小牧市(こまきし)は、愛知県北西部の尾張地方に位置する市。
こまきし 小牧市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 愛知県 | ||||
市町村コード | 23219-0 | ||||
法人番号 | 2000020232190 | ||||
面積 | 62.81km2 | ||||
総人口 | 145,779人 [編集] (推計人口、2024年3月1日) | ||||
人口密度 | 2,321人/km2 | ||||
隣接自治体 | 春日井市、犬山市、江南市、岩倉市、北名古屋市、西春日井郡豊山町、丹羽郡大口町 | ||||
市の木 | タブノキ | ||||
市の花 | ツツジ | ||||
他のシンボル | こまっきー・こまき山(マスコットキャラクター) | ||||
小牧市役所 | |||||
市長 | 山下史守朗 | ||||
所在地 | 〒485-8650 愛知県小牧市堀の内三丁目1番地 北緯35度17分25秒 東経136度54分40秒 / 北緯35.29031度 東経136.911度 東経136度54分40秒 / 北緯35.29031度 東経136.911度 小牧市役所(本庁舎) | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
名古屋市の北側に位置し、複数の高速道路が交わることから、陸上交通の要衝となっている。
年間の製造品出荷額が1兆円を超える 工業都市であり、工場や物流基地の集積地である。都市雇用圏においては名古屋市や刈谷市などと共に名古屋都市圏の中心市に位置づけられている。
市の中部には、織田信長が初めて築城し、豊臣秀吉と徳川家康の天下分け目の合戦の1つである「小牧・長久手の戦い」の舞台ともなった小牧山がある。南部には県営名古屋空港(通称・小牧空港)の一部や航空自衛隊小牧基地があり、東部には桃花台ニュータウンがある。
市名の由来は、合併前の小牧町に由来する。また「小牧」とは、以下の由来が残っている。
濃尾平野の北東部に位置する。市中部と西部は比較的平坦な地形が広がっているが、東部と北部は丘陵地になっている。犬山市・春日井市との境界(小牧東IC方面)は山地である。
市内には、いくつかの山(低山)や丘が存在する。
市中部から西部にかけては、網の目のように川や用水路が流れている。市東部は2本の主だった川のほか、愛知用水が流れている。
以下は、市内を流れる川と用水路である(名称の後に「※」が付いているものは、一級河川)。
小牧市の地名を参照のこと。
2021年(令和3年)8月1日現在で、総人口は151,503人。総世帯数は68,823世帯。男女比は、男性76,675、女性74,828。また2007年1月1日時点の外国人登録者数が約1万人で、総人口の5.8%を占めている。その内の半分強(54%)がブラジル国籍で、以下中国、ペルー、フィリピン(各約10%)と続く。
小牧市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小牧市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 小牧市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
小牧市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
郡 | 明治22年以前 | 明治22年10月1日 | 明治22年 - 明治45年 | 大正1年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | |||
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東 春 日 井 郡 | 小牧村 | 小牧町 | 小牧町 | 明治39年7月16日 合併 小牧町 | 小牧町 | 昭和30年1月1日 合併 小牧市 | 小牧市 | ||
小牧原新田 | |||||||||
北外山村 | 外山村 | 外山村 | |||||||
北外山入鹿新田 | |||||||||
南外山村 | 南外山村 | ||||||||
春日井寺入鹿新田 | |||||||||
村中村 | 境村 | 境村 | |||||||
入鹿出新田 | |||||||||
河内屋新田 | |||||||||
村中原新田 | |||||||||
間々村 | 明治27年1月23日 分立 真々村 | ||||||||
間々原新田 | |||||||||
三ツ淵村 | 和多里村 | 和多里村 | |||||||
三ツ淵原新田 | |||||||||
舟津村 | |||||||||
西ノ島村 | |||||||||
東田中村 | 味岡村 | 味岡村 | 明治39年7月16日 合併 味岡村 | 味岡村 | |||||
本庄村 | |||||||||
二重堀村 | 二重堀村 | ||||||||
中根新田 | |||||||||
文津村 | |||||||||
小松寺村 | |||||||||
岩崎村 | 岩崎村 | 岩崎村 | |||||||
岩崎原新田 | |||||||||
久保一色村 | 久保一色村 | 久保一色村 | |||||||
上末村 | 陶村 | 陶村 | 明治39年7月16日 合併 篠岡村 | 篠岡村 | |||||
下末村 | |||||||||
池之内村 | 池林村 | 池林村 | |||||||
林村 | |||||||||
大草村 | 大草村 | 大草村 | |||||||
大山村 | 大野村 | 大野村 | |||||||
野口村 | |||||||||
西 春 日 井 郡 | 大気村 | 多気村 | 多気村 | 多気村 | 明治39年7月16日 合併 北里村 (「薬師寺」を除く) | 北里村 (「薬師寺」を除く) | 北里村 (「薬師寺」を除く) | 昭和38年9月1日 小牧市に編入 | |
坂場村 | |||||||||
小針村 | 小針村 | 尾張村 | 尾張村 | ||||||
小針巳新田 | |||||||||
小針入鹿新田 | |||||||||
市之久田村 | 市之久田村 | ||||||||
市之久田新田 | |||||||||
小木村 | 小木村 | 小木村 | |||||||
藤島村 | 明治33年7月16日 分立 五条村(藤島) |
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初代 | 加藤諦進 | 1955年2月1日 | 1959年1月 | |
2代 | 神戸眞 | 1959年1月18日 | 1967年7月13日 | 任期中に死去。元衆議院議員 |
3代 | 舟橋久男 | 1967年8月27日 | 1979年8月26日 | |
4代 | 佐橋薫 | 1979年8月27日 | 1995年1月20日 | 辞職 |
5代 | 中野直輝 | 1995年2月26日 | 2011年2月25日 | |
6代 | 山下史守朗 | 2011年2月26日 | 現職 |
本庁舎
階 | 概要 |
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6F | 市民生活部(防災危機管理課) |
5F | 市長室、副市長室、市長公室(行政改革課、秘書政策課) |
4F | 市長公室(広報広聴課、人事課)、総務部(総務課、契約審査課、資産管理課、財政課)、選挙管理委員会(事務局) |
3F | 地域活性化営業部(シティプロモーション課、農政課、商工振興課、企業立地推進課)、健康生きがい支え合い推進部(健康生きがい推進課、支え合い協働推進課、文化・スポーツ課、小牧市教育委員会事務局(教育総務部、学校教育ICT推進室、学校教育課、文化財課、小牧山課) |
2F | こども未来部(こども政策課、幼児教育・保育課)、総務部(市民税課、資産税課、収税課、債権回収特別対策室)、市民生活部(市民安全課、自治会支援室、多文化共生推進室、環境対策課、ごみ政策課) |
1F | 福祉部(福祉総務課、地域包括ケア推進室、市民窓口課、保険医療課、介護保険課、障がい福祉課)、会計管理者(会計課) |
B1F | 駐車場 |
東庁舎
階 | 概要 |
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5F | 傍聴席 |
4F | 監査委員(事務局) |
3F | 小牧市議会、議会事務局(議事課) |
2F | 建設部(用地課)、都市政策部(都市計画課、東部まちづくり推進室、都市整備課、みどり公園課、区画整理課) |
1F | 建設部(道路課、河川課、建築課)、愛知県春日井保健所 小牧保健分室、小牧市就労支援センター |
市章は、左からカタカナで「コ」「マ」「キ」を表し、また市章全体は正面から見た航空機の機関部を表している。1955年(昭和30年)4月1日制定。
ツツジ。1972年(昭和47年)8月制定。
2019年度(平成31年度)当初予算案
会計名 | 予算額 | 前年度対比 |
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一般会計 | 547億5,200万円 | 4.7%減 |
特別会計 | 255億8,181万6千円 | 15.3%減 |
企業会計 | 401億 283万9千円 | 16.4%減 |
全会計 | 1,204億3,665万5千円 | 11.2%減 |
候補者名 | 当落 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
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山下智也 | 当 | 45 | 自由民主党 | 現 | 無投票 |
天野正基 | 当 | 49 | 無所属 | 現 | 無投票 |
候補者名 | 当落 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
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山下智也 | 当 | 41 | 自由民主党 | 現 | 15,791票 |
天野正基 | 当 | 45 | 民主党 | 元 | 13,238票 |
鈴木達也 | 落 | 62 | 無所属 | 新 | 10,023票 |
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 丹羽秀樹 | 48 | 自由民主党 | 前 | 136,168票 | ○ |
松田功 | 53 | 立憲民主党 | 前 | 76,912票 | ○ | |
内田謙 | 71 | 日本共産党 | 新 | 20,299票 |
3次救急の小牧市民病院ほか、市内には、合計127か所の病院・診療所がある。
公立図書館は5箇所ある。
パークアリーナ小牧は2008年までフットサルクラブの名古屋オーシャンズのホームアリーナとして利用された。
小牧市国際交流協会などが組織されるなど、市民の外国との交流や市内在住外国人との交流を支援など積極的に行われている。
都市名 | 国名 | 地域名 | 提携年月日 |
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ワイアンドット市 | アメリカ合衆国 | ミシガン州 | 1963年(昭和38年)3月22日 |
都市名 | 国名 | 地域名 | 提携年月日 |
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安養市 | 大韓民国 | 京畿道 | 1979年(昭和54年)8月 |
グラント郡 | アメリカ合衆国 | ワシントン州 | 2019年(令和元年)12月18日 |
2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた。
都市名 | 地方名 | 都道府県名 | 提携年月日 |
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二海郡八雲町 | 北海道 | 渡島総合振興局 | 1986年(昭和61年)10月24日 |
八雲に入植した尾張徳川家の旧領との縁により友好都市提携調印(かつて尾張徳川家は小牧に広大な山林を有していた)。
都市名 | 地方名 | 都道府県名 | 提携年月日 |
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二海郡八雲町 | 北海道 | 渡島総合振興局 | 2011年(平成23年)7月1日 |
松戸市 | 関東地方 | 千葉県 | 2012年(平成24年)2月3日 |
菊川市 | 中部地方 | 静岡県 | 2013年(平成25年)11月18日 |
東松島市 | 東北地方 | 宮城県 | 2014年(平成26年)2月3日 |
南国市 | 四国地方 | 高知県 | 2014年(平成26年)7月1日 |
出雲市 | 中国地方 | 島根県 | 2016年(平成28年)4月28日 |
市内の一部にある県営名古屋空港は、アメリカ合衆国ワシントン州のモーゼスレイク市にあるグラント郡国際空港と姉妹空港提携をおこなっている。
空港名 | 国名 | 地域名 | 提携年月日 |
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グラント郡国際空港 | アメリカ合衆国 | ワシントン州 モーゼスレイク市 | 2016年(平成28年)10月18日 県営名古屋空港と姉妹提携調印 |
かつては「小牧菜どころ米どころ」と言われ、桃や米作りなどの農業が盛んな田園都市であった。東名高速道路・名神高速道路・中央自動車道の三大ハイウェイ結節点と言う立地条件にも恵まれ、それに加えて名古屋高速道路小牧線が小牧ICに接続し、国道などの道路網が整備されると、大都市である名古屋市の北郊にある立地条件などから、交通の要所として近隣の一宮市や春日井市などと共に内陸工業都市へと発展した。近年は積極的に物流拠点や工場誘致を行い、多くの企業が進出している。
※市内にある中学校は全て"市立"である。
※市内にある小学校は全て"市立"である。
市の中心となる駅:小牧駅
ピーチライナーが廃止された2006年以降、鉄道は市を南北に貫通する名鉄小牧線のみが現存する。東西移動に使える鉄道路線は名鉄岩倉支線の廃止後は存在しない。
※上記以外にも、高速バスが複数運行されている(詳細は、桃花台バスストップ参照)。
かつてこの地で「小牧・長久手の戦い」が繰り広げられたということもあり、城郭や砦などが多数市内に存在する。
小牧市西部は小牧山城の城下町、上街道小牧宿の宿場町としての歴史を持っていることもあり、小牧市内には数多くの寺院・神社が所在している。約130の寺院・神社がある。
名称 | 競技種目 | 所属リーグ | 本拠地 | 運営会社・団体 | 設立 |
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名古屋オーシャンズ | フットサル | Fリーグ | テバオーシャンアリーナ パークアリーナ小牧 | 武田テバファーマ | 2006年 |
ヒタチエクスプレス硬式野球部 | 野球 | JABA (社会人野球) | 小牧市民球場 | ヒタチエクスプレス | 2006年 |
ACミランサッカースクール愛知校 | サッカー | サッカースクール | パークアリーナ小牧 | ACミラン愛知 | 2011年 |
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