに思えるのは歌謡漫才」と思い立ち、2017年頃からは昭和歌謡などを現代風にアレンジした歌謡漫才を多く披露している。
大津がウクレレを弾き、淡路がMacBookに接続したサンプラーをAbleton Liveでコントロールしてエレクトロニック・ダンス・ミュージックでよく使われているフレーズや効果音を出すなどのネタを演じ、この一連の漫才は「パリピ漫才」とも言われている。淡路がDJとヒップホップダンスが趣味であることがネタに生きているとされている。大津が上手いことを言い、「上手い事言わんでええねん」「どういう意味やねん」と効果音が出る事も多い。こう言った台詞や音楽は何個も用意している。
歌謡漫才が誕生したきっかけは、淡路がダンスとDJに出会いそれが楽しくて仕方なくなり、一方で大津はパチンコにハマって100万円ほど借金がかさみその返済のためにアルバイトへ明け暮れ、ネタ合わせの時間が無くなったりライブにも出られなかった。そんな時に30分間のミニ単独公演の仕事が入り、淡路から漫才とダンスミュージックをかけ合わせた歌謡漫才の案を大津に話してみたら、大津がそれに承諾したことだった。
このネタは考案したものの最初は使わず、過去最高と思ってこれは行けると思ったという他の漫才ネタをライブで披露したところ本人たち曰く逆に「シャレにならんくらいスベった」ため、このパリピ漫才を次のライブでかけたところウケて軌道に乗り始めた。パリピ漫才で『バナナマンの爆笑ドラゴン』(NHK総合)に出演し、テレビ露出の機会が増えるきっかけにもなったが当時はこのネタが浅草芸人を馬鹿にしているんじゃないかという趣旨で、この番組の出演者として入れてもらえたという。淡路はネタでダンスが上手くできないとネタの出来が悪くなくても、本当に悔しくなって落ち込むという。
舞台に出る時には「きつねコンコンブラザーズ」のテーマ(寄席囃子「デイビー・クロケット」をアレンジし、独自に歌詞をつけたもの)を出囃子にしている。
テレビ出演などで忙しくなったことによりアルバイトがし辛くなっても貰えるギャラは多くなく、その上DJセットが20万円でネタ用に買う曲の費用や声を変換するなどの機材に2~3万円かかっている。クラブに営業で呼ばれることも増えたが、営業ネタ用に新しいスピーカーも購入し一度しか使ってない3万円の機材もあるということで機材費がかさんでDJネタを始めるようになってからまた貧乏になったと話している。2020年11月11日放送の『NETA FESTIVAL JAPAN』では、「パーティーペイ」のネタの最中に激しく踊った淡路がぶつかって機材が倒れてしまい、故障こそ免れたものの締めの効果音を代わりに口で発さざるを得なくなっていた。
淡路は新庄剛志のモノマネもしており、2020年9月3日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBSテレビ)で新庄本人と共演した際に公認されている。
過去の出演番組
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