東北六魂祭(とうほくろっこんさい)は、東北6県の各県庁所在地(以下「東北6県都」)の代表的な6つの夏祭りを一同に集めた祭りである。2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の鎮魂と復興を願い、同年より2016年(平成28年)まで東北6県都で持ち回り開催された。
東北六魂祭 Tohoku Rokkon Festival | |
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第2回、岩手公園のイベント広場 | |
イベントの種類 | 一般イベント |
開催時期 | 東北の夏祭りより前の時期 |
初回開催 | 宮城県仙台市 2011年(平成23年)7月16日・17日 |
会場 | 東北6県の県庁所在地持ち回り |
主催 | 東北六魂祭実行委員会、 青森市、盛岡市、仙台市、 秋田市、山形市、福島市、 青森ねぶた祭実行委員会、 盛岡さんさ踊り実行委員会、 仙台七夕まつり協賛会、 秋田市竿燈まつり実行委員会、 山形県花笠協議会、 福島わらじまつり実行委員会 |
後援 | 観光庁、復興庁、東北運輸局、 東北観光推進機構、岩手県、 東北6県所在マスメディア各社 |
協賛 | JAグループ秋田、秋田銀行、東北電力、TDK、TVfan、ニプロ、北都銀行、オーヴォ、佐藤養助、アサヒビール、キヤノン、みちのくコカ・コーラボトリング、サッポロビール、東日本旅客鉄道(JR東日本)、日本生命、東日本高速道路(NEXCO東日本)、ファミリーマート、三菱自動車 ほか |
協力 | ベネフィット・ワン |
運営 | 電通パブリックリレーションズ(東京都) |
来場者数 | 第1回(2011年): 36万人 第2回(2012年): 24.3万人 第3回(2013年): 25.0万人 第4回(2014年): 26.0万人 |
2017年(平成29年)より「東北絆まつり」へと引き継がれた。
電通が東北6市の商工会議所からなる「東北まつりネットワーク」(新・東北夏祭りネットワーク)と企画した「東北6県都」の代表的な6つの夏祭りが参加し、夏祭りへの集客に結び付ける大型イベントである。実質的な運営者は電通パブリックリレーションズ(東京都)。
題字は、宮城県栗原市(岩手・宮城内陸地震の被災地)で生まれ、岩手県上閉伊郡大槌町(東北地方太平洋沖地震による津波の被災地)で育った、岩手県盛岡市在住の中学1年生(12歳)の書道家が揮毫した。なお、「東北六魂祭」と上記の題字ロゴは、電通の商標登録(登録番号5654489、出願日2012年2月1日)であり、使用にあたっては電通の許諾が必要である。電通社内では、多数のスポンサー企業に協賛してもらい、普段交流のない6祭り団体や商工会議所の間を連携するため、部署横断のチームが組織された。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により全国的に祭りやイベント開催に自粛ムードが広がる中、同年7月に宮城県仙台市で初開催された。2012年(平成24年)5月に岩手県盛岡市で第2回、2013年(平成25年)6月に福島県福島市で第3回が開催され、2014年(平成26年)5月には津波被災地外としては初めて山形県山形市で第4回が開催された。開祭式には震災の犠牲者への黙祷を捧げ、閉祭式には鎮魂のため合唱を行っている。
回 | 開催日 | 開催地 | 人出 | テーマ | 副題 | テーマ曲 |
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1 | 2011年7月16日・7月17日 | 仙台市 | 37万人 | 祈 | Rake 「誓い」 | |
2 | 2012年5月26日・5月27日 | 盛岡市 | 24万人 | 希 | 復興はつづく。魂も、つづく。 | |
3 | 2013年6月1日・6月2日 | 福島市 | 25万人 | 福 | 今こそ、魂のチカラを。 | TOHOKU ROCK'N BAND 「東北 ROCK'N 音頭」 |
4 | 2014年5月24日・5月25日 | 山形市 | 26万人 | 起 | いざ、新しい東北へ。 | |
5 | 2015年5月30日・5月31日 | 秋田市 | 26万人 | 輝 | 東北の心はひとつ、さらに前へ。 | |
6 | 2016年6月25日・6月26日 | 青森市 | 17万人 | 跳 | 未来へ跳ねよ、東北の魂。 |
都市 (県庁所在地) | 祭り名 | パレード | 展示 | |
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山車等 | 踊り等 | |||
青森県 青森市 | 青森ねぶた祭 | ねぶた | ハネト | ねぶた |
岩手県 盛岡市 | 盛岡さんさ踊り | -盛岡山車 | さんさ踊り | - |
宮城県 仙台市 | 仙台七夕まつり | - | すずめ踊り | 七夕飾り |
秋田県 秋田市 | 秋田竿燈まつり | 竿燈妙技 | 竿燈 | |
山形県 山形市 | 山形花笠まつり | - | 花笠音頭 | - |
福島県 福島市 | 福島わらじ祭り | 大草鞋 | ダンシングそーだナイト | 大草鞋 |
メインイベントは「6大祭りパレード」であるが、パレードは道を一方向に動きながら行うため、その提示方法に適さない仙台七夕まつりは七夕飾りが祭り会場の飾り付けとして用いられ、パレードにはすずめ踊りが参加している。また、秋田竿燈まつりはパレード会場の一ヶ所に留まって妙技を披露する。その他、開催県の祭りからもパレードに参加がある場合もある。
パレードの模様は、地元テレビ(第1回は宮城テレビ放送、第2回はIBC岩手放送および岩手めんこいテレビ)やライブストリーミング(第1回はUstream、第2回はこれに東日本電信電話とニワンゴも加わった)、第4回は山形県内の民放全局(テレビユー山形、さくらんぼテレビジョン、山形放送、山形テレビ)、第5回は秋田県内の民放全局(秋田放送、秋田テレビ、秋田朝日放送)と秋田ケーブルテレビによる生中継も行われた。
第1回は被災地の復興が進んでいなかったため、ステージでは仙台に縁がある歌手などが出演していたが、第2回からは東北の伝統芸能の上演が大部分となった。
開催日 | イベント会場 | 6大祭りパレード |
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勾当台公園周辺(北緯38度16分1.2秒 東経140度52分12.5秒) | 定禅寺通(北緯38度15分56.9秒 東経140度52分8.6秒) | |
7月16日(土) | 10:00 - 19:00 | 17:00 - 19:00 |
7月17日(日) | 10:00 - 17:00 | 12:00 - 14:00 |
5月31日に6市長が共同記者会見を行い2011年7月16日・17日の開催を発表した。
宮城県警察に警備の依頼があったのは6月初旬であり、十分な警備計画を建てる暇はなかったという。来場者については2日間で10万人を見込んでいたが、折しも復興支援熱が盛り上がっていた時期であったこともあり、予想を大幅に上回る36万人の来場となった。このため会場一帯を初めとして市中心部は大混雑となり、仙台市議会の議事録で「地下鉄に乗れない、地下鉄から上がれない、上がったら、もう怒号の交わし合い。子供は泣き叫ぶ。のどは渇く。飲み物はない。」と記述される大混乱となった。結局この混雑の中、25人が熱中症で救急搬送された。
メインイベントである定禅寺通りのパレードについては、16日は20分遅れの17時20分に開始したもののパレードの進路である車道に観衆があふれだし行進が不可能になったため、18時40分に秋田竿燈まつりと青森ねぶた祭のパレードが行われないまま終了した。17日についてはパレードの進路を北側車線のみに縮小して12時00分に開始されたが、やはり車道に観衆があふれ、パレードを通りの往復から往路のみに短縮して終了した。
仙台市は7月19日付けで「あまりの混雑に怖い思いをされた皆さま」へ陳謝した。
第1回の仙台市への経済波及効果については103億円と算定された。
開催日 | イベント会場 | 6大祭りパレード |
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盛岡城跡公園周辺(北緯39度42分2.4秒 東経141度9分4秒) | 中央通り(北緯39度42分15.2秒 東経141度8分56.4秒) | |
5月26日(土) | 10:00 - 18:00 | 15:00 - 17:30 |
5月27日(日) | 10:00 - 17:00 | 12:00 - 14:30 |
1月20日に6市長が共同記者会見を行い2012年5月26日・27日の開催を発表した。
5月9日に岩手県警察より雑踏警備の概要が発表された。当日は、盛岡中心部に大規模な交通規制が敷かれ、大きな混乱はなかった。ただし、沿道が埋まった時点でパレード中の中央通りは入場が規制され、パレードを見られない客が続出した。また、ボトルネックとなる場所の規制も徹底され、26日の祭終了後の時間帯には帰りの客が殺到した盛岡駅でも入場規制が行われた。
開催前は2日間で20万人の来場を見込んでいたが、24万3千人と見込みを上回った。第2回の盛岡市への経済波及効果については22億円と算定された。
開催日 | イベント会場 | 6大祭りパレード |
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旧福島市役所跡地(北緯37度45分38.8秒 東経140度28分24.2秒) | 国道4号(北緯37度45分32.9秒 東経140度28分29.9秒) | |
6月1日(土) | 10:00 - 18:00 | 14:30 - 17:00 |
6月2日(日) | 10:00 - 17:00 | 12:30 - 15:00 |
1月24日に6市長が共同記者会見を行い2013年6月1日・2日の開催を発表した。前二回の開催と異なり、大規模イベントを開催できる会場がないため、会場は市内中心部の数箇所に分散して開催されることなり、前回同様市内の広範囲で交通規制が敷かれた。また、パレード会場の入場規制により観覧できない観客への対策として、メイン会場に大型映像装置を設置してパレードの様子を中継した。
6月1日には、会場上空にて航空自衛隊のブルーインパルスが曲技飛行で「サクラ」を描いた。
開催日 | メイン会場 | 6大祭りパレード |
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県民ふれあい広場 | 旅篭町十字路~五中西十字路 | |
5月24日(土) | 10:00 - 18:00 | 14:30 - 16:45 |
5月25日(日) | 10:00 - 17:00 | 12:30 - 14:45 |
来場者数は、24日に13万2000人、25日に12万8000人の計26万人であった。航空自衛隊の「ブルーインパルス」による曲芸飛行が行われたほか、市営野球場ではコラボレーション企画としてGLAYなどによる招待制の無料ライブが行われた。
開催日 | イベント会場 | 6大祭りパレード |
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山王大通り(北緯39度71分84.4秒 東経140度10分3.92秒) | 秋田県道26号秋田停車場線(北緯39度71分84.4秒 東経140度10分3.92秒) | |
5月30日(土) | 10:00 - 20:00 | 16:30 - 19:30 |
5月31日(日) | 10:00 - 18:00 | 12:30 - 17:00 |
開催日 | メイン会場 | 6大祭りパレード |
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青い海公園 | 国道7号(青い森公園前)~国道4号(橋本交差点先) | |
6月25日(土) | 10:00 - 20:00 | 17:00 - 19:50 |
6月26日(日) | 10:00 - 17:00 | 12:30 - 15:20 |
来場者数は、25日が7万人、26日が10万人の計17万人であった。強風のため、青森ねぶた祭や秋田竿燈まつりなど、一部の催しが縮小または中止された。
2010年(平成22年)12月4日に東北新幹線が八戸駅から新青森駅まで延伸することで、「東北6県都」全てが新幹線で繋がれるのを前にした同年2月15日、「東北6県都」で開催されている6つの夏祭り(青森ねぶた祭・盛岡さんさ踊り・仙台七夕まつり・秋田竿燈まつり・山形花笠まつり・福島わらじ祭り)の実質的な主催者である6つの商工会議所が宮城県仙台市に集まり、共同で情報発信や誘客事業をして観光客の周遊を目指す初めての組織「東北夏祭りネットワーク」が結成された。2011年(平成23年)2月3日、「東北夏祭りネットワーク」に加盟する祭りを県庁所在地に限定しないことになり、加盟する祭りが35に拡大された。
同年3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。多数の死者・行方不明者・負傷者を出し、避難所には一時45万人以上の人々が避難した。鉄道や道路が寸断され、被災地を含む東北6県は物流が停滞して物不足が発生するが、特に燃料不足が深刻で、営業しているガソリンスタンドが東北6県の全3866店の4.8%にあたる186店にまで落ち込んだ。停電と燃料不足から暖房が充分に行えず、高齢者が低体温症から死亡するという二次被害も報告された。
マスメディアを通じて被災地の悲惨な映像や、進行する東京電力福島第一原子力発電所事故の情報が次々流れる中、日本は「国難」に直面しているとして日本全体に自粛ムードが広がり、被災地のみならず被災地以外でもシーズン中の花見イベントを初めとして祭りやコンサートなどの中止が次々発表された。
一方、被災地を支援するためには被災地以外の地域の経済活性が必要との意見もあり、行き過ぎた自粛ムードを抑える動きもみられるようになった。4月5日、三陸海岸の被害の大きさに比べて被害が少なかった岩手県北上盆地にある盛岡市の市長が、6月のチャグチャグ馬コおよび8月の盛岡さんさ踊りを節電の上で例年通りの日程で開催し、自粛ムードの払拭につなげると記者会見で表明した。しかし、震災による死傷者約3千人、被害総額1兆3千億円を超える仙台市は、市の予算・人員を犠牲者・遺族・被災者支援やインフラ復旧に最大限振り向けるため、次々と祭りや大規模イベントの中止を発表していた。そこに、東北新幹線・新青森駅開業を記念して青森市と仙台市の交流促進を目的に青森市で開催予定だった仙台フィルハーモニー管弦楽団のフレンドシップ・コンサートが震災発生により中止になった青森市長が、仙台市長に青森ねぶた祭と仙台七夕まつりの共同開催を4月6日に提案した(「東北六魂祭」の端緒)。
震災による死者の約6割、負傷者の約7割を占め、地震と津波の最大の被災地となった宮城県では、4月7日に発生した余震によって被害が拡大するも、発災1ヶ月を前にした4月10日、救助・復旧から復興へと舵を切るため「4月29日を震災復興キックオフデーとする」と知事が表明。これに呼応して復旧作業が前倒しされた。また、被災地で初めてとなる応急仮設住宅への入居が4月9日より始まった岩手県陸前高田市では、「奇跡の一本松」「希望の松」などと呼ばれて有名になった高田松原の被災樹木の保護作業も4月15日から始まり、被災地での復旧以外の動きも見られるようになった。
4月16日、秋田竿燈まつりが例年通りの開催を決定したことで、北東北3県の県庁所在地の夏祭りの例年通り開催が揃った。仙台市では、3月18日にほぼ全域で電力が復旧、4月11日に上水道が全面復旧、4月16日に都市ガスが被害激甚地区を除いて全面復旧するなど生活インフラが復旧し、4月25日には東北新幹線の東京駅~仙台駅間の運行が再開し、ガソリン等の燃料不足の解消も見えてくるなど交通インフラの復旧も進んだ。また、石垣などが崩落した仙台城址において4月13日から本丸の伊達政宗騎馬像周辺など一部が観光客等に開放されるなど、観光拠点の再開も始まった。これらを受けて4月26日には仙台七夕まつりも例年通りの開催を決定した。
4月27日、天皇・皇后が初めて東北地方の被災地に入り、宮城県行幸を実施し、仙台市と南三陸町で被災者を見舞った(参照)。4月28日には四十九日法要が各被災地で執り行われた。宮城県が「震災復興キックオフデー」としたゴールデンウィーク初日の4月29日には復興イベントが各地で開催され、仙台市地下鉄南北線や東北新幹線が全線で再開し、日本三景・松島でも観光遊覧船が運行を再開し、球場の仮復旧を終えたベガルタ仙台と東北楽天ゴールデンイーグルスがホーム開幕戦を勝利するなど復興機運が盛り上がった。
原発事故が進行する福島県では「放射能を怖がって観光客は来てくれない」との悲観的な意見もあって花見山公園のイベントを中止した経緯もあり、5月24日に山形花笠まつりが例年通りの開催を決定したのを受け、翌5月25日に開催されたわらじ祭り企画検討部会において、例年2日間の日程で開催されている福島わらじ祭りを1日間に短縮して開催すると決定した。これで「東北6県都」の6つの夏祭り総てが開催されることになった。
電通は、東北最大の観光資源ともいえる東北の夏祭りを、東北全体としての取り組みに昇華させる体制を整えるため、「東北6県とのつながりがある電通こそが、東北を結ぶハブとなり、同時に、復興支援のために協力したいと考えている企業を協賛できる」と判断。夏祭りが始まる直前の7月中に、東北人自らが団結する大型イベントを行うべき、との結論に至った。
5月31日、「東北6県都」の6市長が、海の日を含む三連休にあたる7月16日・17日の2日間、宮城県仙台市において「東北六魂祭」を開催すると発表した。
第1回開催後、山形市と福島市が輪番で開催すべきとの意見を表明した。第2回の開催地は盛岡市、第3回の開催地は福島市となった。第4回以降は、山形市・秋田市・青森市の順で開催される予定とされた。
福島市での第3回の開催を前にした2013年(平成25年)5月12日、同祭の実質的な運営者である電通パブリックリレーションズ(電通の関連会社)が、第3回を以って同祭を終了する可能性があることを示唆した。その理由として、震災の被害が大きかった岩手・宮城・福島の3県での開催が第3回で終了するため協賛スポンサーが離れに拍車がかかることや、会場の一般車通行規制といった地元自治体との交渉の負担が大きいことなどが挙げられた。しかし、10月21日に市川昭男山形市長と石井直電通社長が山形市での第4回開催で合意に至った。
2016年の青森市開催で東北6県を一巡した。2017年以降は後継イベントとして「東北絆まつり」を開催することとなった。第1回を仙台市で実施し、2018年以降も各県庁所在地を巡回する。
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