ブロック・パーディ: アメリカンフットボール選手、クォーターバック

カレッジ

アイオワ州立大学で4年間プレーし、通算で12,170パス獲得ヤードを記録した。4年目の2021年シーズン終了後、2022年のNFLドラフトにエントリーした。

サンフランシスコ・49ers

Mr. イレレバント（ドラフト全体最下位）としてサンフランシスコ・49ersから指名され、その後ルーキー契約を結んだ。

2022年シーズン

QB3として開幕を迎えた。第2週でQB1のトレイ・ランスがシーズン終了の負傷をし、第13週のマイアミ・ドルフィンズ戦の第1Qにて、その後先発を務めていたQB2のジミー・ガロポロが足を負傷して離脱。これを受けて途中出場し、210パス獲得ヤード、2つのタッチダウンパスを記録して勝利に貢献した。Mr. イレレバントの選手がレギュラーシーズンの試合でタッチダウンパスを記録したのはNFL史上初であった。

続く第14週、トム・ブレイディ擁するタンパベイ・バッカニアーズ戦にてキャリア初先発し、35-7で勝利。NFLにおいて、キャリア初先発でブレイディに勝利した史上初のクォーターバックとなった。

その後、先発QBとしては5連勝、チームは10連勝でレギュラーシーズンを終えた。また12月の攻撃部門月間最優秀新人選手に選出された。プレーオフでも2連勝したが、フィラデルフィア・イーグルスを相手のNFCチャンピオンシップゲームでは1Qで右腕を負傷して交代したが、リリーフしたジョシュ・ジョンソンも脳震盪で退場、やむを得ず復帰したものの長いパスは投げられずに敗退した。のちに右肘の内側側副靭帯（UCL）断裂が判明した。

2023年シーズン

シーズンオフの3月に右肘靭帯の修復手術を行い、順調に回復して開幕戦に出場した。その後は先発出場を続けてチームを第1シードでのプレーオフに導いた。リーグ最多得票でプロボウルに選出された。プレーオフでは2試合続けて逆転勝ちを収め、チームをスーパーボウルに導いた。

年度別成績

レギュラーシーズン

• 2022年度シーズン終了時
• 太字は自身最高記録
• ■はリーグ最高記録

ポストシーズン

敬虔なキリスト教徒で信仰心を公言している。記者会見やインタビューにおいて、信仰が人生に大きく影響していることを語っている。幼少の頃からマイアミ・ドルフィンズのファンで、ダン・マリーノにあやかって背番号13番を着用している。

NFLの最初の2シーズンにおいて、オフェンシブ・ラインマンのニック・ザケルジ、アルフレッド・ガティレスとルームシェアしていた。ドラフト最下位指名に関わらずスタータークォーターバックとなったことにより、「ミスター・リレレバント」と呼び名がついている。

2023年7月、ガールフレンドのジェナ・ブラントと婚約したことを発表した。