Qは、ラテン文字(アルファベット)の 17 番目の文字。小文字は q 。古いギリシャ文字のコッパ(Ϙ、ϙ)に由来する。
Qq Qq | |||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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様々な字形が知られるが、いずれも円の下に短い縦棒(ヒゲ)が付属した形、すなわちコッパ (Ϙ) の変形である。ヒゲの関係で、大文字ではふつう円の部分は下から時計回りに書かれ、そのあとでヒゲを書く。また、ヒゲは、ベースラインを越えて下に突き出すことも多い。
古いギリシャ文字のコッパ (Ϙ) は、[k] に似て、もっと喉の奥で発音する音だったようである。この理由により、[ku] における [k] の発音がコッパに近いとされ、[ku] の発音を表すために Q の字が残った。このため、現在でも qu の綴りで現れることが多い。英単語で qu にならないのは、カタールの綴り「Qatar」や、オーストラリアのカンタス航空の「Qantas」など、固有名詞にごく少数見られるだけである。現在Qが表す音価は、[k] ないしその類似音である。quの後に母音がついていることが多く、子音は少ない。
「Q」の文字は、「謎」や「疑問」、または「解決」のニュアンスを含む語として、グループ名や、フィクション作品のタイトル表記等に用いられる。
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
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Q | U+0051 | 1-3-49 | Q Q | q | U+0071 | 1-3-81 | q q | |
Q | U+FF31 | 1-3-49 | Q Q | q | U+FF51 | 1-3-81 | q q | 全角 |
Ⓠ | U+24C6 | ‐ | Ⓠ Ⓠ | ⓠ | U+24E0 | 1-12-42 | ⓠ ⓠ | 丸囲み |
🄠 | U+1F120 | ‐ | 🄠 🄠 | ⒬ | U+24AC | ‐ | ⒬ ⒬ | 括弧付き |
𝐐 | U+1D410 | ‐ | 𝐐 𝐐 | 𝐪 | U+1D42A | ‐ | 𝐪 𝐪 | 太字 |
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