本庄早稲田駅(ほんじょうわせだえき)は、埼玉県本庄市早稲田の杜一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越新幹線の駅である。
本庄早稲田駅 | |
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北口(2006年11月) | |
ほんじょうわせだ Honjōwaseda | |
◄熊谷 (21.3 km) (19.0 km) 高崎► | |
所在地 | 埼玉県本庄市早稲田の杜一丁目1-1 北緯36度13分7.8秒 東経139度10分46.2秒 / 北緯36.218833度 東経139.179500度 東経139度10分46.2秒 / 北緯36.218833度 東経139.179500度 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■上越新幹線 (■北陸新幹線直通含む) |
キロ程 | 55.7km(大宮起点) 東京から86.0 km |
電報略号 | ホワ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 1,722人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 2004年(平成16年)3月13日 |
備考 | 直営駅 みどりの窓口 有 |
地元請願駅のため、全額地元負担が条件だった。建設費確保に埼玉県・本庄市及び周辺自治体からの公費と並んで企業・各種団体・住民からの寄付が集められた。 土地取得費を除く建設費の総額は約115億円。埼玉県が41億円、旧本庄市が41億円、旧児玉町を含む当時の6つの町村が20億5千万円を負担し、約14億3千万円が寄付金で、そのうち7億円は学校法人早稲田大学の寄付だった。
構想段階では「新本庄」が予定されていた。現駅名は公募で第1位となったものである。
なお、JR東日本では以下のように決定理由を説明している。
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。ホームは副本線のみに設けられており、本線は通過線となっている。
上下線とも、元から存在したコンクリート高架橋の側壁をほとんどそのまま残した上で、外側に副本線を敷設し、さらに外側にホームが設けられている。この構内構造の採用により本駅建設の工期と予算の削減、工事に伴う本線の支障を最低限にとどめることが可能となった。また、丘の斜面に駅が建設されたため、ホームの熊谷寄りは、高架構造ではなく掘割構造となっている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 上越・北陸新幹線 | 下り | 高崎・新潟・長野・富山・金沢・敦賀方面 |
2 | 上り | 大宮・東京方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
2010年頃までは、主な駅弁として下記を販売していた。
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は1,722人である。当駅から東京方面への通勤客の他にも、当駅への通学客や東京方面からの出張客も多い。
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
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2004年(平成16年) | 1,671 | |
2005年(平成17年) | 1,924 | |
2006年(平成18年) | 2,074 | |
2007年(平成19年) | 2,215 | |
2008年(平成20年) | 2,181 | |
2009年(平成21年) | 2,033 | |
2010年(平成22年) | 2,010 | |
2011年(平成23年) | 1,953 | |
2012年(平成24年) | 2,061 | |
2013年(平成25年) | 2,152 | |
2014年(平成26年) | 2,113 | |
2015年(平成27年) | 2,144 | |
2016年(平成28年) | 2,170 | |
2017年(平成29年) | 2,218 | |
2018年(平成30年) | 2,278 | |
2019年(令和元年) | 2,233 | |
2020年(令和 | 2年)1,286 | |
2021年(令和 | 3年)1,398 | |
2022年(令和 | 4年)1,722 |
駅開業と前後し、本庄市、都市再生機構などを中心に本庄早稲田の杜が整備されている。2016年には駅前に塙保己一の銅像が建立された。
当駅は、自動車で駅まで行き、新幹線に乗り換える利用形態(パークアンドライド)を想定して計画された。当駅の設置時には、駅に隣接する1,000台級の無料大駐車場が本庄市により設置され、駅開業と同時に利用が開始されていた。もともと、埼玉県北部から群馬県にかけての地域は自家用車への依存傾向が強いため、このような駅が考えられた。したがって駅勢圏は広く、県境を越えて伊勢崎市周辺からの利用も多く、さらに関越自動車道本庄児玉ICから近いことも相まって、一部は前橋市や、上越新幹線高崎駅がある高崎市にまで及んでいる。
ただし、無料駐車場はあくまで駅周辺の開発と民間駐車場の充実までの暫定施設とされていたことから、当駅周辺での民間駐車場の拡充につれて徐々に縮小され、2011年8月には全面廃止となった。
在来線(高崎線)の本庄駅周辺に立地する民間の駐車は、1日1,000円の利用料金が相場であるのに比べると、当駅周辺の民間駐車場の利用料金は安価であり、駐車場料金に加えて新幹線特急料金を払ったとしても負担感は少ない。そのため、本庄駅から、より速くて快適な新幹線を使える当駅への利用客の移転が見られる。また、当駅からの公共交通機関が少ないため、自家用車によるアクセスや、東京方面からの出張客に対しては訪問先工場などの差し向けるマイクロバスの利用が中心となっている。他には駅北口にタクシー乗り場がある。
なお、北口のロータリー内には駐車場の入口はない。ロータリー北側の県道等からの入場となる。
北口ロータリー内にバス乗降場が設置されている。
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