コーパヴォグル (Kópavogur)は、アイスランドの都市。人口は3万9733人(2023年推計値)で自治体としてはアイスランド第二の規模である。首都レイキャヴィークのすぐ南にあり、大レイキャヴィークの一部である。
大半が住宅地であるが、多くの商業・産業活動も行われている。町名は『赤ん坊アザラシの湾』を意味する。町の紋章にはコーパヴォグル教会と、アザラシの赤ん坊が描かれている。
アイスランドで最も高層の建物がコーパヴォグル郊外にあるスマラトルグ・タワー(77.6m)である。
コーパヴォグルは、1662年にコーパヴォグル集会が行われた場所として歴史に残っている。この出来事は、アイスランド全島がデンマーク=ノルウェー王国に併合されるとして、ルーテル教会の司教ブリンヨルフル・スヴェインソンとアイスランド島民の代表アルニ・オッドッソンが文書に署名したものである。これは、デンマーク王家がアイスランドにも絶対君主制を導入したものであった。
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